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大学受験・化学の参考書比較

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こんにちは!

MySTEP(マイステップ)です!

 

今回は、

化学の参考書比較

をお伝えします!

化学の勉強法については後日ブログで詳しくお伝えします!

 

 

比較する参考書はこちら!

  

講義系参考書

『宇宙一分かりやすい高校化学』

【改訂版】宇宙一わかりやすい高校化学(理論化学)宇宙一わかりやすい高校化学(有機化学)宇宙一わかりやすい高校化学 無機化学

 

『大学入試(岡野)シリーズ』

岡野の化学基礎が初歩からしっかり身につく 岡野の化学が初歩からしっかり身につく 「理論化学(1)」

岡野の化学が初歩からしっかり身につく 「無機化学+有機化学(1)」岡野の化学が初歩からしっかり身につく 「理論化学(2)+有機化学(2)」

 

 

『Doシリーズ(鎌田・福間)』

 鎌田の理論化学の講義(大学受験Doシリーズ)鎌田の有機化学の講義 三訂版(大学受験Doシリーズ)福間の無機化学の講義 三訂版(大学受験Doシリーズ)

 

 

 辞書系参考書

『化学の新研究』

理系大学受験 化学の新研究 改訂版

 

本日はこの4種類を紹介します!

 

講義系参考書

『宇宙一分かりやすい高校化学』

 (理論・有機・無機)船登惟希著

【改訂版】宇宙一わかりやすい高校化学(理論化学)宇宙一わかりやすい高校化学(有機化学)宇宙一わかりやすい高校化学 無機化学

良い点

本書は分かりやすさと化学の基本的知識を習得することに力を入れています。

 

図やイラストを多用し、専門用語による解説を極力避けることで難易度の簡易化をしています。計算もパターン化し、どの問題でも当てはめられるようにしています。

 

理論、無機、有機の順に読むことを薦めていますが、内容的なつながりがあるわけではないので無機と有機は逆に進めても構いません。

 

文字・イラストの大きさは他のテキストに比べ大きいです。

高校教材でよく感じられる重苦しさは本書ではかなり軽減されています。

 

左ページに解説、右ページにイラストを集めているため、右半分を流し見てイメージを作ってから左の解説に入るなど、工夫して読み進むことで効率を上げることが可能です。

 

別冊問題集が付属しています。

本書の一定の部分まで読むと、そこまでに対応する問題が指示され、それを解くことで内容理解の確認を行うことも可能です。

解説もついているので、自分で進めやすくなっています。

 

「化学をゼロから学び始めたい人」

「化学が非常に苦手で一人で進める自信がない人」

におすすめです。

 

悪い点

分かりやすさに焦点を当てているため、書かれていない内容も多く存在します。

細かいところまで詰めようと考えている場合は、この本だけでは不十分になります。

 

また、他の問題集などの解説は簡単に表現していない場合が多いので、それらとの難易度の差に苦戦するかもしれません。

 

さらに、他のテキストに比べかなり分厚くなっているので、有機・無機を読んでいるときに理論に戻って調べたいものがあるとき手間がかかります。

情報の一元化をして効率を上げる必要があります。

 

問題集の問題は一般的な問題集の例題・基本問題レベルであり、数も多くはないので別に演習テキストを用意しましょう。

 

『岡野の化学基礎が初歩からしっかり身につく』
『岡野の化学が初歩からしっかり身につく』

岡野雅司著

岡野の化学基礎が初歩からしっかり身につく岡野の化学が初歩からしっかり身につく 「理論化学(1)」

岡野の化学が初歩からしっかり身につく 「無機化学+有機化学(1)」岡野の化学が初歩からしっかり身につく 「理論化学(2)+有機化学(2)」

 

良い点

本書は化学基礎と化学を別のテキストに分けて構成しているテキストです。

化学基礎しか選択しない場合や化学基礎だけをひとまず固めたい場合に重宝します。

 

図や文字は大きめに使われているので読み進めやすく、この図はイメージイラストより本格的な図に寄せているため良い解釈をすることが可能です。

 

説明では、「岡野流解法」という名前でオリジナル解法が紹介されています。

また、「化学を比で解く」ことをおすすめしているテキストです。

 

各単元の終わりに演習問題が付属しており、読んで得た知識をアウトプットすることが可能です。

 

解説は講義の流れをなぞっているので、読み詰まることは少ないでしょう。

計算問題など別解が存在するものはそれらも載せています。

 

化学は理論化学①、無機化学有機化学①、理論化学②+有機化学②の3冊に分かれており、バランス良く進めることを目標としています。

 

理論②は化学の中で最も難しいと思われる分野を扱っており、化学にかなり慣れてから触れることで難易度を下げています。

 

理論化学①の目次には各単元に科目のマークが書かれているので、理論化学①のテキストで化学基礎のみを学ぶことは可能です。

 

「文系理系問わず化学を受験科目に考えている人」

「別の演習問題を解く時間はないが、最低限の演習だけでもしたい人」

におすすめです。

 

悪い点

本書の内容は基礎基本を固めるレベルであり、難関校を目指す場合に知識量に不安が残ります。

別の辞書タイプのテキストが欠かせないですが、それらは「岡野流解法」を用いない解説を使っているため、得た知識との差に苦戦する可能性があります。

 

問題量は最低限の量ですので、別のテキストも並行して用いることで効率よくインプット・アウトプットを行うことができます。

 

本書は理論と有機が2冊に分けて構成しているため、2冊を終えるまで完成しません。必ず最後までやり遂げないと戦力にできません。

  

『Doシリーズ鎌田の理論(有機)化学の講義』
『Doシリーズ福間の無機化学の講義』

鎌田真影著・福間智人著

 

鎌田の理論化学の講義(大学受験Doシリーズ)鎌田の有機化学の講義 三訂版(大学受験Doシリーズ)福間の無機化学の講義 三訂版(大学受験Doシリーズ)

良い点

本書はシンプルにまとまっています。

図は本格的なものが多いので、反応の過程や物質の概形を正確に捉えることが出来ます。

 

理論化学の前半は化学基礎、中盤から後半が化学になっているので、化学基礎だけ学びたい場合は前の方を使用しましょう。

 

書いてある内容の難易度は高めで、他の2冊には載せていない、あるいは明言されていないことも詳しく説明されています。

 

「入試攻略への必須問題」は例題のようなものであり、読んだ内容のアウトプットをすることができます。

 

中には大学の過去問を用いていることもあり、実戦力を高めることができます。

 

解答に直接関係のないものも詳細を書いてくれているので、1問から吸える限りの知識を吸い尽くしてくれています。

 

「化学が得意な方人」

「難関校を志望していて、この先難しい問題集に取り組む人」

「学校などで一度化学基礎・化学をさっと終えた人」

に強くおすすめのシリーズです。

 

悪い点

本書は一冊で化学の学習を完結させるために専門的な知識・言葉を多用しています。

そのため化学が苦手もしくは嫌いな方には向いていません。

得意な方でも一人で進めるには根気よく時間をかけて取り組む必要があります。

 

イラストによる簡単な表現は少なく専門的な図が多いため初見では飛ばしがちですが、そこまで見て理解しないと本書を使いこなせません。

 

付属問題の難易度は基礎問題から難関校の過去問まで様々です。

あまり統一感ある選択ではないので、付属問題は知識の使い方の例という風に割り切って、別の問題集でアウトプットするほうが実力は高めることができます。

 

まとめ

『宇宙一分かりやすい高校化学』

化学基礎や化学の知識がない、イチから始めたい、化学が苦手な方向け

 

『岡野シリーズ』

中堅以上を目指す方、苦手を得意に変えたい方向け

 

『Doシリーズ』

化学を得意・得点源にしたい方、難関校志望の方向け

 

 

辞書系参考書

『化学の新研究』

卜部𠮷庸著

理系大学受験 化学の新研究 改訂版

 

良い点

本書はまるで化学に特化した辞書のような参考書で、この本でキーワードを検索して載っていないものは無いと言えるでしょう。

学校の一般的な教科書に載っている内容を教科書の1.5倍詳しく説明しています(著者が1.5倍と明記しています)。

 

本書の構成要素として、通常の解説のほかに

「詳説・補足」「参考」「例題」「Science Box」があります。

 

「詳説・補足」は解説の中で現れた注釈の説明です。

詳説の方が重要度は高く、補足は一周目では飛ばしても構いません。

 

「参考」はたとえ話などを用いることで概要理解・イメージ付けを行います。

専門用語の感覚的理解に役立ちます。

 

「例題」はインプットした知識を応用する練習に適しています。

実際に出題された過去問から選りすぐられているので、入試応用力が高められます。

 

「Science Box」高校教養範囲を超えた内容を扱っています。

近年に見られる大学教養範囲からの出題に対応できるようまとめています。

余裕ができてから取り組んでも十分間に合います。

 

「難関校の問題集を解いているときにわからないものが出てきた人」

「別教材で既に化学のすべてを理解し、得意科目になっている人」

にお勧めです。

 

悪い点

とにかく情報量が多いこと難しい表現が多いため、化学を始める方もしくは苦手な方には絶対におすすめできません。

 

化学が得意な方でも、基礎基本を固める目的でこのテキストを使うことは避けるべきです。

このテキストに手を出すのは、今持っているテキストで分からないことが解決できなくなったときでも遅くありません。

本書でも注意書きされていますが、演習量は足りていないため、別に問題集を用意する必要があります。

 

以上参考書比較でした!

この他にも、

化学レベル別問題集 3上級編 (東進ブックス 大学受験 レベル別問題集)化学レベル別問題集 4難関編 (東進ブックス 大学受験 レベル別問題集シリーズ)

セミナー化学基礎+化学セミナー化学基礎セミナー化学

化学[化学基礎・化学] 標準問題精講 五訂版化学(化学基礎・化学)基礎問題精講 三訂版理系標準問題集 化学 (駿台受験シリーズ) 新装版

 

さらには化学の王道

実戦化学重要問題集ー化学基礎・化学 2019

 

なども紹介したいのですが、また次回に!

次回もお楽しみに!

 

mystep.hatenablog.jp

mystep.hatenablog.jp

 

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中学受験のメリット ~小学校基礎内容で受験はできるのか?~

 こんにちは!MySTEPです!

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「中学受験に興味があるけど、塾選びとか自宅学習の方法とか、全くわからないんですが・・・」
 
 
「中学受験って、開成とか桜蔭とかそういう名門校を目指す人がやるものでしょ?」
 
 
「学校の授業にもついていけないのに、中学受験なんて無理なんじゃないの?」
 
こうしたお悩み・疑問を抱えている方は、多いのではないでしょうか。
 
学校のテストで50~60点くらいしか取れない・・・
 
なかなか学習に集中できない・・・
 
今まで塾に通ったことがない・・・
 
そのようなお悩みを抱えた生徒様にこそ、
「中学受験」をおすすめします!
 
実は、「中学受験」をすることで、様々な「イイコト」があるのです。
 
今回は、そんな「中学受験のメリット」をご紹介します。

 その1
 手厚いサポートが受けられる!

「私立」と聞くと、進度が速い・難関大学に強いなど、進学校のようなイメージがあるかもしれません。
 
「そんな学校にうちの子がついていけるのか・・・」と不安になりますよね。
 
しかし、偏差値50以下の学校の中にも、少人数編成で一人一人に合わせた指導や支援を行い、大学進学までしっかりサポートしてくれる学校が多くあるのです!
 
少人数編成
公立中学・高校においては、1クラスあたり30~40人が普通ですが、私立学校の中には、1クラス10~20人とし、担任の他に補助教員等を配置している学校があります。
 
そのため、生徒一人一人に目が届きやすく、生徒本人の困り感を解消しやすい環境が整っています。
 
さらに、授業は到達度別に分けて行われる場合も多いため、生徒様の学習状況に合わせた指導を受けることができます。

 

大学進学までサポート
私立の学校は、指定校推薦の枠を多く持っている学校が多いです。
 
特に、キリスト教の学校(主に女子校)の中には、同じキリスト教の宗派(カトリックプロテスタント等)の大学の推薦枠を他の学校よりも多く持っている場合があります。
 
また、高大連携(授業を高校と大学関係なく受けられる体制)を取っている学校もあり、高校で受けた授業が大学の単位として認められています。
 
さらに、連携を取っている指定校推薦枠も多くなっています。
 
【玉川聖学院】
指定校推薦枠:青山学院大学(15名)、明治学院大学(16名)、国際基督教大学など
 
指定校推薦枠:立教大学(80名)など
 
【捜真女学校】
指定校推薦枠:上智大学慶応義塾大学、青山学院大学国際基督教大学など(124校、合計619人)
※( )内の数値は2018年入試の結果です。
 

その2 
中学から高校(大学)まで
一貫した教育が受けられる!

私立の学校は、主に中高(大)一貫教育を行っている学校がほとんどであり、中学から大学までを受験せず、成績による審査や簡易的なテストのみで進学することが可能です。
 
(ほとんどの学校が、80~100%の生徒の進学を認めています。)
 
そのため、中学内容と高校内容の学習を垣根なく授業を受けることができます。
 
高校内容を中学の段階で学習するため、公立の学校の生徒よりも早い時期から大学受験(一般受験)の準備ができます。
また、6年間を慣れた環境で過ごすため、環境の変化に戸惑うことなく安心して学校生活を送ることができるのも、魅力の一つです。
 

その3
受験経験によって基礎学力や
学習習慣が身につく!

「中学受験」の学習において身につくのは、
「基礎計算力」と「暗記力」です。
未熟な発達段階にある児童期においては、単純作業や単純暗記によって知識を身につける学習法(いわゆる詰め込み型教育)が効果的であり、多くの塾がそうした学習法を実施しています。
例えば、計算においては「はかせ(はやく・かんたんに・せいかくに)」を合言葉に、いかに効率的に答えを導くかを学習します。
 
小学校の学習では解かないような複雑な計算でも、計算のきまりを学び、その通りに計算さえすれば正答が容易になります。
 
また、膨大な量の漢字や四字熟語・慣用句、社会・理科の用語なども暗記しなければならないため、たとえ受験が終了しても漢検の対策や中学の学習等に活用できます。
 
さらに、「中学受験」で重要なのは「学習時間」です。
 
多くの塾では、期別講習等で「朝9時から夜10時まで」授業が実施されたり、毎日出されるノルマや宿題があったりするため、毎日決まった時間に学習することや長時間の学習に耐性がつきます。
 
さらに!中学受験で学習する内容は、中学3年生までに学習する内容を「図や表を使って、簡単な言葉や考えに置き換えて」学習していくため、自然と中学内容の学習が身につくようになっているのです。
 
たとえ志望校に合格できなかったとしても、「中学受験」で培った学力は、どこへ行っても役に立ちます!
 

オマケ
基礎レベルや小学校で習う
範囲の学習でも受験はできる!

「中学受験」の学習内容は、小学校の範囲を超えてしまうことがほとんどです。
 
特に、算数においては「特殊算」と呼ばれる、鶴亀算旅人算・植木算・仕事算などの複雑な分野の学習が必須です。
 
そのため、「うちの子には無理・・・」と諦めてしまう方が多いのではないでしょうか。
 
しかし、「特殊算」などの「中学受験」特有の分野があまり出題されない学校や、出題されたとしても基礎レベルしか出題されない学校も存在します。
 
また、国語においても、漢字や四字熟語・慣用句でしっかり得点できれば、合格が狙える学校もあります。
 
もし、学校の偏差値や大学合格実績などにこだわらないのであれば、そうした学校の受験を視野に入れて「中学受験」を検討するのもいいかもしれません。
 
このように、「中学受験」は学習や学校生活において不安がある生徒様にこそチャレンジしてもらい、よりよい環境で学校生活を送ってもらいたいと思っています。
 
 

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講師紹介 早稲田大学 先進理工学部 石黒先生

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講師紹介 明治大学 文学部 森嶋先生

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講師紹介 慶應義塾大学 経済学部 植田先生

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講師紹介 東京工業大学 二類 嵯峨野先生

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 こんにちは!MySTEPです!

 今回は講師紹介第4弾!

東京工業大学 二類

嵯峨野先生を紹介します!

 

 

 

嵯峨野先生

【プロフィール】

【出身地】東京

【学生時代の部活】スキー【趣味】パソコン

【将来の夢】研究職 【座右の銘】千里の道も一歩から    

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嵯峨野先生は理系講師ですが、社会や国語といった文系の授業も生徒から「面白い」「分かりやすい」と人気です。

 

そんな嵯峨野先生は高1の時に成績が上がらず、大手予備校の「〇進」に通うも、「自分で勉強した方が早い」ということに気づき、ほとんど授業を受けることなく、結局、自習室利用のために授業料を払ってしまったという経験の持ち主です。

 

嵯峨野先生のように難関大合格者の予備校や塾の活用の仕方は、これから塾や予備校に通おうと考えている人には知っておいてもらいたいです。

 

塾や予備校は自分が成長するため利用するものです!

 

利用されてはいけません!

 

塾や予備校の利用法はまたいつかブログで紹介します!

 

嵯峨野先生には受験生へのメッセージと、勉強法、出身大学についての紹介文を書いてもらいました!参考にしてみて下さい!

 

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【受験生へメッセージ】

 ~中学受験生へ~

Q

受験で大切なこと

 

A

当然のことだと思いますが、なぜ受験をするのか考えることです。

 

どうして受験するの?と聞かれたときに応えられる人は問題ないです。

 

しかし私の例をとると、ある日母親に連れられて、とある部屋に座らされ気付いたらそのまま塾に入学していたので、中学受験をする理由についてはあまり考えないまま勉強していたし、受験についてもあまり知りませんでした。

 

最終的に受験をする理由を見つけて、無事志望校を決めることが出来ました。

 

理由を見つける時間」もまた受験には大切です。

 

Q

勉強がつらい

 

A

中学受験では、魔方陣や嘘をついている人を探す問題など面白い問題が多いと思います。そういう問題をちょっとずつ楽しみながら勉強するといいのではないでしょうか。

 

 ~大学受験生へ~

Q

時間がない、勉強法は?

 

A

自分に合った勉強法を見つけるために色々試して質を高めてください。

効率的な方法を見つけることが合格の近道です。

 

Q

受験直前なのに偏差値が上がらない

 

A

最終的には偏差値を上げるための勉強にあまり意味はありません。

特に大学受験は大学ごとに独特な入試スタイルがあるので、志望校に合格するための勉強をするべきです。

 

Q

特に数学の勉強法は?

 

A

数学では基本的に問題演習が一番効果的です。

わからない時に一問に費やすべき時間について、少なくとも30分は考えてから解答を見るべきです。

 

私は問題によっては一日悩むことにしていました。

 

そしてフムフムと納得して終わるのでなく、

 

「なぜ自分は解けなかったのか」

「なぜ解答はこのような解き方をしているのか」

 

を考えると効率的に吸収できます。

 

Q

ここまで読んで、なぜ合格できたの?

 

A

私が志望校に合格できたのは、諦めなかったこと。

自分に自信があったからだと思います。

 

実は、私は模試でE判定しか取ったことがありませんでした。

 

しかし判定を見ても落ち込まずに、結果の紙を親の目の届かないところへ隠す事を考えていました。

 

そのかわりその問題を解くことが出来るようになるのは勿論、それ以上の事を模試から学べるように努力していました。

 

学んだことはノートにとり、たまに見返すようにしていました。

 

このノートが僕の自信につながっていたと思います。

 

Q

数学が何の役に立つかわからない

 

A

数学は・・・役に立ちます。

 

学校が数学で学ばせたいのは論理的思考法です。

 

また、スクールの語源スコレーは精神的充足を与える「暇」という意味なので、数学を学ぶことで心が豊かになるのではないでしょうか?

 

Q

やる気が出ない

 

A

人間というのは、やり始めてからやる気が出るらしいです。

僕はやる気を出すためにウォーミングアップとして、簡単な問題を解くようにしていました。

 

【勉強法について】

英語

一つ言えることは、単語を覚えずに受験勉強は始まらないということです。

 

単語がわかれば文法がわからなくても意味くらいは理解できます。

 

むしろ単語がわからないと文章の意味が分からない為に、文法の勉強に支障をきたすことになるでしょう。

 

だから、まずは単語を覚えてください。

 

重要性が分かればあなたも受験生の仲間入りです。

 

数学

数学は、二種類の思考を組み合わせて問題を解くことになると思います。

 

それは施行と閃きです。

 

問題という地図を片手に宝探しをしているとして、とりあえず歩き回ってみたり、遠くまで見渡したりすることと例えられるかもしれません。

 

あたりを見渡して宝が見えればラッキーですし、見えないならとりあえず歩き回ってみなければなりません。

 

ちなみに地図を読み取る力が、テクニックだったり定石だったりすると思います。

 

で、私は閃きを大事にしてほしいのです。

 

テクニックや施行は真面目に勉強していれば勝手についてくると思います。

 

どんな参考書もテクニックと定石を解説に載せますし、施行は問題を解くときの基本です。

 

でも閃き方を教えてくれる本はあまりないと思います。

 

ですから、普段から問題を解くとき、自分の閃きを大切にしてほしいと思います。

 

化学

化学は暗記です。

私はテキストを三周して付箋を貼りまくり丸暗記しました。

 

問題を解く→間違える→テキストを見返す→該当の個所に付箋を貼る→たまにテキストを開いて覚えているかチェック→覚えてないところに付箋を貼る

 

これだけで、そんなに苦労せず一か月で丸暗記できました。

 

高校の化学は多いように見えて実は少ないのです。

 

物理

物理は力学さえできてしまえばそんなに苦労することなくできてしまうと思います。

ですから、力学を完璧にすることが先決です。

 

その時、公式ばかりに頼っていると本質がどこかに行ってしまい応用力がなくなってしまいがちです。

 

物理は式の表す意味に着目しながら解くと良いと思います。

 

 

【学校紹介】東京工業大学

東大の二番ではありますが、世界でも最先端の学校です。

 

研究員と大学生の生活環境が分離されていないので普段から最先端に触れることが出来ます。

 

また理系に偏った人間を作らない為に文系教養科目があることも安心です。

 

あの池上彰さんも東工大の教授をやっています。

1年の間は殆ど教養科目で、徐々に専門科目が増えていくことになります。

 

東京工業大学
入試の特徴

特徴的な問題形式をとってくる事で有名です。

まず、数学の配点が高い。750点中300点を占めます。

 

ほかの科目はそれぞれ150点満点です。

ですから、数学力を求めているのがわかると思います。

 

毎年多少の上下はあるものの、大体450点取ればどこの類(2019年から学院)でも受かるといわれています。

 

数学

難しいです。

 

形式はたびたび変わるものの、近年は大問が5問ありすべて完全記述です。

 

小問集合はありません。

一問目からパワー全開で取り掛からなければなりません。

 

また、試験時間は圧倒的な3時間という長さ。

 

つまり、それだけ重い問題を出されるという事でもあり、集中力や時間をかけて答案を仕上げる力を試されているという事でもあります。

 

5問中、2問完答+他部分点で150点以上を取るのが合格の最低ラインです。

 

ですから、5問すべてに均等に割くよりも3問を完璧にそろえた方が効率的に合格を狙えます。

 

英語

毎年超長文と呼ばれる英文読解が出されます。

 

内容は科学的なものから経済的なものまでさまざまで、論文から引っ張られてくることが多いです。

 

ですから、難しい単語なども出てきますが、そのような単語には注釈がついています(英語で)。

 

単語問題などは一切出ず、それよりも読解力や理解力を試される試験です。

 

そのため、普段から長文読解に慣れておく必要があります。

 

英語は150点満点ですが、他の教科とも相談して目標点を決めると良いでしょう。

 

100点以上を取る人もいれば、50点以下を取る人もいる、合格者の中で最も差が現われる教科です。

 

物理

多くの問題が記述で構成されます。

 

誘導に乗れば大して難しい問題ではないことも多いですが、やはり難しいこともあります。

 

ですが、基本がきっちりとできていれば、そこまで苦労することはないでしょう。

 

大体過去問と同じような問題が出ます。

150点中100点は欲しいところです。

 

化学

記述はなく、計算結果だけを書く問題と、選択肢を選ぶ問題がほとんどを占めます。

 

しかしそこで侮れないのが東工大

 

「正しい選択肢を1つまたは2つ選べ」というような意地の悪い問題で基本を本当に理解しているか試してきます。

 

また過去に唯一の難を超えたレジェンドという評価の問題を出したことでも有名です。

 

東工大の中でもかなり手ごわい科目だと思います。

 

取れる問題で着実に稼ぐために基本的な知識は完璧にする必要があります。

 

150点中100点を目標にしましょう。

 

【学校紹介】
桐朋(中高一貫)

男子校です。あまりにも自由過ぎる校風から、進学校(一応)であるにもかかわらず、半分以上が浪人することもある学校です。

 

という事で、

 

桐朋のここが自由!Best3」

 

を作ってみました。

 

1位 

修学旅行先の部屋ですき焼き

 

2位 

卒業式の壇上で生徒が校長先生におにぎりを振舞う

 

3位 

学校でしゃぶしゃぶ(IHヒーターなので火事の心配はなし)

 

食べてばっかり。。

 

ただ、本当の自由だとか、他人を認めることだとか、大切なことが学べる学校だと思います。

 

変な人も天才もいる学校です。

 

勉強をする人もいれば、芸術をする人もいます。

 

チャラい服もいれば、和服もいます。

 

ただし、女の人はいません。

 

いろんな人がいて、その全てに対応できる学校だと感じています。

 

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 以上、嵯峨野先生からのメッセージでした!

 

その他の先生紹介はこちら

 

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次回もお楽しみに!

 

講師紹介 東京大学 文科三類 岡村先生

講師紹介:東京大学 文科三類 岡村先生の記事はMySTEP新ホームページへ移行しました。

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