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【小・中学生向け】模試Q&A(Part1)

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こんにちは!

あざみ野・新百合ヶ丘・たまプラーザの学習塾/予備校の

MySTEP(マイステップ)です!

今回は「模試」についての疑問点などをご紹介していきます!

 

Q模試は何のためにあるのですか。
一般的に模試は志望校決定の判断材料と考えられることが多いですが、それだけではありません。

模試を受ける目的は3つあります。

①自分のポジション(順位など)を知る
模試では、志望校を志望している生徒の中での順位などを知ることができます。

中学校の定期テストは、学校や学年のレベルに合わせてテスト問題がつくられるため、易化しやすくなっています。

そのため、たとえ定期テストで90点以上、成績もオール5という実績があったとしても、模試で偏差値50以下ということはよくあります。

このように、自分のポジションを知ることでショックを受けるかもしれませんが、志望校とどの程度差があるのかを知ることで、逆にそれがモチベーションにつながり、その後の学習の精度が上がったという生徒もいます。


②学習状況を知る
模試結果には、自分が正答・誤答した問題の正答率や問題の分類が載っています。

そこから今までの学習が正しいか正しくないかがわかったり、「基礎問題で多く誤答している場合は、一度フォレスタ(基礎テキスト)や教科書に戻った方がいい」などのように、その後の学習方法を修正したりすることができます。


③テストの受け方(時間配分や解く順番など)・難易度・問題形式・雰囲気を知る
模試は、時間配分が重要です。

限られた時間の中で、「解ける問題」「解けない問題」を迅速に判断し、効率よく解く必要があります。

また、模試は普段受けている学校の定期テストとは難易度も問題形式も大きく異なります。

さらに、解答方法もマーク・記述の混合形式になっているため、「慣れ」が必要となります。

本番の緊張感を味わったり、本番の練習を行ったりする意味でも模試は非常に重要です。

Qどの模試を受けたらよいでしょうか。
志望校と性格によって、受けていただく模試が異なります。
神奈川県の公立高校を受験予定の場合は、W合格もぎ(神奈川新教育)と神奈川全県模試(伸学工房)の2種類があります。

※同規模の模試として県模試も存在しますが、個人申込対象ではない為、ここではW合格もぎと全県模試の2つをご紹介しています。

最新の傾向ですと、志望校の偏差値が50以上であったり、生徒様自身が模試の結果に感化されにくく、自分に厳しく進めたい性格であったりするならば、神奈川全県模試をお勧めします。

志望校の偏差値が50以下であったり、自身が結果によっては自信をなくしやすい性格であったりすれば、W合格もぎをお勧めします。
模試の難易度は、どちらも入試直前になると同程度になりますが、中学3年生の5月~8月までの模試では、神奈川全県模試の方がやや難しめという印象です。
また、生徒の性格によっては、期待していた結果が出せずにモチベーションが下がってしまったり、良い結果が出たために油断してしまったりする可能性があります。

模試は、あくまで現状の学力を測定するものであり、模試の結果から自分が理解できていない部分をあぶり出し、その後の学習に反映させていくものです。

結果に左右されず、自分の状況を冷静に分析していくことが何よりも大切となります。自身に合った模試を選び、正しい活用法で合格を目指しましょう。

また、受ける模試は1つに決めておきましょう。

模試によって受験者の人数や学力層が異なるため、同じ時期に受けても模試の種類によって結果や判定が変わることがあります。

模試結果の変化をきちんと分析するためにも、初めにどの模試を続けて受けるかを決めておきましょう。

ただし、12月・1月の直前期は、念のため2種類の模試を受けておくのがおすすめです。

Q模試はいつから受けたらよいでしょうか。
学校の定期テストは易化している場合が多く、早い時期から入試の難易度に触れておくことは非常に重要です。

しかし、「誰もが」早く受けた方がいいというわけではありません。

何の準備もしないまま受けてしまうと、結果によってはモチベーションが下がってしまい、悪影響を及ぼすことになりかねません。

そのため、模試を受けても心配ないと考えられる生徒の条件は以下の3つだと考えています。

①「自分の実力を試したい」と考えている
②内申9科合計が36以上
③これまでに学習した内容をある程度覚えている(復習できている)

以上の条件を満たしていれば、1年生からでも模試を受けることをおすすめします。

条件を満たしていない場合でも、①の気持ちの準備ができていれば、受験をおすすめする場合もあります。

遅くとも3年の夏終わり(8月・9月)の模試までには、①と③の両方を満たせるようにしておきましょう!

 

Q模試を受ける頻度はどうしたらよいでしょうか。
3年の夏(8月・9月)以降であれば、月に1回のペースで2種類の模試のうち、どちらかご自身に合った模試を受けられることをおすすめします。

上記でもお伝えしたように、模試は学習の軌道修正が主な目的だと考えているため、月に1回は自分の状況を把握し、学習法の修正を行いましょう。

ただし、12月・1月の直前期は、月に2回、2種類の模試を受けておきましょう。

 

Q私立高校志望の場合はどうしたらよいでしょうか。
私立高校をオープン受験で受験予定の場合は、私立合格もぎ(神奈川新教育)と私立Vもぎ(伸学工房)の2種類があります。

一般・推薦受験(単願・専願・併願)の場合は、多くの学校が内申で合否を決定するため、合否の観点から見ると、模試を受験する必要はありません。

ただし、特待生や上位コースを目指す場合は、当日の入試得点が影響するため、模試の受験をおすすめします。

 

Q特色検査の対策模試はありますか。
特色検査のある学校を受験予定の場合は、特色検査合格もぎ(神奈川新教育)と特色検査対策模試(伸学工房)の2種類があります。

Q模試の対策は何をしたらいいでしょうか。
模試の問題は、受ける時期までに学校で学習しているだろう範囲の中から、まんべんなく出題されます。実際は、以下のように範囲が指定されます。

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範囲を把握できたら、上記の範囲のフォレスタ(基礎テキスト)・教科書レベルの知識を理解・暗記しておきましょう。

その後、余裕がある場合は、新中学問題集や新中学問題集(発展編)、練成テキストなどの総合的な問題が載っている問題集を解きましょう。

また、神奈川県の公立高校入試では「内申」が重視されるため、学校の定期テストでの得点が非常に重要です。

そのため、模試の対策に取り掛かる場合は、定期テスト対策を確実に行ってからの実施をおすすめします。

模試の対策をする余裕がない・定期テスト対策で手いっぱいという場合は、学校の定期テスト対策の優先をおすすめします。
ただし、3年の夏終わりまでにはフォレスタ・教科書レベルの知識が完璧に理解・暗記ができている状態を必ずつくり、夏以降には上記のような入試レベルの問題集などに取り組めるようにしておきましょう!

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