こんにちは!
あざみ野・新百合ヶ丘・たまプラーザの学習塾/予備校の
MySTEP(マイステップ)です!
前回のブログでは英単語帳の選び方について書きましたが、
塾生から
英単語を「どうやって覚えたらよいのか?」
と、質問がきたので、
本日は、英単語の覚え方の前に
絶対に知っておいてほしいこと!
「脳の仕組み」についてお伝えします!
突然ですが!みなさんは今、
好きな人はいますか?
その好きな人の名前は言えますか?
(漢字で名前が書けるかではなく、名前が言えるかということです)
顔は思い浮かべられますか?
親に怒られたことありますか?
どんなことで怒られたか覚えてますか?
たいていの人は「名前」「顔」「出来事」について
覚えているのではないでしょうか。
では、
好きな人の名前や顔を「今日絶対覚えるぞー」って感じで、
覚えようと思って覚えましたか?
そんなことしてないですよね。
怒られたことなんて、
むしろ忘れたいはずなのに・・・
覚えていますね!
なぜか?
答えは、
「人間の脳(記憶)の仕組み」
がそうできているから!
人間の脳は情報を「短期記憶」した後、
「回数」+「感情」で「長期記憶」します!
「短期記憶」っていうのは「すぐ忘れちゃう記憶」のこと。
短くて20秒程度、長くて3週間くらいしか記憶できないのが、この短期記憶。
例:「初めて会った人の名前」「その日初めて覚えた英単語」
反対に「長期記憶」っていうのは「長い間覚えていられる記憶」のことです。
半永久的に覚えています。脳が「これは重要な情報だ!」と判断すると「長期記憶」されます。
例:「自分の名前」「好きな人の名前」「BOOK=本という単語の意味」
もう一度言います!
人間の脳は情報を「短期記憶」した後、
「回数」+「感情」で「長期記憶」します!
「回数」とは?
何回も何回も記憶を繰り返すことで、
脳が勝手に「重要な情報」として「長期記憶」してくれます。
「感情」とは?
喜怒哀楽(喜んだり、怒ったり、悲しんだり)によって
感情が大きく揺れ動いたとき、
脳が勝手に「重要な情報」として「長期記憶」してくれます。
「回数」+「感情」→「長期記憶」です!
好きな人の名前や顔って
何回も何回も見たり、聞いたり、話したりしますよね?
好きな人の名前や顔って「ワクワクした気持ち」にさせますよね?
好きな人の名前や顔って、最初は「短期記憶」でも
「回数(多い)」+「感情(大)」で「長期記憶」していきます!
「親に怒られたこと」
何回も何回も思い出さなくても、「悲しさや悔しさ」、
時には「ムカつくー!」なんて感情が爆発しますよね?
この時、「短期記憶」である「怒られた経験」は、
思い出す「回数」は少なかったとしても、
「回数(少)」+「感情(大)」で「長期記憶」します。
「BOOK=本」という英単語の知識はどうでしょう?
「BOOK」の意味が「本」って覚えた時、そんなに感情なんてありませんね。
この状態ではまだ「短期記憶」です。
「感情」はゼロ。
ですが、日常生活で何百、何千回も言ったり、聞いたりしていくので、
「回数(多)」+「感情(ゼロ)」で「長期記憶」していきます。
「長期記憶」するために「感情」が必ず必要ということではありません。
「回数」だけでも「長期記憶」は可能ですが、「感情」がともなうと楽に「長期記憶」できます!
とにかく!
「回数」が大事になります!
受験勉強において、
「短期記憶」を「長期記憶」に変えることが
勝利のカギとなります! そして、
「回数」+「感情」
この2つを意識すれば、単語に限らず、受験勉強の暗記はかなり楽に処理できます!
次回のブログでは、
「短期記憶」→「回数」+「感情」→「長期記憶」の流れを
利用して、
「英単語を2週間で1400個覚える方法」
をお伝えします!
お楽しみに!