こんにちは!MySTEPです!
今回は講師紹介第4弾!
東京工業大学 二類の
嵯峨野先生を紹介します!
嵯峨野先生
【プロフィール】
【出身地】東京
【学生時代の部活】スキー【趣味】パソコン
【将来の夢】研究職 【座右の銘】千里の道も一歩から
嵯峨野先生は理系講師ですが、社会や国語といった文系の授業も生徒から「面白い」「分かりやすい」と人気です。
そんな嵯峨野先生は高1の時に成績が上がらず、大手予備校の「〇進」に通うも、「自分で勉強した方が早い」ということに気づき、ほとんど授業を受けることなく、結局、自習室利用のために授業料を払ってしまったという経験の持ち主です。
嵯峨野先生のように難関大合格者の予備校や塾の活用の仕方は、これから塾や予備校に通おうと考えている人には知っておいてもらいたいです。
塾や予備校は自分が成長するため利用するものです!
利用されてはいけません!
塾や予備校の利用法はまたいつかブログで紹介します!
嵯峨野先生には受験生へのメッセージと、勉強法、出身大学についての紹介文を書いてもらいました!参考にしてみて下さい!
【受験生へメッセージ】
~中学受験生へ~
Q
受験で大切なこと
A
当然のことだと思いますが、なぜ受験をするのか考えることです。
どうして受験するの?と聞かれたときに応えられる人は問題ないです。
しかし私の例をとると、ある日母親に連れられて、とある部屋に座らされ気付いたらそのまま塾に入学していたので、中学受験をする理由についてはあまり考えないまま勉強していたし、受験についてもあまり知りませんでした。
最終的に受験をする理由を見つけて、無事志望校を決めることが出来ました。
「理由を見つける時間」もまた受験には大切です。
Q
勉強がつらい
A
中学受験では、魔方陣や嘘をついている人を探す問題など面白い問題が多いと思います。そういう問題をちょっとずつ楽しみながら勉強するといいのではないでしょうか。
~大学受験生へ~
Q
時間がない、勉強法は?
A
自分に合った勉強法を見つけるために色々試して質を高めてください。
効率的な方法を見つけることが合格の近道です。
Q
受験直前なのに偏差値が上がらない
A
最終的には偏差値を上げるための勉強にあまり意味はありません。
特に大学受験は大学ごとに独特な入試スタイルがあるので、志望校に合格するための勉強をするべきです。
Q
特に数学の勉強法は?
A
数学では基本的に問題演習が一番効果的です。
わからない時に一問に費やすべき時間について、少なくとも30分は考えてから解答を見るべきです。
私は問題によっては一日悩むことにしていました。
そしてフムフムと納得して終わるのでなく、
「なぜ自分は解けなかったのか」
「なぜ解答はこのような解き方をしているのか」
を考えると効率的に吸収できます。
Q
ここまで読んで、なぜ合格できたの?
A
私が志望校に合格できたのは、諦めなかったこと。
自分に自信があったからだと思います。
実は、私は模試でE判定しか取ったことがありませんでした。
しかし判定を見ても落ち込まずに、結果の紙を親の目の届かないところへ隠す事を考えていました。
そのかわりその問題を解くことが出来るようになるのは勿論、それ以上の事を模試から学べるように努力していました。
学んだことはノートにとり、たまに見返すようにしていました。
このノートが僕の自信につながっていたと思います。
Q
数学が何の役に立つかわからない
A
数学は・・・役に立ちます。
学校が数学で学ばせたいのは論理的思考法です。
また、スクールの語源スコレーは精神的充足を与える「暇」という意味なので、数学を学ぶことで心が豊かになるのではないでしょうか?
Q
やる気が出ない
A
人間というのは、やり始めてからやる気が出るらしいです。
僕はやる気を出すためにウォーミングアップとして、簡単な問題を解くようにしていました。
【勉強法について】
英語
一つ言えることは、単語を覚えずに受験勉強は始まらないということです。
単語がわかれば文法がわからなくても意味くらいは理解できます。
むしろ単語がわからないと文章の意味が分からない為に、文法の勉強に支障をきたすことになるでしょう。
だから、まずは単語を覚えてください。
重要性が分かればあなたも受験生の仲間入りです。
数学
数学は、二種類の思考を組み合わせて問題を解くことになると思います。
それは施行と閃きです。
問題という地図を片手に宝探しをしているとして、とりあえず歩き回ってみたり、遠くまで見渡したりすることと例えられるかもしれません。
あたりを見渡して宝が見えればラッキーですし、見えないならとりあえず歩き回ってみなければなりません。
ちなみに地図を読み取る力が、テクニックだったり定石だったりすると思います。
で、私は閃きを大事にしてほしいのです。
テクニックや施行は真面目に勉強していれば勝手についてくると思います。
どんな参考書もテクニックと定石を解説に載せますし、施行は問題を解くときの基本です。
でも閃き方を教えてくれる本はあまりないと思います。
ですから、普段から問題を解くとき、自分の閃きを大切にしてほしいと思います。
化学
化学は暗記です。
私はテキストを三周して付箋を貼りまくり丸暗記しました。
問題を解く→間違える→テキストを見返す→該当の個所に付箋を貼る→たまにテキストを開いて覚えているかチェック→覚えてないところに付箋を貼る
これだけで、そんなに苦労せず一か月で丸暗記できました。
高校の化学は多いように見えて実は少ないのです。
物理
物理は力学さえできてしまえばそんなに苦労することなくできてしまうと思います。
ですから、力学を完璧にすることが先決です。
その時、公式ばかりに頼っていると本質がどこかに行ってしまい応用力がなくなってしまいがちです。
物理は式の表す意味に着目しながら解くと良いと思います。
【学校紹介】東京工業大学
東大の二番ではありますが、世界でも最先端の学校です。
研究員と大学生の生活環境が分離されていないので普段から最先端に触れることが出来ます。
また理系に偏った人間を作らない為に文系教養科目があることも安心です。
1年の間は殆ど教養科目で、徐々に専門科目が増えていくことになります。
東京工業大学
入試の特徴
特徴的な問題形式をとってくる事で有名です。
まず、数学の配点が高い。750点中300点を占めます。
ほかの科目はそれぞれ150点満点です。
ですから、数学力を求めているのがわかると思います。
毎年多少の上下はあるものの、大体450点取ればどこの類(2019年から学院)でも受かるといわれています。
数学
難しいです。
形式はたびたび変わるものの、近年は大問が5問ありすべて完全記述です。
小問集合はありません。
一問目からパワー全開で取り掛からなければなりません。
また、試験時間は圧倒的な3時間という長さ。
つまり、それだけ重い問題を出されるという事でもあり、集中力や時間をかけて答案を仕上げる力を試されているという事でもあります。
5問中、2問完答+他部分点で150点以上を取るのが合格の最低ラインです。
ですから、5問すべてに均等に割くよりも3問を完璧にそろえた方が効率的に合格を狙えます。
英語
毎年超長文と呼ばれる英文読解が出されます。
内容は科学的なものから経済的なものまでさまざまで、論文から引っ張られてくることが多いです。
ですから、難しい単語なども出てきますが、そのような単語には注釈がついています(英語で)。
単語問題などは一切出ず、それよりも読解力や理解力を試される試験です。
そのため、普段から長文読解に慣れておく必要があります。
英語は150点満点ですが、他の教科とも相談して目標点を決めると良いでしょう。
100点以上を取る人もいれば、50点以下を取る人もいる、合格者の中で最も差が現われる教科です。
物理
多くの問題が記述で構成されます。
誘導に乗れば大して難しい問題ではないことも多いですが、やはり難しいこともあります。
ですが、基本がきっちりとできていれば、そこまで苦労することはないでしょう。
大体過去問と同じような問題が出ます。
150点中100点は欲しいところです。
化学
記述はなく、計算結果だけを書く問題と、選択肢を選ぶ問題がほとんどを占めます。
しかしそこで侮れないのが東工大。
「正しい選択肢を1つまたは2つ選べ」というような意地の悪い問題で基本を本当に理解しているか試してきます。
また過去に唯一の難を超えたレジェンドという評価の問題を出したことでも有名です。
東工大の中でもかなり手ごわい科目だと思います。
取れる問題で着実に稼ぐために基本的な知識は完璧にする必要があります。
150点中100点を目標にしましょう。
【学校紹介】
桐朋(中高一貫)
男子校です。あまりにも自由過ぎる校風から、進学校(一応)であるにもかかわらず、半分以上が浪人することもある学校です。
という事で、
「桐朋のここが自由!Best3」
を作ってみました。
1位
修学旅行先の部屋ですき焼き
2位
卒業式の壇上で生徒が校長先生におにぎりを振舞う
3位
学校でしゃぶしゃぶ(IHヒーターなので火事の心配はなし)
食べてばっかり。。
ただ、本当の自由だとか、他人を認めることだとか、大切なことが学べる学校だと思います。
変な人も天才もいる学校です。
勉強をする人もいれば、芸術をする人もいます。
チャラい服もいれば、和服もいます。
ただし、女の人はいません。
いろんな人がいて、その全てに対応できる学校だと感じています。
以上、嵯峨野先生からのメッセージでした!
その他の先生紹介はこちら
次回もお楽しみに!