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【小・中学生向け】あざみ野中テスト分析2021

 

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2021あざみ野中定期テスト分析

こんにちは!

あざみ野・新百合ヶ丘・たまプラーザの学習塾/予備校の

MySTEP(マイステップ)です!

今回は2021年度向けに、あざみ野中学校のテスト分析内容をお伝えします!

このブログではお伝えしきれない内容もあり、分析結果の一部にはなりますが、塾に通っていない人も参考にしてみて下さい。

 

あざみ野中テスト分析2021

 

あざみ野1年(新2年)

英語/TG先生

・傾向

TG先生の授業は、教科書とプリントで学習が進められます。授業内小テストを細かく実施し、小テスト内容からも出題されることがあります。また、神奈川県公立高校入試の入試問題を意識して問題を作成している部分がいくつか見られました。

リスニング/16点

リスニング問題では、英語の音声が読まれ、アルファベットや数字など聞き取った内容を書き写す問題や、英文や会話文の内容にあてはまる絵や文を選ぶ問題、聞き取った内容を日本語にまとめる問題が出題されます。所要時間は約10~15分です。今回は、授業内小テストの内容からも出題されました。

ライティング/84点

「理解」分野から19点、「表現」分野から40点、「言語知識」分野から25点、出題されています。問題の順番が「理解」→「表現」→「言語知識」となっており、解きにくい問題が先に来ているため、初めから順番に解いてしまうと時間が足りなくなってしまうという特徴があるテストです。

「理解」分野では、初見の読解問題が2題、出題されていました。70~80語程度の英文や対話文を読み、空欄に当てはまる語を答えたり、内容に関する質問に答えたりする問題形式になっています。難易度は、教科書本文と同レベル程度です。

「表現」分野では、授業中に配布されるプリントからの出題が多く、中には初見問題も出題されています。いずれも教科書で学習した文法事項などを用いて解く問題で、難易度は基礎レベルです。

問題形式としては、対話文やちらしに当てはまるセリフを考える問題、小テストから並び替えの問題などが出題されています。並び替えの問題は、通常、日本語訳をもとに英文を作成しますが、TG先生の並び替え問題では日本語訳がありません。そのため、単語を組み合わせながら、日本語訳を想像して解かなければならないため、通常の並び替え問題と比較すると難易度が急に上がります。小テストでも、同じく日本語訳のない並び替え問題が出題されているようです。これは神奈川県公立高校入試の問題形式と同じです。

「言語知識」分野では、教科書本文の単語・熟語、表現を答える問題や、プリントで学習した文法事項の選択問題が出題されていました。また、英文の空欄部分に当てはまる英単語を、日本語訳に合わせて答える問題が出題されており、この問題形式は神奈川県公立高校入試でも出題されている形式となっています。

・対策

リスニングでは、教科書準拠ワークに付属しているリスニング問題を解くなど、日頃から音声に慣れておくことが重要です。また、授業内小テストやAETの授業内容からも出題されるため、きちんと確認をしておきましょう。

ライティングでは、問題の傾向別に対策を実施するのが有効です。

「理解」分野で得点するためには、範囲内だけでなくこれまでに学習したすべての単語・熟語の意味・読みをきちんといえる状態をつくっておきましょう。また、文法事項に関しても、型と例文と訳が言える状態をつくっておきましょう。(以下、例)

(例)「現在進行形の型は、be動詞+~ing形で、例文はI am playing tennis.で、訳は私はテニスをしています。」など

そうすることで、読解問題の内容理解がしやすくなります。知識の定着ができた場合は、70~100語程度の英文読解問題の演習を行います。演習の際は、時間制限を設けて速く正確に読める力を身に付けましょう。ただし、理解分野の問題は、表現・言語知識分野が完璧にできて初めて対策ができます。まずは、表現・言語知識分野の対策を先に実施するようにしましょう。

「表現」分野で得点するためには、プリントの内容を理解し、日本語訳だけを見て英文を作れる状態をつくっておくことで、どのような形式(穴埋め、並び替え、英作文など)で出題されても対応できる力が身に付きます。

「言語知識」分野で得点するためには、とにかく、暗記です。教科書本文の問題では、教科書本文内の単語・熟語を暗記し、和訳・英作ができる状態、内容を日本語で簡単に説明できる状態をつくっておくと得点しやすくなるでしょう。文法の問題では、プリントを繰り返し解いておきましょう。

また、TG先生のテストでは、神奈川県公立高校入試の入試問題の形式で出題されることが多いため対策を行いたいところですが、神奈川県公立高校入試の対策テキストで中1・2年専用のものはありません。(一般的な入試対策のテキストはありますが、神奈川県専用のものがありません。)そのため、問題形式を把握した上で、対策を実施するようにしましょう。

最後に、テスト本番では、解く順番に気を付けて進めるようにしましょう。テストが開始されたら、まずは問題全体を確認し、言語知識などの解きやすい問題から取り掛かることで効率よく得点することができます。

 

数学/HR先生

・傾向

HR先生の授業は、教科書、ノート、プリントで学習が進められます。プリントは、基礎~応用レベルまでの問題で構成されています。テストの傾向としては、大問数23問と問題数がかなり多くなっており、難易度も基礎~入試レベルと幅広くなっています。

全体の傾向としては、基礎レベルの問題が50%、授業内で扱われた応用レベルの問題が30%、入試レベルの問題が20%となっています。詳しく見てみると、大問23問中、13問が教科書、学校ワークなどから基礎レベルの問題、4問が学校ワークから応用レベルの問題、2問がプリントから応用レベルの問題、4問が入試レベルの初見問題として出題されています。

この初見問題が厄介で、一筋縄ではいかない、かなり難易度の高い問題が出題されています。大半の生徒が、塾などで入試レベルまで対策をしていないと解けないような問題になっているため、目標点に応じて、解くのか解かないのかを判断する必要があります。

・対策

テストで約50点を目指す場合は、教科書、学校ワークの基礎レベルの問題を解き、いつでも満点を取れる状態をつくりましょう。ここで、一度解けたからと言って安心してはいけません。今解けたとしても、明日、3日後、1週間後、1か月後に解けるのかどうかを考え、繰り返し解くようにしましょう。教科書、学校ワークの内容が定着したら、教科書準拠ワークで類題に対応する力を身に付けましょう。とにかく、基礎レベルの問題で満点を取るためには、多くの問題をこなすことが重要です。基礎内容に不安がある場合、それ以上の対策をしても無意味です。基礎だからと言って安易に考えてしまうと、取り返しのつかないことになってしまいます。そうならないために、きちんと対策を実施しましょう。

テストで約80点を目指す場合は、基礎レベルの問題はいつでも満点を取れる状態であることが前提条件です。その上で、学校ワークの応用レベルの問題やプリントの問題を解けるようにしておきましょう。繰り返し解くのは言わずもがなですが、答えをただ暗記してしまっては意味がありません。ここでは、導くまでの考え方をきちんと理解しておくことが重要です。学校ワークやプリントの問題は、そのまま出題されることもありますが、数字や図が改変されて出題されたり、同じ考え方を用いて解く類題が出題されたりするため、ただ答えを暗記するだけでは確実な対策とは言えません。理解があっての暗記だということを忘れずに解いていきましょう。

テストで約100点を目指す場合は、初見の入試レベルの問題に対応する力を身に付けることが重要です。ここでは、見たこともない問題に対して、今までの知識を応用して解けるかどうかの応用力が問われています。そのため、初見問題が載っている入試対策テキストなどを使用し、手を動かす練習を行いましょう。また、このレベルの問題を解くには、応用力の他に、時間も必要です。教科書、学校ワーク、プリントの問題を速く正確に解き、難易度の高い問題により多くの時間をまわせるよう、基礎固めは確実に実施しておきましょう。

 

国語/SZ先生・TK先生

・傾向

英語担当の先生が2名、SZ先生とTK先生で授業を担当しています。授業は、プリントとノートを使用して学習が進められます。

聞き取り問題/10点

聞き取り問題は、音声で文章が読まれ、その内容に関する問いに記述で答える問題形式になっています。音声の内容は説明文であったり、学級会などの対話文であったりと、様々な内容から出題されます。全学年共通の問題であるため、難易度はそこまで高くはありません。音声の内容を正しく聞き取る力、要点をメモにまとめる力などが問われています。

筆記問題/90点

言語分野の問題が30点、読む・書く分野の問題が56点、興味関心分野の問題が4点という構成になっています。授業プリント・ノートと学校ワークから半分ずつの出題です。

言語分野の問題では、漢字ワークから読み・書きの問題が15点分、教科書・学校ワーク・文法問題集から知識・文法の問題が15点分出題されています。

読む・書く分野の問題では、約半分がノート、プリントにまとめられている内容からそのまま出題されています。残りの半分は学校ワークからの出題です。

興味関心分野の問題では、単元の基礎知識からの出題です。

・対策

聞き取り問題を解くときのポイントは、音声の聞き方とメモの取り方にあります。音声をただボーっと聞くだけでは何が大事なのかがわかりませんし、聞き取った内容すべてをメモするのでは、もちろん時間が足りません。大事なのは、聞き取りのポイント(要点)を要領よくメモすることです。聞き取りのポイントのヒントとしては、「話のテーマ(話題)」「いつ・どこで・誰が・何を・どうする」「理由」「数字」「まとめ(結論)」などがあります。以上をキーワードにして意識的にメモをすることで、問題を解くときのヒントを得ることができます。また、授業内で学習した内容からは出題されないため、聞き取り問題専用のテキストで問題に慣れておく必要があります。

筆記問題で得点するためには、問題の傾向別に対策を実施するのが有効です。

言語分野の問題では、とにかく早い時期から漢字ワークや教科書の知識を暗記し、学校ワークや文法問題集で問題を解ける状態をつくっておくことが重要です。

読む・書く分野の問題では、ノートやプリントにまとめられた内容を理解した上で暗記をしましょう。ノート、プリントからは、単元を形式段落にまとめた表や、情景描写から読み取れる主人公の心理状態、段落ごとのまとめ(要約)などからよく出題されるため、重要なキーワードだけでなく、隅々まで確認しておくことが得点のカギです。また、学校ワークも繰り返し解いておきましょう。あざみ野中学校では1年生にも関わらず、50~60字程度の記述問題が出題されてしまうため、学校ワークの問題をすべて記述で答えられるようにしておくと、得点につながるでしょう。

興味関心分野の問題では、教科書やプリントに載っている、単元ごとの基礎知識(筆者の名前など)をきちんと暗記しておきましょう。

 

理科/KM先生

・傾向

KM先生のテストは、基礎内容がメインとなっている分、問題数が多いのが特徴です。出題は、プリント、学校ワーク、マイノート(教科書付属の冊子)からとなっています。

ノートの知識や学校ワークの内容からは類題が作成され、応用レベルの問題は見当たらず、全体を通して基礎内容がメインとなっています。また、マイノートからはそのまま問題が出題されています。テストの最後にある興味関心問題では、KM先生が授業中に口頭で説明した内容から発展させた知識問題が出題されていました。

・対策

基礎内容がメインであるため、ノートの基礎知識をきちんと暗記し、学校ワークや教科書準拠ワークを繰り返し解いておくだけで基礎レベルは網羅できます。今のところ、入試対策テキストなどの必要はありません。ただし、問題数が非常に多いため、速く正確に解く練習をしておく必要があります。演習では必ずタイマーを使用し、時間意識を持てるようにしておきましょう。

授業中に扱われたマイノートの内容も出題されやすいため、きちんと復習しておきましょう。また、授業内でKM先生が説明した内容をノートにメモしておくことで、興味関心問題に出題される問題を予想することができます。板書されていないからと言って、油断しないようにしましょう。

 

社会/KB先生

・傾向

KB先生のテストは、ノート、学校ワーク、資料集で扱われた内容がメインで出題されています。問題形式は学校ワークや教科書準拠ワークと類似しており、比較的、記述問題よりも選択問題が多くなっています。資料集からは、授業中に扱われた内容のみ出題されており、図や写真の内容を答える問題となっていました。全体を通して思考力を問うような複雑な問題は出題されておらず、広い範囲の知識をまんべんなく理解・暗記できているかを確かめるような構成になっていました。漢字指定もあるため、漢字で書けるようにしておかなければ得点にはつながりません。

また、KB先生が口頭説明した内容からも出題されており、その際に「こういう問題がきたらこう答えるとよい」など、答え方のヒントを伝えてもらえるようです。

・対策

まずは基礎知識の暗記です。教科書、ノートの語句を漢字できちんと書けるように暗記しましょう。暗記ができたら、資料集で授業中に扱われた図や表の内容を暗記します。ここでは、資料の名前や何が載っているのかなどを暗記しておくと得点につながりやすいでしょう。

ここで、基礎知識の暗記だけで満足してはいけません。テストの問題では、一問一答形式ではなく、知識が複合的に問われるため、問題形式に慣れておく必要があります。まずは学校ワーク、次に教科書準拠ワークと、様々な問題集を通して、どのように問われても正解できるようにアウトプットの練習を行いましょう。

テスト直前期には、KB先生が授業内で説明した内容を、教科書や資料集などで確認し、暗記しておきましょう。

 

あざみ野2年(新3年)

英語/HN先生・SG先生

・傾向

英語担当の先生が2名、HN先生とSG先生で授業を担当しています。主にテストを作成しているのはHN先生のようです。HN先生の授業は、主に教科書、ノート、プリントを使用して学習が進められます。ノートやプリントからそのまま出題されることはなく、内容を発展させて問題が作成されているようです。また、約半分が初見問題として出題されています。出題形式は「言語と文化」「表現」「読解」の3部構成になっており、大問1ではテスト日の日付や天気を答える問題、大問2では教科書の単語・熟語を穴埋めする問題、などのように、毎回決まった構成で出題するというのがHR先生のテストの特徴です。

リスニング/20点

AETの授業内で実施された内容や、試験範囲の文法事項から出題されています。スタンダードな問題形式になっています。

ライティング/80点

「言語と文化」の問題では、教科書やノート、プリントで学習した単語・熟語、文法が穴埋め、並び替え、選択、書き換え問題などの様々な問題形式で出題されています。いずれも基礎内容がメインとなっています。

「表現」の問題では、対話文やメールなどの英文を読み、空欄に当てはまるセリフを考えたり、グラフから情報を読み取り、英文でまとめたりする問題が出題されています。出題されている内容は教科書の基礎文法レベルですが、同じような問題が授業中に取り扱われるわけではないので、問題形式に慣れていないと時間がかかってしまったり、解きにくく感じてしまったりするでしょう。

「読解」の問題では、大問4問中、1問は教科書やプリントの内容から出題されていますが、3問は初見問題となっています。語数は70~90語程度で、難易度も教科書のレベルから大きく逸脱しているわけではありませんが、ここまでに学習した単語・熟語や文法が定着できていないと、正確に内容を読み取ることはできません。

・対策

リスニングでは、AETの授業をもとに、どのような内容が問われるのかを確認しておきましょう。また、教科書準拠ワークに付属するリスニング問題などで聞き取りの練習をしておきましょう。

ライティングでは、問題の傾向別に対策を実施するのが有効です。

 「言語と文化」の問題で得点するためには、まず教科書本文の内容を和訳・英訳できる状態をつくっておくことで、穴埋め問題や並び替え問題に対応することができます。

「表現」の問題で得点するためには、自由英作文の演習が重要です。教科書で扱われている表現や文法を使って、基本例文などを様々な形で書けるようにしておくと、解きやすくなるでしょう。さらに、図や表、対話文に対応した英作文のテキストで演習することで、対策することが可能です。

「読解」の問題で得点するためには、教科書本文の内容をきちんと理解しておくことと、初見問題に慣れておくことが重要です。初見問題に対応するためには、70~100語程度の英文読解問題を多くこなし、短時間で正確に読める力をつけておきましょう。

 

数学/KW先生・KJ先生・NK先生

・傾向

数学担当の先生が3名いるため、問題をルーティンで作成したり、3人の先生が問題を持ち寄ったりするなどしているようです。授業はノートやプリントを使用して授業が進められますが、各先生の授業形式が異なるからか、ノートやプリントからそのまま出題されることはあまりありません。

全体の傾向としては、基礎レベルの問題がほとんどで一つ一つの問題が解きやすい分、大問数が21問と、問題数が非常に多くなっています。21問中18問は教科書や学校ワークからの出題で、基礎内容がメインの問題でした。残りの2問は学校ワークからの出題と初見問題で、応用レベルの問題でした。

また、今回は学年末のテストであったため、これまでに学習した1・2年生の学習内容からも多く出題されました。

・対策

まず、約80点分の基礎内容で得点するためには、教科書・学校ワークの基礎レベルの問題を何度も演習し、確実に満点取れる状態を作ることが重要です。とにかく問題量が多いため、短時間で正確に解く力が必要となります。日頃の学習の中でも、問題を解くときは常に時間を計り、焦っている状態でどのようなミスをしてしまうのかを分析し、そのミスをなくすためにはどのような解き方をすればいいのかという解決策を考えましょう。また、学期末や学年末テストでは復習内容が多く出題される可能性があるため、1・2年の復習の中でも基礎内容のみでいいので、きちんと振り返りをしておきましょう。

次に、残り約20点分の応用レベルの問題で得点するためには、基礎を固めたあと、学校ワークの応用レベルの問題を解けるようにしておきましょう。学校ワークの問題はそのまま出題される可能性が高いため、解き方を理解した上で暗記しておきましょう。初見問題に対応するためには、入試対策テキストなどで様々な問題に慣れておきましょう。ここでは、その問題自体の「解き方」を覚えるのではなく、答えを導くまでの「考え方」を理解し、他の問題で応用できることが重要です。こうした作業で結果を出すまでには多くの時間がかかるため、できるだけ早く基礎の定着をできるようにしておきましょう。

 

国語/OG先生

・傾向

聞き取り問題/10点

筆記問題/90点

「言語」分野が大問2題、「読解」分野が大問3題分出題されています。

「言語」分野では、漢字ワークやテスト前に配布された漢字プリントから15点分、文法問題集から15点分の合計30点分の出題となっています。とにかく暗記すれば得点できるため、絶対に失点したくない問題です。

「読解」分野では、主に学校ワークからの出題が多く、選択問題や抜き出しなどの問題がメインとなっていました。難易度は基礎レベルの問題です。ただ、あざみ野中学校ではお決まりの、作文記述問題が1題出題されています。これは、70~100字程度で読解単元の主題、自分の考えなどをまとめる問題となっています。時間制限のある中で、100字ほどの文章を書くことが難しく、なかなか手を出しにくい問題となっています。

・対策

「言語」分野で得点するためには、とにかく早い時期から漢字ワーク、プリント、文法内容の暗記、そしてテストを実施しておくことです。テスト直前期に暗記しても間に合わない可能性があるため、計画的に実施しておきましょう。

「読解」分野で得点するためには、学校ワークを繰り返し演習することが重要です。何度も解いていくと答えを覚えてしまうかもしれませんが、一周目は普通に解き、二周目は選択肢を隠し記述問題として解くなど、回を重ねるごとに理解度、難易度を上げていく工夫をして解くようにしましょう。そうすることで、テスト本番でも迷うことなく即答でき、作文記述問題に費やす時間を増やすことができます。

作文記述問題では、100字程度の文章をまとめる練習をしておくことが重要です。採点の基準としては、句読点が正しく使えているか、誤字・脱字がないか、文法上の誤りがないか、などの基本的な作文能力が備わっているかどうかということが見られます。また、問いに答えられているかどうか、文脈に不自然な箇所がないか、などの内容も採点基準となります。文章を書けるようにするには、とにかく書いてみることが重要です。書いて、修正して、また書いてという作業を繰り返していくうちに、文章にまとめる力が身に付きます。ただ、配点が7点であるため、作文ばかりに時間をかけても高得点は狙えません。まずは、作文以外の73点分をきちんと得点できる状態を作ってから、対策を実施しましょう。

 

理科/KG先生

・傾向

KG先生の授業は、ノート・プリントで学習が進められますが、その内容がそのままテストに出題されるわけではありません。問題レベルとしては、学校ワークなどの基礎内容がメインとなっていますが、大問数が10問と問題数が多いため、速く正確に解く力が必要となります。また、大問18問中1問は、興味関心の問題で10点分の出題があります。内容は、教科書に載っている補足やコラムなどの細かい部分からの出題となっています。

・対策

KG先生のテストで高得点を狙うには、まず学校ワークを繰り返し演習し、いつ何が出題されても即答できる状態をつくりましょう。ただ、それだけでは演習量が足りないため、教科書準拠ワークなどをできるだけ多く解き、そのような出題形式で問われても正解できる瞬発力を身に付けましょう。入試などの応用レベルの問題はあまり出題されないため、とにかく基礎内容をきちんと定着させることが重要です。

また、興味関心の問題は、暗記さえすれば10点を獲得できるため、教科書の内容を確実に暗記しておきましょう。ここでは、単元の主な内容だけでなく、教科書の隅に書いてあるような補足やコラムまできちんと暗記することが得点のカギとなります。

 

社会/SN先生

・傾向

SN先生の授業ではプリントが配布され、そのプリントをノートの左側に貼り、授業中に先生が板書した内容や口頭で伝えた内容をノートの右側にメモしていくスタイルで学習が進められます。

SN先生のテスト内容は、ノート・プリントから忠実に出題される傾向にあります。プリントに載っている資料(図・表・写真)はそのまま出題されます。プリントの空欄部分の語句はもちろんのこと、空欄以外の内容からも出題されています。全体の出題形式は、選択問題と記述問題が半分ずつとなっています。特に選択問題に関しては、神奈川県公立高校入試の形式と類似しているため、答えを導くまでの手順が複雑化されています。また、過去にKG先生が作成したテストと似たような問題が出題されています。

・対策

まずは、教科書、ノート・プリントの内容を確実に理解・暗記しましょう。ノート・プリントの空欄部分の語句を暗記したら、その語句の説明をできるようにしておくと、知識の理解が深まり、テスト問題も解きやすくなります。語句の説明では、プリント内の言葉を使用するようにしましょう。

また、資料問題においては、ノート・プリントだけでなく、教科書や資料集の内容もきちんと確認しておきましょう。確認する際は、資料から「何が読み取れるのか」を文章化しておくと記述問題にも対応することができます。歴史分野においては、条約や条文などの資料が出題され、何の条約なのかを答えさせる問題があるため、内容の暗記もしておく必要があります。

教科書、ノート・プリントの内容を暗記できたら、教科書準拠ワークで基礎内容のアウトプットを行います。基礎内容が定着できたら、入試対策テキストを使用し、テスト問題の形式に慣れていきます。そうすることで、本番でも焦らず確実に得点できる力が身につきます。