こんにちは!
あざみ野・新百合ヶ丘・たまプラーザの学習塾/予備校の
MySTEP(マイステップ)です!
今回は「理科・実験レポートの書き方」をお伝えします!
理科・実験レポートの書き方
生徒から寄せられるご相談で多いものが、「理科・実験レポートの書き方」です。
「考察」や「感想」の部分は一体何を書けばよいのかわからず、『作業が難しかった』などのように実験の目的や内容に合っていないことを書いてしまい、評価が下がってしまった・・・なんて経験はありませんか?
成績に大きく反映される提出物の中でも、重要なのが「実験レポート」です。
今回は、その工夫やコツをご紹介します!
理科・レポート課題の例
理科の実験レポートは、
「課題の意図を読み取れているか」
「要点がまとめられているか」
が評価されます。
上記の例は、過去の中学3年生が作成した、評価の高い実験レポートです。
重要な部分は、「結果」「考察」「感想」です。
特に「考察」部分は、「論理的にわかりやすくまとめられていること」
そして「正しい答えが導き出されていること」が評価では重視されます。
「論理的」という言葉は、国語の作文課題の際にも使いましたが、
それとは一体何が異なっているのでしょうか。
では、項目ごとにおける「書き方のポイント」をご紹介します。
「結果」・書き方のポイント
①実験の「結果」のみを正確に書く。
「結果」の部分には、自分の考えや感想は書きません。あくまで実験の結果としての数値や事実のみを書くようにしましょう。
②表やグラフにまとめる。
数値をそのまま羅列するのではなく、表やグラフにまとめると、考察につなげやすくなります。
「考察」・書き方のポイント
①実験から導きたい法則を教科書や参考書で調べ、その法則に行きつくように逆算する。
考察の内容は、実験の目的からずれないようにしましょう。
実験の目的と関係ない内容を書いてしまうと、減点の対象となります。
②自分が立てた仮説が「合っていたのか・間違っていたのか」を書く。
仮説と実験結果の相違点を具体的に書きます。
そのあと、「なぜ合っていたのか・間違っていたのか」まで書けると良いでしょう。
③実験が上手くいかなかった場合は、「なぜ上手くいかなかったのか」を書く。
実験結果が導きたい法則とずれてしまい法則につなげられない場合は、「なぜ上手くいかなかったのか」を分析し、「次にどうしたら上手くいくのか」を書きましょう。
「感想」・書き方のポイント
①『楽しかった』などの感情だけでなく「なぜそう感じたのか」という理由を具体的に書く。
感想は、できるだけ具体的に書くようにしましょう。
『難しかった』のであれば、『実験道具の扱い方がわからず、難しかった』などのように理由まで具体的に書きましょう。
②実験を通してさらに深く調べたいことを見つけ、それに関する実験や仮説を書く。
実験結果を踏まえ、新たに調べたいことや疑問点を書き、どのような実験を行えば良いかを予想して書きましょう.
③今後、実験の結果を踏まえて日常生活などに「どう生かすか」「新たな課題」などを書く。
実験を通して、今後の生活にどのように影響するのか・したいのかを書くとよりよい感想となります。
このように、理科・実験レポートのポイントは多くありますが、一人ではできないものもあると思います。
そうしたときは、ぜひスタッフまでご相談ください!
ただし、我々スタッフは、実際の学校での実験を受けていないため、先生が書いてほしい内容とずれてしまう可能性があります。
皆さんには、授業内での疑問点や重要事項等をきちんとメモしたり、先生に質問をしたりすることをお願いします。
そうすれば、学校の先生の授業内容により近い形でアドバイスができます。ご協力をお願いします!