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2021【小・中学生向け】神奈川県高校入試・問題分析とシステムについて

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こんにちは!

あざみ野・新百合ヶ丘・たまプラーザの学習塾/予備校の

MySTEP(マイステップ)です!

今回は

2021神奈川県高校入試・問題分析とシステム

をお伝えします!

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今回は2021年神奈川高校入試のしくみについて簡単に紹介します!

 

問題分析について

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2021神奈川公立高校入試問題分析動画

2021神奈川県公立高校入試問題分析①全体の傾向

 https://youtu.be/Qcp0WajRqic

 

2021神奈川県公立高校入試問題分析②英語

https://youtu.be/VAhs4ponFv8

 

2021神奈川県公立高校入試問題分析③数学

https://youtu.be/6vd6tZtk27Y

 

2021神奈川県公立高校入試問題分析④国語

https://youtu.be/sM8ULgcdLek

 

2021神奈川県公立高校入試問題分析⑤理科

https://youtu.be/RAv-VwHZigA

 

2021神奈川県公立高校入試問題分析⑥社会

https://youtu.be/8ZQrNKndwac

 

2021神奈川県公立高校入試問題分析⑦特色検査

https://youtu.be/E0WV0J6lfNM

 

2021神奈川県公立高校入試問題分析⑧今後の高校・大学入試

https://youtu.be/_41CgI_iAgY

 

入試システムについて

まず、自分が受けたい高校の種類によって受験の仕組みは変わります。

 高校は、公立高校と私立高校の2種類に分かれます。

 

1.公立高校受験

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2021公立高校入試概要

学力検査(筆記テスト)が1回あり、2種類の選考(第1次選考と第2次選考)が行われます。

選考は、募集定員の90%にあたる合格者が「第1次選考」で決定し、「第1次選考」で合格とならなかった受検者の中から、残りの10%にあたる合格者が「第2次選考」によって決定されます。

 

第1次選考

調査書(成績)、学力検査の結果、面接の得点が使用され、

学校ごとの決められた配点比率によって計算した総合成績で合格が決まります。

また、内申点重視の傾向があります。

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2021公立高校入試比率

 

学校ごとの配点比率は以下のサイトから確認することができます。

 令和3年度選考基準一覧表(PDF)

http://www.pref.kanagawa.jp/documents/63368/r3_senko_kijun.pdf

 

令和3年度神奈川県公立高等学校入学者選抜選考基準及び特色検査の概要

www.pref.kanagawa.jp

 

S値について

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2021公立高校入試・S値

入試スケジュール

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2021公立高校入試スケジュール


学区と調査書について
 

 

第2次選考

実施された学力検査の結果のみを総合得点とし選考が行われ、調査書(成績)が不要となります。

海外や他県からの引越しで中学校の内申点が揃わないなど、県内公立中学校卒業予定者以外の受検者に配慮した選考です。

 

よくある質問

「調査書ってなに?」
調査書とは、3年後期中間までに出される成績のことです。選考では、以下のように計算されます。
【2年生の9教科の評定合計】+【3年生の9教科の評定合計】×2(135点満点)
受験に成績が関わってくるのは2年生からです。

ただし、1年生の成績が関係ないからと言って1年生のうちに怠けてしまうと、基礎が身に付かず、3年生で苦労することになります。

一方で、3年生の評定は2倍に計算されるので、3年前期中間から後期中間までの成績が重要となります。

 

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学区と調査書について

「学力検査ってどんなもの?むずかしいの?」
実施教科は、国語・数学・英語・社会・理科で、1教科100点満点の5教科となります。全校、同じ内容の共通問題を使用しており、思考力・判断力・表現力を見る難しい内容で、記述問題も多く出題されています。

また、2017年度から選択問題でマークシート方式が導入されましたが、記述問題は変わらず出題されています。

学力検査は全国と比べて難易度が高いので、高得点を取るにはかなりの労力と時間が必要となります。

特に理科・社会は、平均点が低く、3年生で苦労する生徒が非常に多くなっています。

 

「志望校選びってどうしたらいいの?」
県立高校に学区はないので、神奈川県に住んでいる生徒ならば神奈川県内にあるどこの学校でも受験できます。

興味のある学校の文化祭などに行っておくと、志望校を決定しやすくなるでしょう。

大学進学実績なども重要なポイントとなります。

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大学進学実績

2.私立高校受験

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私立入試の仕組み

高校によって選抜方法が異なり、問題も学校独自のものとなっています。

選抜方法は、大きく分けて推薦入試と一般入試の2種類があります。

推薦入試

各高校ごとに独自の「推薦基準(内申点など)」を設けていて、基準をクリアした生徒は、合格が約束されるシステムです。

面接・作文等の試験が形式的に行われますが、学力検査は行われません。

合格したら、その高校に入学するのが基本となります。

一部の難関高校を除き、ほとんどの私立高校が採用しているシステムとなります。

また、学力検査も面接も行わずに、中学校の調査書など出願時に提出する書類のみで選考する書類選考という選抜方法もあります。

近年、鎌倉学園高校、湘南工科大付属高校、桐蔭学園桜美林高校、藤嶺藤沢高校、北鎌倉女子学園高校、横浜高校武相高校藤沢翔陵高校など、公立高校や他の国私立高校との併願もできる「併願可能な書類選考」を実施する高校が増えています。

一般入試

①単願確約(専願)
「他の高校を受験しない」ことを条件に、各高校が定めた成績基準をクリアしていれば合格を確約するシステムです。
②併願確約
公立高校などを第一希望とし、不合格の場合、その私立高校に入学することを基本に、各高校が定めた成績基準をクリアしている受験生に対して、合格を確約するシステムです。いわゆる「スベリ止め」と呼ばれる入試形態です。成績の基準は、推薦・専願よりも若干高めとなります。

 

以上の推薦・一般入試に関しては、願書の提出前の12月中旬に、中学校と私立高校の間で「事前相談(入試相談)」が行われ、合格の可能性が高校側より示されます。

その時点で、各高校の成績基準をクリアしていれば合格が内定します。

この事前相談が「事実上の入試選抜」となるので、3年の内申が出た後に中学校で行われる三者面談において、どの私立高校をどの入試形態で受けたいかを、中学校側に伝えることが必要です。

この事前相談の機会を逃すと、たとえ成績が足りていても受験が難しくなる場合があるので注意が必要です。

 よくある質問

「模試って何年生から受けたらいいの?」
模試は、今まで学習した内容を確かめるいい機会となりますし、受けることで学習意欲向上にもつながります。ですが、問題は難しくなっていますので、対策が必要であり、とにかく受ければいいというものではありません。模試に本腰を入れるならば、3年生になる直前の3月からがよいでしょう。

 

以上が神奈川高校入試の概要となります。

どのような形態で受験するにしても、日ごろの学習が受験に直結します。

1~3年生までに学校で習う内容を基本に入試問題が作られているので、

今から、入試を見据えて勉強に取り組んでいくのが、合格への近道でしょう!