こんにちは!MySTEPです!
今回は講師紹介第10弾!
西村先生を紹介します!
西村先生
【プロフィール】
【出身地】神奈川県横浜市
【学生時代の部活】バトントワリング部
【趣味】音楽を聴くこと
【将来の夢】食品会社に就職して研究すること
西村先生は新御三家(豊島岡女子学園中学校・吉祥女子中学校・鴎友学園女子中学校)
のひとつ鴎友学園女子中学校の出身で中学受験も含め経験豊富な先生です。
「基礎の徹底と反復を大事にすること」
「1冊の参考書を完璧にする」
というような自分が実施したきた工夫・学習法を生徒にも伝えてくれる先生です!
受験生は私立中学の学習速度の速さも含め、是非直接話を聞いてみて下さい!刺激になるはずです!
西村先生には受験生へのメッセージと、勉強法、出身大学についての紹介文を書いてもらいました!参考にしてみて下さい!
【受験生へメッセージ】
~中学受験生へ~
塾の宿題が多かったり、過去問をやらなければならなかったり、土日も長時間塾で授業があったりと、大変だなと思っている人も多いかと思います。
嫌になって勉強を投げ出したくなってしまった時は、半年後、志望校の制服を着て学校生活を送っている自分を想像してください。
少しは勉強をやろう!という気持ちが芽生えるかもしれません笑
あと、受験で大事なのは、本番、試験問題を解き終える瞬間まで常に自分を信じて弱気にならないことです!
みなさんのご健闘をお祈りしています。
~大学受験生へ~
なるべく早めに基礎を身につけることを、本当におすすめします。
この場合の基礎とは、教科書の例題を自力で完璧に解けるようになることです。
遅くとも高2が終わるまでに!!
基礎が身につけていないと、入試演習に手がつかないし、やったとしても成績は伸びません。
基礎を早く身につけたものが受験を成功させるといっても、過言ではないと思います。
あと、これは実体験からですが、参考書にあれこれと手を出すのはやめた方がいいです!
いろいろな参考書が市場に出回っており、また人によって使う参考書が違ったりして、「今はこれを使っているけど、やっぱりあっちに変えた方がいいんじゃないか」と思うこともあるかもしれませんが、いろいろな参考書に手を出して全て中途半端にさせるのはあまりおすすめできません。
それよりも、「これ!」と決めたものを1冊徹底して何周もやった方が身につきます。私は学校のテキスト、塾のテキストがあるのに、さらに問題集も買ってしまい、結局問題集は少ししか触れることができませんでした…。
各科目、問題集は1冊でいいかもしれません。同時に2冊以上というのはかなり厳しいと思います。
最後に、おすすめの参考書を紹介しておきます。
英語:鉄壁、スクランブル英文法・語法
数学:青チャート
倫政:蔭山のセンター倫理・政治経済
本番、わからない問題に遭遇した時は、他の人もわからないだろうと開き直って後回しにしました(センター試験を除く)。
当日は、受かるとか落ちるとかは考えずに、目の前の試験問題に全力で取り組むのみです!
弱気にならず、最後まで自分を信じて諦めずに頑張ってください!
ご健闘をお祈りしています。
【勉強法について】
英語
単語は鉄壁を使っていました。鉄壁は単語の意味が詳しく書かれているだけでなく、派生語も赤シートで隠せるようになっていて覚えやすかったです。
また東大志望の人がよく使う単語帳だったので、鉄壁をやっておけば安心かな、というのもあり鉄壁を使用していました。
文法は、特に苦手だったので、スクランブルを答えを覚えてしまうまで何周も解いていました。イディオムもスクランブルでかためたと思います。
英文を訳す時は、下線部を直訳するのではなく、問題で出されている部分が文章全体の中でどのような位置づけにあるのかを踏まえた訳を書くべきだと思います。
直訳では不自然な日本語になってしまい、何が言いたいのかよくわからない訳となってしまうからです。
数学
ただ公式を暗記するだけでなく、どうしてその公式が導かれるのかを考えると理解が深まると思います。教科書に公式の証明が書かれていると思うので、それを1回読んでみてください。
数学は基礎(教科書の問題)が出来ていないと、入試演習などの応用的な問題は解けません。
数学が苦手な人は、教科書の問題から克服していくといいと思います!
あと、わからない問題があっても、すぐに答えを見ないことが大切です。全く解法が思いつかなくても、知っている知識や公式を駆使して解法の糸口を自ら探していくことが、数学力を養うことにつながります。
高3になると自分でじっくり考える時間が少なくなってきてしまうので、高1・高2の時から自分で考える癖をつけておくべきです。
どんなにわからなくても1問につき10~15分は考えるといいと思います。
生物
高3の9月に教科書が終わり、入試演習はその少し前の夏休みくらいから始めていました。
生物は暗記量がとても多く、苦労しました…教科書を音読することとスクエア図説(学校で配られた資料集)を読み込むことで、頭にインプットしました。
音読は、考えながら声に出す作業なので、頭に内容が入りやすく、頭の中が整理されます。
(当然ですが、ただ文字を追うだけの音読は意味がありません。)
スクエア図説は受験生の間ずっと愛用していました。端から端まで読み込みました。
特に生物は資料集を活用することをおすすめします!
化学
高3の9月に教科書全てが終わりました。入試演習は高3の夏休みから学校でやっていました。理論の計算は、モルの概念が分かると解きやすくなると思います。無機・有機は覚える量が多くて大変ですが、覚えていないと解けない問題も多いので、頑張って覚えましょう。
資料集を活用するといいと思います。
【学校紹介】
鴎友学園女子中学校
中高一貫の女子校で、明るい生徒の多い、比較的自由な校風の学校です。
みんな部活と勉強の両立を頑張っていました。
英語は中1から高3までオールイングリッシュの授業が行われ、英語を日本語を使わずに勉強していました。
しかし、高校に入ると大学受験を意識した授業も行われるようになり、日本語での授業も行われるようになりました。
また、文法よりも読解に力を入れた授業が行われていました。
(たとえば洋書一冊を教科書にして読解をしていくなど)
数学は、高2から数Ⅲが始まり、一部の授業では入試演習、高3からは完全に入試演習の授業でした。理科は高3の秋まで教科書、それ以降は入試演習を授業でやっていました。
鷗友の入試は、とにかく記述量が半端ないのが特徴だと思います。
特に国語は、漢字を書く問題が5つ出る以外は、全て記述で、書く量も問題の本文もとても多く、国語が当時から苦手だった私は1番苦戦しました。
算数、理科、社会も、ただ知識を詰め込んだだけでは対応できないような、思考力が試される問題が多く、十分な対策が必要だと思います。
算数は、全て記述なので、途中過程も見てくれます。もし答えが違っていても、部分点がもらえる(かもしれない)ので、わからなくても、最後まで粘ることが重要だと思います。入試は1点でも多く他の人より稼いだ人が勝つものなので!
東京農工大学
知名度があまり高くなくて、知らない人も少なくないかと思います…が、国立理系の、業界では割と有名な大学です。
農学部のキャンパスは、東京にあるのに動物や植物が多く、自然がとても豊かです。カブトムシやヘビが出たりします笑
また、農学部ならではのサークルも数多くあります。例えば、ミニホースの会というサークルでは、アメリカンミニチュアホースという小さい馬を飼っています。構内を歩いていると、お散歩中のミニホースに遭遇したりします笑
また、農学部のキャンパスには広い畑があって、実習の授業で野菜などを育てたりしています。学校から離れた場所にも水田や畑を各地に持っていたりと、国立の割には研究資金が豊富で、研究に必要な施設が充実しています。
以上、西村先生からのメッセージでした!
その他の先生紹介はこちら!
次回もお楽しみに!