こんにちは!MySTEPです!
今回は講師紹介第8弾!
一橋大学法学部の
柳田先生を紹介します!
柳田先生
【プロフィール】
【出身地】神奈川県
【出身大学・学部】一橋大学法学部
【学生時代の部活】新体操
【趣味】読書【将来の夢】法曹
【座右の銘】努力でどうにかなることはどうにかする
柳田先生は新御三家(豊島岡女子学園中学校・吉祥女子中学校・鴎友学園女子中学校)
のひとつ鴎友学園女子中学校の出身で中学受験も含め経験豊富な先生です。
「基礎を大事にし応用問題に取り組む時期を慎重に見極める」
「優先順位を決め、必要なことをやる」
「1冊の参考書を完璧にする」
というような自分が実施したきた工夫・学習法を生徒にも伝えてくれる先生です!
受験生は私立中学の学習速度の速さも含め、是非直接話を聞いてみて下さい!刺激になるはずです!
柳田先生には受験生へのメッセージと、勉強法、出身大学についての紹介文を書いてもらいました!参考にしてみて下さい!
【受験生へメッセージ】
~中学受験生へ~
中学受験をするにあたり一番大切なことだと思っているのは、受験を楽しむことです。
勉強は、やればやるだけ結果がついてきます。ただ、勉強時間を増やせば良いのではなく、正しいやり方で勉強しなければ成績は伸びません。
出来るだけ効率よく勉強して、時には他の遊びにも時間を使いたいですよね。
集中するためには、息抜きも必要です。
そのために、自分の中で優先順位を決め、今の自分にはどこを重点的にやる必要があるか頭で考えながら勉強してください。
また、周りの先生や大人からアドバイスを貰ったら、素直に従ってください。
素直になった者勝ちです。
憧れの制服で中学校に通う自分をイメージして、最後までやり切ってください。応援しています!!
~大学受験生へ~
「基礎を笑うものは基礎に泣く」という言葉があります。
どんどん新しい応用問題集に手を付けようとしていませんか?
そんなとき、もう一度目の前の間違えた問題に向きあってください。
どこの部分でつまずいたのか、それは前にやった基本事項が抜けていて活用できていないということです。
そんなときは焦らず、その箇所に立ち戻ってください。
この反復を怠ると、いつまでも成績は伸びません。
入試問題には、誰がやっても難しい問題が一部あります。
そこではなく、どれだけ基礎を完璧にしていたら解ける問題で解けるかで差がつくのです。
また、解く問題集はなるべく絞り、一冊を何周もするようにしましょう。
同じものを解くことで、新たに知識が繋がったり解法を発見することが起こりやすくなります。
やりこんだ問題集を試験会場に持って行くと、自信にもなりますよ。
受験は、「自分に必要な勉強しかしない」ことが大切だと思っています。
どこをやれば得点がとれるか、志望校が決まってきたらある程度戦略を立て、残りの時間から逆算して必要なことをやっていきましょう。
また、勉強のペースは人それぞれなので、周りと自分を比べずに自分なりの勉強方法を確立してください。
私は、
「飽きやすいので50分スパンで教科を変える」
「嫌いな分野と好きな分野を交互にやる」
などを決めてやっていました。
試験当日にこれだけやったんだから大丈夫、と言えるくらいの自信を持つために、今頑張ってください。
応援しています!!
【勉強法について】
英語
毎日必ず長文を音読をするようにしていました。最初は意味を考えながら読んでいましたが、そのうち英語を英語のまま読めるようになります。あとは、速読力がつきます。難関大学は大体が長文読解を出すので、これはとても有意義でした。
数学
同じ問題を繰り返し解くことです。私は文系数学だったので、解法の暗記が一番得点に繋がりました。なので、答えを覚えるくらい何度も何度も解きました。
現代文
問題を解いて答え合わせをしたら、再度文章の構成を簡単に自分で書き直していました。もし時間があれば要約をするようにすると、より力がつくと思います。
古典・漢文
必要なことは全て暗記することに尽きます。逆に、それだけは徹底することです。あまり他の受験生との差がつかない科目だと思っているので、いかに短時間で平均レベルに持っていくかを重視しました。
生物・地学
古典漢文と同じく、必要なことは全て暗記することに尽きます。
世界史
知識が分散しないよう、なるべく一冊に情報をまとめることが大切です。そうすることで、暗記に視覚を利用出来ます。何度も忘れると思いますが、それで覚え直すうちに定着してくるので、確認するときにより知識を深めていきましょう。
【学校紹介】
鴎友学園女子中学校
東京の世田谷にあり、周りは閑静な住宅街なのでとても落ち着いた雰囲気です。
部活動がとても盛んで、ほとんどの生徒が何らかの部活に所属しています。
(ちなみに、鴎友では部のことを“班”と呼びます。)
活発な子が多く、行事の中でも運動会はとても盛り上がります。
英語教育に力を入れていますが、進路では文系も理系もバランス良く輩出しているのが特徴です。
入試では、算数も記述式であったり書かせる問題が多いので、過去問演習が大切です。
一橋大学
東京の国立という、かなり都心から外れた場所にあるため、キャンパスの周りもとても落ち着いた雰囲気です。
建物は、ロマネスク様式の兼松講堂が有名で、構内がロケ地になることもたまにあります。
また、一橋大学を中心に大学通りというのがあり、その春の桜並木は圧巻です。
一学年1000人ほどしかいない少人数な学校なため、キャンパスもとても小さく、4年間をずっと国立で過ごします。
構内を歩いていると必ず知り合いに遭遇するのは、一橋大学ならではないでしょうか。
ただ、学部間の垣根が低いのが特徴で、4年を通して色々な学部の授業が受けられます。
また、ゼミに力を入れており、海外で調査したりとその活動は活発です。
入試では、数学と世界史が非常に解きにくい問題であることが特徴です。
数学は、毎年5問記述式で出題されますが、理系の領域に若干抵触するような問題もあり、いかに解けそうな問題を見極めて解くかが重要です。
世界史は、問題を見れば分かると思いますがとにかくとっつきづらいです。(笑)
自分の持つ知識をなるべく使って、なんとか聞かれている問いの方向性にもっていきましょう。
全教科に言えることは、例年似た形式で出題されるため、過去問演習がとても大切だということです。(私は、15年分くらいやりました。)
難問が多いので、まずはそれに向き合う耐性をつけ、その上で記述は必ず周りに添削してもらうようにしましょう。
以上、柳田先生からのメッセージでした!
その他の先生紹介はこちら!
次回もお楽しみに!