夏休みに入り、どうお過ごしですか?
部活に勉強、たまには友達と遊んだり…充実した毎日を送っている様子が、皆さんから伝わってきます。
さて、前期期末テストまで、残り約1ヶ月となりました。
テスト勉強は進んでいますか?
以前のブログでもお伝えしたように、テスト勉強はテスト直前に始めたのでは決して間に合いません。
すでにテスト対策期間はスタートしています!今のうちから勉強を始め、テスト直前に余裕を持てるようにしましょう!
ですが、
「国語・理科・社会はどのように勉強を始めたらいいの?」
「平均点もなかなか取れない。」
という疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。
今回は、近隣中学生のそのような悩みを少しでも解決できればと思います。
国語・理科・社会の勉強法
~目指せ平均点~
国語
国語のテストは、英語や数学のような応用問題などはほとんどなく、学校の授業中で学習した単元、内容からしか出題されません。
また、どの学校の先生も、授業中のノート・プリントや学校ワークをもとに問題を作成しているため、他教科に比べてテスト対策がしやすいものとなっています。
主な勉強方法は以下の通りです。
①
教科書でテスト範囲の
単元を読みましょう。
教科書を読む中でわからない部分があれば、教科書ガイドという解説書が本屋に売っているので、まずは教科書ガイドを購入して読みましょう。特に「あらすじ」部分を読むだけでも全体像が分かりやすくなります。
②
学校ワークなどで
演習を行いましょう。
内容を把握したら、今度は演習です。
先生によっては、学校ワークの問題を作り変えて、似たような問題をテストに出題しています。必ず解いておきましょう。
そのあとは、教科書対応テキスト(新ワーク・必修テキストなど)を使って、同じ単元の中で様々な問題を解くようにすると、どのような問題にも対応しやすくなります。塾に通っていない人は本屋で教科書対応テキストを探してみましょう。
※演習は正しい解き方・直し方で行いましょう! 詳しくは前回のブログを参考に!
③
学校ノートの内容を理解して
暗記をしましょう。
ここは学校の先生が最も理解してほしい部分であり、必ず出題されます。
そのため、高得点の鍵となります。
テストが近づいてきたら、ノートの内容にも目を通しておきましょう。
その際、学習のめあてや単元のまとめはきちんと暗記しておくとよいでしょう。
そのほかにも、漢字や文法問題も多く出題(20~40点分)されますので、1ヶ月前
の時期から暗記をしておきましょう。
④過去問を解きましょう。
過去に定期テストに出題された問題は、繰り返し出題されることがあります。
国語は、様々な形式で問題を解く練習にもなりますので、解いておくとよいでしょう。
塾に通っていない人は先輩などから入手してみましょう!
理科
理科のテストは、主に学校プリントやノートからの出題がメインとなります。
基礎問題がほとんどですが、授業内容からの出題が多いため、学校の授業はきちんと聞いて、先生の言葉はメモを取るようにしましょう。
また、授業内で行った実験の内容からも出題されます。
主な勉強方法は以下の通りです。
①
教科書でテスト範囲の
単元を読みましょう。
まず、該当する教科書のページを読みます。
その中でも、太字は重要語句です。太字部分を緑ペンでぬっておくと、そのまま赤シートで隠しながら暗記することができます。
※緑ペンはぬった部分に赤シートをあてると、その部分が隠れるペンです。
文房具店やスーパーで売っています。
また、教科書には、写真や図が多く載っています。
これらを確認しながら暗記することで、理解しながら暗記ができます。
②
フォレスタでテスト範囲の
単元を学習しましょう。
まず、フォレスタのPoint(語句)を暗記します。
暗記ができたら、Warm UpやTry・Exerciseで演習を繰り返します。
間違ってしまった問題は、もう一度Warm Upに戻って確認しましょう。
※フォレスタは塾で使用している教科書レベル教材の名前です。塾に通っていない人はフォレスタでなくても教科書レベルのワークであれば代用可能です。他テキストでも同様に暗記してから演習をしてください。
③
学校ワークなどで
演習を行いましょう。
フォレスタの内容が完璧になったら、学校ワーク、教科書準拠テキストで演習を行いましょう。
理科は解き慣れておくことが重要なので、多くのテキストで演習しましょう。
正しい解き方で!
④
学校プリント・ノートの内容を
理解して暗記をしましょう。
学校プリントの内容は何よりも大切です。
理解・暗記は必ずしておきましょう。
また、実験プリントの中にある実験の目的や結果・考察なども目を通して暗記しておく必要があります。
プリントなどに書き込む際は、あらかじめオレンジペンなどで書き込み、赤シートで隠して演習できるようにしておきましょう。
⑤
過去問を解きましょう。
テスト前の総仕上げです。
教科書・フォレスタ・テキストの内容が理解・暗記できたら、いよいよ過去問に入ります。
過去問の内容は繰り返し出題されることが多いので、取り組んでおくとよいでしょう。
社会
社会のテストも理科と同様に、学校プリントやノートからの出題が多くなっています。
それに加えて、時事問題がプラスされます。
また、教科書や資料集の写真や図・表が多く出題されます。
何よりも学校の授業が大切であるため、先生の言葉や板書は聞き漏れ、書き漏れがないようにしましょう。
主な勉強方法は以下の通りです。
①
教科書でテスト範囲の
単元を読みましょう。
まず、該当する教科書のページを読みます。
教科書の写真や図・表はそのままテストに出題されます。
これらを確認しながら暗記することで、理解しながら暗記ができます。
また、理科と同様に太字は緑ペンでチェックしておきましょう。
②
フォレスタでテスト範囲の
単元を学習しましょう。
まず、フォレスタのPoint(語句)を暗記します。
そのあとTryを解きましょう。ここで教科書を読みながら解くと、理解しながら暗記ができるようになります。
ただし、Tryは一問一答形式になっていますが、テストでは一問一答形式では出題されません。
あくまで暗記する用の道具と考えましょう。
もっともテストの形式に近いのは、Exerciseです。
Exerciseではテストの形式に慣れるための演習を行います。
間違ってしまった問題は、もう一度、教科書に戻って確認しましょう。
③
学校ワークなどで
演習を行いましょう。
フォレスタの内容が完璧になったら、学校ワーク、教科書準拠テキストで演習を行いましょう。
より多くの問題に触れることで、暗記した内容が頭に残りやすくなります。
社会は、問題を解いた分だけ、覚えることができます。
④学校プリント・ノートの内容を
理解して暗記をしましょう。
①~③は、あくまでテストのための準備です。
社会はここからが最も重要です。
テストでは、プリント・ノートの内容が多く出題されるため、これらの理解・暗記をすることが、テストの点数に直結していきます。
テスト前に必ず取り組み、完璧にしておきましょう。
⑤過去問を解きましょう。
国語・理科と同じく、総仕上げとなります。
過去問で間違えてしまった場合は、教科書・プリント・ノートに戻って確認しましょう。
このようにテスト勉強は、テスト直前に始めたのではとても間に合いません。
早い時期から勉強を始めておけば、高得点のチャンスです!
頑張りましょう!