こんにちは!
あざみ野・新百合ヶ丘・たまプラーザの学習塾/予備校の
MySTEP(マイステップ)です!
今回は
「(高1)R君のセンター同日模試(東進)結果発表」
~900点中609点! 理系5教科7科目 偏差値59.7獲得~
をお伝えします!
R君の前回の記事はこちら!
結果はこちら!
偏差値のみ
志望校判定はこちら!
大学ランクはこちら!
この短期間でよくここまで仕上げてくれました!
R君の勉強法などは前回のR君についてのブログで紹介しているので参考にしてください!
この結果を受けR君は古典の学習を本格的にスタートしました。今後のR君にも期待しています!
ここからは当塾の隠れラスボスS先生からR君へのメッセージです!
センター同日模試の結果が返却されました!
今回は「河合塾全統模試」の記事で話題のR君の成績をもとに「受験勉強」を紐解いていきたいと思います。
英語
難易度は変化していません。
単語数は増加傾向にありますから、注意が必要です。
単語をコツコツと貯金しているお陰ですね。長文での失点が非常に少ないというのがポイントです。
この時期の模試は、「文法はできるけど長文が読めない」地獄に陥りがちですが、しっかりと単語力を積み重ねたことで揺るがない地盤づくりに成功しています。素晴らしい!!
今後の課題は
1.文法での細かな失点を減らしていくこと(熟語の強化が必須です)。
2.読み取りの速度と精度をあげること(消去法もいいですが、根拠を持って「正解を選ぶ」解法がベストです)。
3.長めのリスニング問題になれること(聞き取れるようになるためには正しい発音・アクセントを知ることも大切です)。
→リスニングについての記事はコチラ!
数学
IAは図形や関数の前半を可視化することが後半の鍵になる大問でした。
IIBは大きな変化はないものの、しっかりと文章の誘導に沿って解かないとなりません。
IAの復習は八分に行えていますね。8割突破の目標は達成です!!
9割を達成するために、難しいことよりも基礎基本を疎かにしないことです。
IIBはB分野に未習範囲がありますから、先ずは習得してしまいましょう。B分野は数列とベクトルですが、どちらも得点源になること間違いなし!の分野ですね。
II分野では三角関数に平均以上の失点が見られました。青チャートレベルの問題ですので得点しておきたかったですね。
国語
全大問が易化しました。非常に読みやすい問題でしたし、設問も読解・内容に大凡忠実でした。
現代文は非常に健闘しています!満点を目指せるのではないでしょうか。鍵は内容や理由など細かい部分を正確に「具体化・可視化・具現化」することです。
古文は問題のレベルに対して得点が低いように感じます。古語の不足でしょうか。選択肢を分析すると、文法よりも単語で失点しているように思います。
漢文は大健闘です。平均してこの点数が取れれば問題ナシ!と言えるでしょう。「漢文はパズル」です。もっとも数学的に解けますね(理系問題に近い)!
理科
未習範囲がありますね。これからの点数上昇に期待です!
化学
問題数の増加もあり、解き慣れていることがアドバンテージになる年でもありました。
センター化学は考えるよりも先に手が動く!くらいのクイズ問題です。どれだけ正しく正確に知識を引き出せるかに集中して対策をすることが一番の近道になるでしょう。
*もちろん、原理・原則を理解せずに勉強することを勉強とは呼ばないので注意です!!
物理
全範囲から万部なく出題された年でした。つまり、満遍なく得意でないと高得点は狙えません!
物理こそ、覚えるのではなく、「原理・原則から導く」科目です。
「なぜ? どうして?」に注目して「考えて学ぶ」ことが得点UPにつながると言えそうです。
理系科目全般は、選択問題でどの問いを選択するか、で大きく解きやすさが変わります。必修問題を解く前に必ずどの選択問題を解くのかを決めておきましょう。
政治・経済
勉強を始めたのがセンター1〜2週間前。非常に良い結果だと思います!
社会の中では解きやすい科目に分類される公民科目ですが、文章の複雑さや二重問題に苦しめられる受験生も多いようです。
全ての分野から満遍なく知識を吸収し、いかに引き出しやすくまとめるか・覚えるか、が鍵になる科目です。
正直、覚えれば満点を狙えるお得な科目でもあります。
知識の整理の仕方に気をつけて学習を続けましょう。
総括
前回の全統模試に続き、非常にいい結果です。
普段から、なぜ「これがダメ(不正解)」で「こっち(正解)なの」か。を真剣に考えて取り組むR君だからこそたどり着けた結果です。
主体的に勉強すること・問題を作問者の立場から分析すること・地道に積み上げること
この3つが揃って初めて彼のような結果にたどり着けるんですね。
R君、これからもこの3つに、3つがマスターできたらその先を見据えて、頑張って知識を蓄えてほしいと思います。
受験勉強は楽しんだ者勝ちです。
知っているのと知らないのとでは大きな差が出る世界でもありますが、日常生活だってそうではありませんか?
「サバを読む」という言葉の由来も知っていればサバが腐りやすい魚であるということが容易にわかりますし、逆も真なり。です。
サバが腐りやすいということを知っていれば、サバを読むという言葉の由来の推測もしやすいはずです。
道路のカーブはどうして緩やかに大回りをするものが多いんでしょう?クロソイド曲線がその答えです。でもクロソイドって何?って思いますよね。
そこなんです。
知っているのと知らないのとでは見える世界が違うんです。
これを書いている私だって、全てを知っているわけではありません。が、知識は生活を、勉強を、そして、私たちが日常見るものの全てをより豊かにしてくれます。
知識が全てではありませんし、知らなくたって生きていけます。知っているのが偉いわけでもありませんし、
それでも、皆さんにはたくさんのことに、より多くのことに、主体的に興味を持って、
「なぜ?どうして?」を追求してほしいと思います。
「なぜ?どうして?」に行き詰まったら、質問はこちらまで!!
その後のR君