こんにちは!MySTEPです!
今回は
成績上位者はやっている最強の勉強法(演習編②)
をお伝えします!
MySTEP通信では、これまで正しい「勉強」とは一体何なのかについてお伝えしてきました。
前回までの記事はこちら!
今回は、例を用いながら演習時における「説明」の方法や大事なポイントを詳しくお伝えします!
まずは、例を用いて「知識」と「勉強法」の詳しい説明方法についてご紹介します!
例:社会(歴史)
~知識の説明~
①丸つけをしたあと、間違えた選択肢と正答の選択肢の解説を読む。
「aを選択肢4の神戸と答え、正答は選択肢2の堺だった。bは鹿児島で合っていた。」
②理解・暗記していた知識の何が違っていたのかを確かめる。
「平清盛が関西地方で日宋貿易を行っていたことはわかっていたが、詳しい場所までは暗記していなかった。また、勘合貿易が大阪府の堺で行われていたことを忘れてしまった。」
「bの正答に関しては、勘で当たった。ザビエルが到着したのは鹿児島。」
③間違えた選択肢と正答の選択肢以外にも注目し、知識の確認をする。
「選択肢3のアメリカ総領事館がおかれたのは静岡県の下田である。」
④選択肢の内容に関して、教科書等を使い、解説には載っていない知識の確認を行い、 新しく理解・暗記した知識をノートやよく使う参考書等に書き込む。
「選択肢1のザビエルが鹿児島に到着したのは1549年。その後、キリスト教が日本に広まった。」
「選択肢2の勘合貿易(日明貿易)は1404年の室町幕府の頃に、明(中国)との間で行われた。勘合貿易により、日本の文化に中国の文化が加わり、北山文化・東山文化が生まれた。」
~勉強法の説明~
① なぜ間違ってしまったかの原因を明らかにする。
「貿易や外国人の来航に関して、出来事の内容は把握していたが、年号や場所までは暗記していなかった。」
② 次に同じような間違いをしないために、勉強法の修正点を挙げる。
「出来事を暗記する際は、最低でも“いつ(年号)・誰が・どこで・どのように・どうなった”という項目を暗記するようにする。教科書等に載っていない情報は調べて付箋等で追記しておく。」
「時代順に暗記するだけでなく、“貿易”“日本に来た外国人”のようにテーマごとにまとめておく。」
③ 実行する
例:英語(文法問題)
~知識の説明~
①丸つけをしたあと、間違えた選択肢と正答の選択肢の解説を読む。
「選択肢3“Could you~?”を選んだが、
答えは選択肢2の“Shall I~?”『(私が)~しましょうか?』だった。」
②理解・暗記していた知識の何が違っていたのかを確かめる。
「助動詞の会話表現を忘れていた。“Could you~?”と“Can you~?”の違いがわからない。」
③間違えた選択肢と正答の選択肢以外にも注目し、知識の確認をする。
「選択肢1の“DoI~?”は一般動詞の疑問文の用法である。」
「選択肢3の“Could you~?”は“Can you~?”『~してくれませんか?』を丁寧に言い換えたもの。『~してくださいませんか?』と訳す。」
④選択肢の内容に関して、教科書等を使い、解説には載っていない知識の確認を行い、新しく理解・暗記した知識をノートやよく使う参考書等に書き込む。
例:
忘れている会話表現
○相手に依頼する場合
Will you~?/Can you~?
「(あなたが)~してくれませんか?」
○相手に丁寧に依頼する場合
Would you~?/Could you~?
「(あなたが)~してくださいませんか?」
○相手に許可を求める場合
May I~?/Can I~?
「(わたしが)~してもいいですか?」
○相手に申し出る場合Shall I~?
「(わたしが)~しましょうか?」
~勉強法の説明~
① なぜ間違ってしまったかの原因を明らかにする。
「会話表現の内容を暗記していなかった。使用しているテキストを確認したところ、会話表現について載っていたので、会話表現の他にも暗記が不十分な項目があるかもしれない。」
② 次に同じような間違いをしないために、勉強法の修正点を挙げる。
「今までは使用しているテキストのポイント(説明)部分の理解はできていたが、暗記せずに演習に入ってしまっていた。これからは暗記の精度を上げるため、確認テストを随時行う。1週間に1周はテストを行い、暗記が不十分であればテストの頻度を上げる。」
③ 実行する
以上!
演習時における「説明」の方法や大事なポイントでした!
参考にしてみてください!
演習方法についての他記事はこちら
次回は今回の勉強法を活用した「模試の振り返り方法」をお伝えします!
お楽しみに!