こんにちは!MySTEPです!
今回は前回に続き
「すすき野中学校1・2年生の前期中間テスト分析」
「テスト勉強のコツ!計画的・効率的学習」
(Part2)
についてお伝えします!
前回の記事はこちら
すすき野中2年生
前期中間テスト分析
英語(H先生)
例年と比べ、やや難化傾向にあります。
全体の構成としては、リスニング(20点)・文法問題(単語・熟語など30点、英作文30点)・長文読解(20点)の3つです。
聞かれている内容は基礎ですが、出題形式は神奈川県の公立入試を意識しており、慣れていない生徒様にとっては解きにくいものもあったのではないでしょうか。
≪リスニング≫
主に週に1回あるAETの先生との授業の内容からの出題です。授業やプリントの内容をしっかり復習しておく必要があります。
対策については前回記事前半中1のリスニング対策を参考にしてください!
≪文法問題≫
教科書本文の単語や熟語・文法が、空欄補充や並べ替え、書き換え形式で出題されています。
この部分は、教科書や学校ワーク(ジョイフルワーク・語順トレーニング)から出題されており、比較的解きやすい部分です。
ここで得点するためには、教科書本文を和訳したあとに英訳し、表現や文法を完璧に暗記しておけば、どのような問題形式にも対応できます。
ここで得点を落としてしまっている場合は、単語などの基礎が疎かになっている可能性があるので、注意が必要です。
また新たに、自分自身で考えて文章を作る自由英作形式でも出題されました。
こちらは入試の出題形式に類似しており、解きにくかった人が多かったのではないでしょうか。
長文の内容を読み取り、その上で英文を作らなければならないものもあり、ただ日本語から英語にするだけの演習では得点が難しいでしょう。
ここで得点するためには、教科書本文の表現や文法を暗記するだけでなく、使いこなせるようにしなければなりません。
フォレスタや学校ワークの問題の中にある日本文を使って英訳したり、ジョイフルワークの中にある自己表現(自由英作)の問題を繰り返し解くなどの演習が効果的です。
※フォレスタは塾で使用している教科書レベル教材の名前です。塾に通っていない人はフォレスタでなくても教科書レベルのワークであれば代用可能です。
≪長文問題≫
3問出題されており、前回までのテストと比べると出題数が増えています。
ただ、使われている表現や文法は、範囲内のものや1年生の復習の内容であるため、じっくり解けば解けないものではありません。
ここで必要なのは、速さと慣れです。
まず、1年生の学習が身についていないと、わからない単語が一つでもあったときに、そこから進めなくなってしまいます。
問題数が多い中でこのような応用問題を解いていくには、問題を速く解く必要があり、そのために「迷わない」ことが重要です。
問題を解くときに迷わないくらい学習が身についていれば、応用問題に対応する余裕が生まれます。
また、このような長文を読む機会があまりないために苦手とする人が多いのですが、たくさん演習をして慣れてさえおけば、急な長文にも戸惑わずに取り組むことができます。
全体を通して問題数も多く、どう答えてよいかわからない問題もあったために、「難しい」と感じた人が多いと思います。
実際に学校の先生は、入試問題を意識した授業づくりや、英語の先生一人ではなく、他学年の先生やAETの先生を交えてテスト問題を作成しているため、授業やテスト問題はこれからさらに多様化していくでしょう。
ですが、内容を見ていくと、実は基礎的な文法などから出題されているため、日ごろの単語暗記(中1の内容含む)や文法演習にしっかり取り組んでいれば、決して解けないものではありません。
当塾では、基礎が完成した段階で、文章読解や英作文に特化した問題を作成し、演習してもらっています。
塾に通っていない人も分野別参考書などを活用し対策するとよいでしょう!
基礎から分野別対策へ進むためには、日々の学習や学校の授業での基礎内容を、早い段階から暗記しておくことが、何よりの近道です。
多様化する問題のための演習を重ね、テスト対策を行っていきましょう。
数学(I先生)
全体としては、難易度は例年と変わりませんが、英語と同様に問題数が多く、解き終わらなかった生徒様が多かったようです。
1章(式と計算)の内容からは基礎問題、2章(連立方程式)の内容からは応用問題が出題されました。
≪語句問題≫
文章中の空欄補充形式で、得点源であったと言えるでしょう。
語句は、教科書はもちろん、フォレスタにも載っている内容ですので、教科書の太字やフォレスタの赤文字の部分は確実に暗記しておきたいところです。
≪計算問題≫
1章は基礎問題に加え、1年生の復習の内容が出題されました。
語句の問題と同じく、ここで得点しておくことが重要です。
≪対策≫
計算部分で確実に得点するためには、
①
フォレスタの基礎問題(ウォームアップ・トライ)の中でわからない部分がないようにすること
②
演習問題(エクササイズ)や学校ワーク、教科書の基本・章末問題を繰り返し解いていくこと
③
学校の授業内で先生が扱ったオリジナルプリントや、自作問題を理解して解けるようにしておく
この3点が重要です。
≪応用問題≫
2章の内容からは、応用問題が主に出題されました。
学校の授業内で先生が出題すると言っていた問題が出題されているなど、学校の授業に準拠した問題に加え、授業内では扱っていない比例を使った応用問題も出題されました。
ここで時間が足りなくなったり、得点を落としてしまった人も多かったようです。
≪証明問題≫
授業内や教科書で扱った問題が空欄補充形式で出題されています。
証明は様々な形式で出題され、空欄補充以外にも完全証明させる問題や間違っている箇所を見つけ、修正する問題などもあります。
≪対策≫
フォレスタや教科書で繰り返し解いておき、書き方を覚えるくらいにしておくと、こういった証明問題にも対応できるでしょう。
≪その他≫
上記以外にも、規則性の問題や、連立方程式の式の考え方を答えさせる問題など、様々な問題が出題されました。
これは、すすき野中学校3年生の数学科担当であるT・M先生が、やはり入試問題を意識した問題や、なぜその答えになるのかを説明させる問題を取り入れて作成しており、1・2・3年生の問題すべてにその先生が作った問題が出題されています。
このような問題には、多くの演習が必要であり、身につけるまで時間がかかります。
また、こうした問題はこの先も出題されることが予想されるため、対策の必要があります。学校の先生が授業で出題した問題や、その類題を解いて対策をしましょう!
早い段階から基礎問題を完成させ、演習の時間を増やすためにも、計画的・効率的学習を心がけましょう!
また、授業中に先生が言った内容もきちんとメモしたりして、把握する必要もあります。
当塾ではこうした問題に対応する独自のプリントを作成して対策しています!
塾に通っていない人はとにかく学校の授業中の情報収集から始めましょう!
さて、ここまでテストの傾向と対策の一部をお伝えしてきましたが、
テスト勉強のコツ
「計画的・効率的学習」
を最後にお伝えします!
テストで高得点を取るには、計画的・効率的学習が必要です!
よく生徒から、
「英語と数学はなんとか勉強しているけど、そのほかは手がつけられない…」
「部活や習い事で部活が休みになるまでテスト勉強ができない」
という相談を受けます。
限られた時間の中で5教科分の勉強をするのは大変です。
しかし、計画性のない勉強法を続けていると、これからのテストには太刀打ちできません。
では、計画的で効率的な勉強法とは一体何なのか。
授業中が勝負!
まず変えるべきは、学校の授業の受け方です。
テスト分析でお伝えしたように、学校の授業の内容は多様化しており、ただ授業を聞いているだけでは得点が難しくなっています。
「授業中に先生が話したこと、解いた問題、見たビデオの内容、試験に出ると告知された内容を細かい部分まで把握すること」
これが何よりも重要です。
また、授業でプリントを使っている場合は、プリントに書き込む際にオレンジペンを使います。
そうすれば、テスト前にノートまとめをしなくても、赤シートで隠しながら問題集として使用することができます。
テストが近づくと、学習した内容をノートにまとめることがあると思います。
これは理科・社会などでよくあることなのですが、実は、せっかく覚えるための道具がそろっているのに、それを1から作り直すということであり、非常にもったいないことです。
もし授業の内容を整理したい場合は、そのまま暗記ができるように、学校プリントや教科書、フォレスタ(自分が普段使っている参考書や問題集)の中に、授業中の段階から書き込み、まとめておくことで、テスト前のノート作成の時間が削減できます。
つまりは、授業中にまとめノートを作ってしまうのです。
このように、授業中に先生から何かを教わった瞬間から、テスト勉強は始まっています!
テスト直前になって勉強を始めるのではとても間に合いません!
日頃から工夫をして計画的・効率的学習を心がけましょう!
テスト対策は総仕上げ!(ここからは塾生向け)
当塾には、テスト前に追加可能な対策授業として「テスト対策」というものがあります。
基本的にテスト対策はテスト前に行うものですが、受講すればテストに間に合うというものではありません。
学校の授業の内容を、テストの範囲すべてをたった数コマで、しかも短期間で網羅することは、かなりの負担です。
塾の授業を最大限に生かすには、範囲内の内容(ノート・プリント・教科書・フォレスタなど)を自分で理解・暗記した上で、テスト対策の中で様々な問題を演習することが必要です。
※理解・暗記がひとりでは難しいという場合はそのフォローに授業を活用するのはアリです。でも、ある方法を教えると8割の生徒はひとりで理解・暗記ができるようになっています。困ったらまずはスタッフに相談しましょう!
そのためにも、早めの段階からテスト勉強を始めましょう。
テスト勉強には、近道は存在しません。
テスト勉強は日ごろから行い、テスト前にはこれ以上何もすることがない状態を作り出すこと!
そして、テスト本番に向けて演習を行っていくことが、得点アップの何よりの近道です。
何もしない・・・のではなく
「何もしなくてもよい状態をつくる」ということ!
ですが、何もしなくてもよい状態を作ると言っても、どうしたらよいかわからない生徒様も多いかと思います。
そんなときは、塾に自習に来てください。
その際に一人ひとりに合った勉強法を教えます!
次回もお楽しみに!