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【小・中学生向け】すすき野中テスト分析2021

すすき野中 定期テスト分析2021

2021すすき野中定期テスト分析


こんにちは!

あざみ野・新百合ヶ丘・たまプラーザの学習塾/予備校の

MySTEP(マイステップ)です!

今回は2021年度向けに、すすき野中学校のテスト分析内容をお伝えします!

このブログではお伝えしきれない内容もあり、分析結果の一部にはなりますが、塾に通っていない人も参考にしてみて下さい。

 

 

すすき野1年(新2年)

英語/SG先生

・傾向

SG先生の授業は主に教科書とプリントで学習が進められます。

テスト直前期には「対策プリント」を配布し、ライティングの約半分が「対策プリント」からそのまま出題されます。

SG先生のテスト問題は、どのような能力の生徒でも解きやすくなっており、

他学年と比べても平均点が非常に高くなっています。

 

リスニング/13点

リスニング問題では、英語の音声が読まれ、アルファベットや数字など聞き取った内容を書き写す問題や、英文や会話文の内容にあてはまる絵や文を選ぶ問題、聞き取った内容を日本語にまとめる問題が出題されます。

後期になるにつれ難易度は上がっていきます。

所要時間は約10~15分です。

出題内容は、AETのJ先生の授業内で実施された内容や、試験範囲の文法事項から出題されています。

 

ライティング/87点

教科書本文からの出題が12点、文法事項や文法プリントからの出題が25点、直前期の「対策プリント」から44点、初見の読解問題が6点という問題構成になっています。

教科書本文の問題では、内容を日本語で答える問題や本文の空欄部分を選択肢から選んだり、穴埋めしたりする問題など、内容理解を問う問題が出題されています。

文法の問題では、並び替えや語句の書き換え、選択肢などのスタンダードな形式の問題が出題されています。

特に、学校ワークと問題形式が類似しています。

直前期の「対策プリント」の問題では、語句や問題がそのまま出題されます。

初見の読解問題では、100語程度の教科書本文レベル(基礎レベル)の問題が出題されています。

内容を理解した上で、英問に英語で答える問題形式となっていました。

 

・対策

リスニングでは、教科書準拠ワークに付属しているリスニング問題を解くなど、日頃から音声に慣れておくことが重要です。

ただ、リスニング問題は担当の先生やAETが音声を作成するため、テキストなどの音声に慣れすぎると、発音のギャップに戸惑ってしまう場合もあるようです。

授業中から担当の先生やAETの発音に注意して聞いておきましょう。

ライティングでは、ケアレスミスが命取りになります。

とにかく基礎内容がメインとなっているため、日頃からミス(ピリオドのつけ忘れ、スペルミスなど)をしないように気をつけましょう。

教科書本文の問題で得点するためには、教科書本文内の単語・熟語を暗記し、和訳・英作ができる状態、内容を日本語で簡単に説明できる状態をつくっておくと安心です。

文法問題では、学校ワークや教科書準拠ワークを繰り返し解き、満点を取れる状態をつくりましょう。

さらに、穴埋めや並び替えの問題を、日本語だけを見て英文を作れるようにしておくと、さらに得点しやすくなります。

直前期の「対策プリント」の問題では、確実に満点を取ることができる部分であり配点も高いため、とにかく、答えを理解・暗記しましょう。

初見の読解問題で得点するためには、これまでに学習した単語・熟語を復習し、読み・意味が言える状態をつくりましょう。

その後、入試対策テキスト(中1・2年用の読解問題が載っているもの)などで100語程度の読解問題を解き慣れておくとよいでしょう。

 

数学/KW先生

・傾向

KW先生の授業は、教科書とノート中心で学習が進められ、途中で演習プリントが配布されます。

このプリントは、基礎~入試レベルになっており、テストでもプリントから4割程度出題されています。

大問数は19問と多めですが、基礎問題が12問、応用問題が7問と基礎内容がメインとなっています。

基礎問題は、教科書・ノート・学校ワーク・プリントの中から8問、これまでの復習内容が4問、出題されていました。

通常、復習内容は計算がメインで出されることが多いですが、今回は学年末テストであったため、復習内容の範囲が広めになっています。

応用問題は、授業中に配布されたプリントの入試レベル内容から類題が3問、出題されています。

全く同じ問題は出題されてはいません。

また、授業中に生徒たちが「オリジナル問題を考える」という課題が出され、その内容からも1問、出題されています。

残りの3問は初見問題となっています。

作図の過程を考えたり、展開図や見取り図から最短距離や体積などを求めたりする問題であり、数学的な思考力が問われています。

また、過去にすすき野中学校のテストで出題された問題と似ている部分もありました。

 

・対策

まずは、基礎問題で満点をとれることを目指しましょう。

教科書・ノート・プリント(基礎のみ)で扱われた問題は繰り返し解いておき、その後、学校ワークでも演習を行います。

学校ワークは基礎~応用レベルの問題が載っていますが、まずは基礎レベルの問題(A問題やB問題)を確実に解けるようにしておきましょう。

また、計算問題は毎回のテストで大問1問分は確実に出題されるため、計算問題は定期的に復習やテストを行っておくと安心です。

基礎問題で満点を取れる実力が身についたら、次は応用問題の対策に入ります。

まずは、プリントや学校ワークの応用レベルの問題を繰り返し解いておきましょう。

ただし、問題がそのまま出題されるわけではないため、答えまでの導き方、考え方を理解した上で解けるようにしておきましょう。

さらに対策を実施する場合は、入試対策テキストなどで初見問題に反応する(プリントや学校ワークの問題の考え方を応用する)練習を行うと効果的です。

 

国語/YM先生

・傾向

YM先生の授業は主にプリントを使用して学習が進められます。

プリントで単元の学習をしたあと、授業内で学校ワーク解きながら問題形式に慣れていくように授業が構成されているようです。

 

聞き取り問題/10点

聞き取り問題は、音声で文章が読まれ、その内容に関する問いに記述で答える問題形式になっています。

音声の内容は説明文であったり、学級会などの対話文であったりと、様々な内容から出題されます。

全学年共通の問題であるため、難易度はそこまで高くはありません。音声の内容を正しく聞き取る力、要点をメモにまとめる力などが問われています。

 

筆記問題/90点

言語の問題が大問6問、読むこと・書くことの問題が大問2問、出題されています。

言語の問題は、漢字ワークや文法・知識内容から出題されています。

漢字ワークからは読み10点、書き10点の合計20点分が出題されています。

文法・知識内容に関しては、大問5問と問題数が多くなっていますが、プリントや学校ワークからそのまま出題されているため、暗記さえしていれば解きやすい問題となっていました。

読むこと・書くことの問題は、主にプリントと学校ワークの内容から出題されています。

プリントでは、単元の主題がまとめられていたり、主題に関する問いが載せられていたりします。

テストでは、プリント内の主題や問題から約半分ほど、そのまま出題されていました。

そのままといっても出題形式が多少変わっていたり、選択肢が入れ替えられたりしているため、丸暗記では意味がありません。

きちんと理解した上で答えを書けるようにしておきましょう。

また、半分は学校ワークからの出題でした。

 

・対策

聞き取り問題を解くときのポイントは、音声の聞き方とメモの取り方にあります。

音声をただボーっと聞くだけでは何が大事なのかがわかりませんし、聞き取った内容すべてをメモするのでは、もちろん時間が足りません。

大事なのは、聞き取りのポイント(要点)を要領よくメモすることです。

聞き取りのポイントのヒントとしては、「話のテーマ(話題)」「いつ・どこで・誰が・何を・どうする」「理由」「数字」「まとめ(結論)」などがあります。

以上をキーワードにして意識的にメモをすることで、問題を解くときのヒントを得ることができます。

また、授業内で学習した内容からは出題されないため、聞き取り問題専用のテキストで問題に慣れておく必要があります。

言語の問題では、とにかく暗記することが重要です。

言語の問題だけで45点分の得点ができます。

つまり、暗記するだけで50点近くも点数が取れてしまうのです。

テストの点数が50点以下の場合、言語や知識を暗記できていない場合が多いです。

できるだけ早い時期から暗記を始め、読解問題の対策に入れるようにしましょう。

読むこと・書くことの問題では、まずプリントの内容、特に穴埋め部分や表、問題部分を、きちんと理解した上で暗記していきましょう。

丸暗記では、テスト問題に対応することはできません。

次に学校ワークで演習を行います。

このとき、プリントや学校ワークは繰り返し解いて、問題に慣れておくようにしましょう。

何度も解いていくと答えを覚えてしまうかもしれませんが、一周目は普通に解き、二周目は選択肢を隠し記述問題として解くなど、回を重ねるごとに理解度、難易度を上げていく工夫をして解くようにしましょう。

そうすることで、テストで出題形式を変えて出題されても、対応することができます。

 

理科/KB先生

・傾向

KB先生の授業では、画面に映し出された内容をノートに写しながら授業が進められます。

基本的に板書はされず、パワーポイントなどの画面を通して学んでいくスタイルです。

後期中間テストまでは、基礎問題に加えて応用問題が出題されていました。

毎回、応用問題は、授業で見た動画から選択問題、先生が授業中に口頭などで出題した内容から計算、記述問題などが作成されているようです。

今回の学年末テストの傾向としては、範囲が広かったこともあってか、ノートや学校ワークから、基礎レベルをメインとして問題が作成されていました。

ノートからは、語句説明の問題が小問20問ほど出題されていました。

問題形式としては、「○○に関する説明で正しいものを選びなさい」などの選択問題となっています。

学校ワークからは、教科書内容に合わせた基礎レベルの問題が出題されていました。

2問ほど、初見の応用問題として複雑な計算問題が出題され、語句や公式を暗記しただけでは解けない問題でした。

 

・対策

まずは基礎問題で得点するために、ノートの語句の説明部分を暗記し、語句の説明選択問題で得点できるようにしていきましょう。

このとき、記述で答えられるように一字一句暗記する必要はありませんが、重要なキーワードをきちんとおさえた上で暗記するようにしましょう。

知識を頭に入れたら、学校ワークや教科書準拠ワークで演習を繰り返します。

学校ワークの内容はそのまま出題される可能性があるため、満点を取れる状態をつくっておきましょう。

応用問題に対応するためには、まずは授業中に見た動画や先生が口頭で出題した問題に関連する内容をきちんと理解・暗記しましょう。その上で、入試対策テキストなどで、実際に初見問題に対応する力をつけておきましょう。

 

社会/ON先生

・傾向

ON先生の授業は、ノートプリントと資料集を使用して学習が進められます。

ノートプリントに先生が板書、説明した内容や語句を書き入れながら学んでいくスタイルです。

全体の傾向としては、ノートプリントや資料集の内容をもとに問題が作成されています。

しかし、ただ暗記しただけでは解けない問題形式になっています。

というのも、一問一答形式の問題が非常に少ないという特徴があるためです。

歴史分野では、ノートプリントや資料集からの出題が多くなっていました。

問題形式としては、語句に関して「なぜその出来事が起こったのか」などを説明する選択問題、記述問題や、ノートプリントや資料集に載っている図や表の内容の穴埋め問題、選択問題、絵を見て「どういう状況なのか」を説明する記述問題などが出題されていました。

地理分野では、ノートプリントからの出題が多くなっていました。

問題形式としては、説明を読み、適するグラフを選択する問題や、説明の空欄部分に当てはまる語句を選択したり記述したりする問題、グラフから正しく情報を読み取り、正しい説明を選択する問題などが出題されていました。

また、今回は復習内容として世界地理からの出題もありました。

 

・対策

ON先生のテストでは、とにかく暗記しただけでは解けないという傾向があるため、語句の暗記を早い時期から行い、問題演習をメインに対策することが有効です。

まずは、ノートプリントの空欄部分をきちんと理解した上で暗記します。

次に、ノートプリントや資料集に載っている表やグラフを見て、何が読み取れるのか、何についての資料なのか(法令の名前など)、絵は何の場面を表しているのか、などを確認して答えられるようにしておきます。

また、空欄以外の説明文にも重要なキーワードが隠されていることもあるため、目を通しておきましょう。

ノートプリント、資料集の内容を暗記できたら、問題演習に入ります。

学校ワークや教科書準拠ワークを使用し、暗記した内容がきちんと定着しているかを図ったり、一問一答でない問題形式に慣れるように練習したりしていきます。

とにかく暗記だけでは得点できないのが中学生の社会です。社会=暗記という概念は捨て、きちんと対策を行っていきましょう。

  

すすき野2年 (新3年)

英語/NN先生

・傾向

NN先生は、主にプリントで授業を進められています。

プリントは、文法事項を穴埋めレベルから英作文レベルまで解けるよう、段階を踏んだ構成になっています。

全体としてスタンダードな問題づくりが特徴で、英語が苦手な生徒でも比較的解きやすくなっています。

後期になるにつれて、入試問題を意識したような問題構成になり、応用問題(初見の読解問題や資料読み取り問題など)も増えていきました。

 

リスニング/20点

AETのJ先生の授業内で実施された内容や、試験範囲の文法事項から出題されています。スタンダードな問題形式になっています。

 

ライティング/80点

「知識」分野が25点分、「理解」分野が15点分、「表現」分野が40点分、出題されました。「表現」分野が半数を占めているため、普段から英作文に慣れている状態でないと、時間が足りなくなったり、多く減点されてしまったりする可能性があります。

「知識」分野では、単語や熟語、基本的な文法事項が選択・並び替えなどの様々な形式で出題されています。教科書や学校ワークの内容から構成されていました。

似たような問題が、NN先生が配布している学校プリントでも見られました。

「理解」分野では、基礎内容を用いて英文を読んだ上で、きちんと内容理解ができているかどうかが問われています。

読解問題が大問3題分出題されており、その中の半数が「理解」分野からの出題でした。

1題目は、教科書本文からの出題のため、取り組みやすくなっていました。

2題目と3題目は初見問題、2題目は長文型で、問いに答えるのに必要な情報を、いかに効率よく読み取れるかどうかがカギとなっています。

3題目は会話文型で、会話の流れを正しく読み取れるかどうかがカギとなっています。

「表現」分野では、教科書本文内の熟語を答える問題や、英文の書き換え、英作文の他に、グラフや表から読み取った情報をもとに英文を完成させる、資料読み取り問題などが出題されました。

 

・対策

リスニングでは、AETの授業をもとに、どのような内容が問われるのかを確認しておきましょう。

また、教科書準拠ワークに付属するリスニング問題などで聞き取りの練習をしておきましょう。

ライティングでは、まず、教科書本文内の単語・熟語を暗記、本文を和訳・英作する練習を行い、暗記事項を仕上げます。

次に、教科書内の文法事項を暗記の上、穴埋め・選択・並び替え問題など様々な問題形式で解ける状態をつくります。

ここまでを完璧にして、約40点分です。

さらに文法事項の単元において、和文英作や自由英作ができるようにすることで、約15点分となります。

つまり、教科書や学校ワーク、学校プリントを完璧にすれば筆記問題のみで約55点分を得点できます。

残りの約25点分を得点するには、読解問題や資料読み取り問題などの初見問題に対応する力をつける必要があります。

対策には、入試対策テキストの活用が有効です。

しかし、解き慣れるまでには時間と労力がかかるため、教科書や学校ワーク、学校プリントレベルの問題は全問正解できる状態をいち早くつくり(試験の一か月前が理想)、初見問題をできるだけ多く解き慣れておくようにしましょう。

 

数学/AZ先生

・傾向

AZ先生は、数学が苦手な生徒でも解きやすい問題を入れつつ、数学が得意な生徒には手ごたえのある問題で苦戦させるような、どんな能力の生徒にも対応した問題をつくられる先生です。

主な構成としては、「知識理解」分野が30点分、「数学的技能」分野が40点分、「数学的見方考え方」分野が30点分、出題されました。

そのうち、約85点分が教科書や学校ワーク、学校プリントからの出題でした。

といっても、すべてが基礎問題というわけではなく、既習事項としての約85点分となっています。

AZ先生の授業では、黒板で教科書内容の基礎レベル問題を学習したあと、学校プリント(通称しろプリ)を配布が配布されます。

難易度は基礎~応用レベルで、中には入試レベルの問題まで出題されています。

また、学校ワークの問題もそのまま出題されやすくなっています。

残りの約15点分は初見問題となります。

基礎~応用、入試レベルまでと難易度はまちまちですが、教科書・学校ワーク・学校プリントを完璧に仕上げていても、初見問題を解き慣れていなければ得点は難しいように感じます。

また、今回は約15点と初見問題の割合が少なかったですが、後期中間テストでは約25点分出題されており、単元やテストによっては初見問題の割合、そして得点のしやすさが大きく変わっています。

 

・対策

AZ先生のテストで70~80点を取りたい場合は、教科書・学校ワーク・学校プリントを完璧に仕上げることが有効です。

特に学校プリント(しろプリ)は、一回解いただけで得点にはつながりません。

枚数も多く難易度も幅広いため、完璧に仕上げるまでに時間がかかります。

そのため、しろプリが配布されたらすぐに対策を始めておくとよいでしょう。

また、応用~入試レベルの問題はそのまま出題されることが多いため、何度も何度も解いて、いつでも満点を取れる状態をつくりましょう。

さらに高得点を狙う場合は、試験の一か月前までに教科書・学校ワーク・学校プリントを仕上げ、そこから初見問題の対策に入るとよいでしょう。

初見問題の対策には、公立高校の入試用教材などの応用レベルの問題集を使用すると効果的です。

 

国語/HN先生

・傾向

HN先生は授業を大事にされている先生で、テストでは、授業内容からの出題がメインの問題構成になっています。

 

聞き取り問題/10点

筆記問題/90点

「言語(知識)」分野が大問3題、「読むこと(読解)」分野が大問3題分出題されています。

「言語(知識)」分野では、漢字と文法問題が出題されました。

HN先生のテストは、漢字の読み・書きの他に熟語の意味を問う問題が出題されているため、漢字ワークを仕上げただけでは得点できません。

また、HN先生の授業は文法単元(特に品詞や用言の活用)に大きく力を入れています。

文法の演習プリント(通称あいプリ)が毎週のように配布され、その内容から問題が構成されています。

「読むこと(読解)」分野では、2題が教科書から、1題が教科書外から出題されました。

今回のテストで初めて出題された教科書外の単元は、初見問題としてではなく、授業内で扱われたものです。この題材は私立高校の入試などで出題されたことのある作品でした。

HN先生が作成する読解問題では、ノートプリントの内容からほとんどの問題が構成されています。

 

・対策

「言語(知識)」分野で得点するために、漢字問題では、漢字ワークの読み・書きを仕上げたあと、漢字ワークに記載されている意味を暗記し、言えるようにしておきましょう。

また、文法問題では、配布されたプリント(あいプリ)を何度も解き、満点が取れるように仕上げておきましょう。

あいプリは、文章の中にある品詞の種類を答えたり、文章中から用言を抜き出し、活用形や活用の種類を答えさせたりする内容になっています。

通常はここまで詳しく文法分野は取り扱われませんが、HN先生は入試を想定してなのか、高いレベルの演習をできるような授業を行っています。

「読むこと(読解)」分野で得点するためには、とにかくノートプリントの内容を理解し、暗記することです。ノートプリントの穴埋め部分は知識問題として出題されるため、きちんと暗記して書けるようにしておきましょう。

また、授業では「主人公○○の気持ちの変化を捉えよう」などの問いから答えをまとめるというような課題解決型の学習が実施されます。

この内容が、テストでは「主人公○○の気持ちはどのように変化していきましたか」などの問題として出題されやすいです。

そのため、HN先生が記述でまとめた部分は記述問題として答えられるように理解しておくことが重要です。

 

理科/KK先生

・傾向

KK先生の授業は、主にノートプリントを使用して学習が進んでいきます。

ノートプリントは全てKK先生の手書きで作成され、どんな生徒にも要点が分かりやすくまとめられています。

また、授業内では学校ワークの他に、演習プリント(市販のワークなどをコピーしたもの)が大量に配布されます。

テストの傾向としては、ノートプリントからの出題が多く、問題レベルも基礎内容がメインになっています。

今回の問題形式としては、ただ暗記すれば解ける一問一答形式だけでなく、語句の記述問題、図や表を使い、答え方を複雑にした問題などが出題されました。

学校ワークなどの問題形式にしか慣れていない場合、解きにくく感じたのではないかと思います。いずれも内容自体は基礎レベルです。

ただし、KK先生のテストでは、生物分野など暗記項目が多い単元のテストでは、難関私立高入試レベルの問題を出題する傾向にあります。

今回も私立高校の過去問からそのまま出題されたり、類題が出題されたりしました。

 

・対策

 KK先生のテストで高得点を狙うには、まずノートプリントの内容を完璧に暗記します。

「完璧に」というのは、ただ穴埋め部分の語句を暗記するだけでなく、穴埋め部分の語句の説明を記述で書けるようにしておくことです。

例えば、

細胞・・・からだをつくる最小の単位。

という内容があれば、「細胞とは何か答えなさい」という記述問題を想定して、語句の説明部分まで答えられるようにします。

そうすることで、一問一答問題だけでなく、記述問題にも対応することができます。

ノートプリントの暗記ができたら、学校ワークや配布されたプリントで演習を行います。

その後、同じような基礎レベルの教科書準拠ワークで演習を重ねることで、様々な問題

形式に対応する力を身に付けます。

余裕があれば、入試対策テキスト、とくに生物分野のテストであれば、難関私立高対策で使用されるようなテキストで演習しておくと、高得点を狙うことができるでしょう。

いずれにしても、基礎内容の定着・完成が第一優先です。

早い時期から準備を行い、応用問題にも対応できる力を身に付けましょう。

 

社会/HR先生

・傾向

HR先生の授業は、 主にプリントを使用して学習が進んでいきます。

教科書はあまり使用せず、生徒たちはプリントに語句を書き込みながら学んでいくスタイルです。

プリントの内容は、教科書の内容をもとに作成されており、掲載されている図や表も教科書からの抜粋です。

また、プリントには「なぜこのような地形になったのか考えよう」などの思考型の課題が載せられており、その内容もテストに出題されます。

テストの構成としては、54点満点のうち、「知識・理解」の問題が24点、「資料活用」の問題が18点、「思考・判断・表現」の問題が12点となっています。

「知識・理解」の問題は、主にプリント内容からの出題で、プリントの穴埋め部分の他に、黒字で書かれている説明部分からも多く出題されています。

「資料活用」の問題は、資料(図やグラフ)から情報を読み取り、選択肢などの問いに答える形式になっています。

資料は主にプリントや教科書から抜粋されていますが、中には授業では取り扱われていない資料も出題されています。

基本的には知識を活用して答える問題ですが、知識がなくても表やグラフにある情報を正確に読み取ることができれば解ける問題もあります。

「思考・判断・表現」の問題は、同じく資料から問題が出題されます。

資料から読み取った情報をもとに、自分の考えをまとめるなどの記述問題が出題されており、ただ正確に読み取るだけでは解けないというのが特徴です。

 

・対策

「知識・理解」の問題で得点するためには、HR先生のプリントの内容を細部まで暗記しましょう。

理科と同様に、HR先生のテストでも一問一答形式の問題だけでなく、語句以外の説明部分から出題される問題もあるため、プリントの空欄部分だけを暗記するのではなく、黒字の部分まで暗記し、記述できるようにしておきましょう。

「資料活用」の問題で得点するためには、プリントや教科書に載っている図やグラフなどの資料を読み込んでおくことが重要です。

さらに、資料からどのような情報が読み取れるのかを記述で答えられるようにしておくと、問題が解きやすくなります。

「思考・判断・表現」の問題で得点するためには、プリントや教科書の資料とは違った角度から出題されるパターンが多いため、思考・判断・表現系の入試対策テキストなどを使用し、問題形式に慣れておくとよいでしょう。