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あざみ野 たまプラ 新百合ヶ丘 の 個別指導 学習塾 予備校 MySTEP公式ブログ 【MySTEP通信】

あざみ野 たまプラ 新百合ヶ丘の個別指導/学習塾/予備校 *中学受験*高校受験*大学受験対応の学習塾「MySTEP」の公式ブログ。教室スタッフが、教室の様子や学習・受験に関する情報、勉強の仕方などを配信します!

塾選びの基準

塾の選び方


塾選びの基準

新学期に向け、たくさんのお問い合わせをいただきありがとうございます!

その中で「初めて塾に通うので、どのような塾を選んだらよいか分からない」というご相談をたくさんいただきました。

そこで今回は「塾選びの基準」についてお伝えします!

是非参考にしてください!

◎集団指導と個別指導

集団指導

集団指導とは、約10~15人程度を一クラスとして、講師が一斉指導を行う形態です。

学力診断テストなどを受け、習熟度別にクラス分けされる場合があります。

 

集団指導の良い点は、競争心が生まれやすいというところです。

周りの生徒と一緒に同じ授業を受けるため、自分と周りの生徒との理解度を比較したり、周りの生徒の前で発言をしたりする機会があります。

また、テストや模試の結果を教室に貼り出される場合があるため、「周りに負けたくない」という競争心や緊張感が生まれやすい雰囲気があります。

 

また、一人の講師が複数の生徒に一斉指導を行うため、指導にも一貫性が出やすくなっています。

(個別指導の塾でも講師の指名による固定制もありますが、人気講師となると枠が埋まってしまい、受講できない例があります。)

 

さらに、一斉指導によるスピーディーな進行も、一人でダラダラと学習してしまう生徒にとっては、魅力の一つです。

 

ただ、一斉指導のスピーディーな進行についていけない、先生の教え方に合わないとなると、理解ができないままどんどん先に進んでしまうことがあります。

 

また、個別指導と比べると、先生に質問や相談をしにくかったり、自分のやりたいことができなかったり、

(理解できている単元だとしてもとばしたりすることができない、分からない部分だけを教えてもらうことができない、など)

というデメリットがあります。

 

まとめ
集団指導のメリット
・競い合う雰囲気、緊張感がある
・指導に一貫性がある
・スピーディーな進行

 

集団指導のデメリット
・自分の能力やペースに合わない場合がある
・質問、相談がしにくい
・やりたいことができない

 

集団指導はこんな生徒にぴったり!
□友達と競い合って勉強したい!
□塾(先生)のペースで引っ張っていってほしい!
□決められたカリキュラムに沿って学習したい!
□分からない部分は自分から積極的に聞きに行ける!

 

個別指導

個別指導は、先生一人に対して生徒が一人~五人程度で、マンツーマン指導を行う形態です。

生徒が二人以上の場合は、先生が各生徒を行き来しながら授業が進んでいきます。

 

個別指導の良い点は、自分の能力やペースに合った指導を受けられるところです。

分からない部分があれば、その場で質問ができ、前の単元に戻って復習することもできます。

 

また、使用するテキストのレベルを目標や現状の学習状況に合わせることができたり、自分のやりたい部分をピンポイントで教えてもらえたりするのも魅力の一つです。

 

個別指導では、先生と一対一で話すことができるので、よき相談相手になってくれる場合があり、メンタルサポートも充実しています。

先生から見ても、集団指導と比べて一人をじっくり指導するため、生徒の現状分析を詳しく行うことができます。

 

ただ、個別指導では、周りの生徒の習熟度などが分からないため、競争心や緊張感が生まれにくくなります。

また、生徒のペースや要望にばかり合わせてしまうと、進行速度が落ちたり、結果につながりにくくなったりしてしまう恐れもあります。

 

例えば、「この問題が分からない」という発言一つでも、

・本当に「分からない」状態である

・やりたくないから「分からない」と言っている

・何が「分からない」のか生徒本人も分かっていない

など、様々な状況が考えられます。

 

その状況を正しく判断してもらえないと、課題の根本的な解決には繋がらない可能性があります。

 

まとめ
個別指導のメリット
・一人一人の能力やペースに合わせてくれる
・質問、相談がしやすい・やりたいことができる
・細かい分析をしてもらえる

 

個別指導のデメリット
・競争心が生まれにくい
・進行速度が落ちる場合がある
・生徒の要望で授業が進むため、課題の根本的な解決に繋がらない

 

個別指導はこんな生徒にぴったり!
□雰囲気に呑まれやすく、自分から積極的に行動するのが苦手…
□ゆっくり丁寧に教えてほしい!
□自分の弱点を細かく知りたい!
□メンタルサポートをしてほしい!□教えてほしい内容がはっきりしている!

 

MySTEPでは個別指導と集団指導のメリットを併せたコースも個別指導コースとは別に存在しますが、詳しくはまたの機会にお知らせします!

 

mystep.hatenablog.jp

 

◎自分に合った個別指導とは

個別指導の塾、と言っても、多くの塾があり、何が良いのか、自分には何が合うのか、分からなくなってしまう場合があります。

 

そういうときは、「教室長の方針」に注目してみてください。

塾の方針ではなく、実際に通うことになる校舎の教室長の方針です。

 

教室長が、方針を持っているのか、具体的にどのような方針を持っているのか、また、それを実現するためにどのような取り組みを行っているのかなど、詳しく聞いてみましょう。

 

教室長が講師に任せっきりの教室では、素人同然のアルバイト講師が、その場の判断で指導している場合もあります。

そのため、教室長の方針が合っている、と思ったとしても、教室長自身が常駐しているのか、教室長自身が講師に直接指示を出しているのかなども確認しておくとよいでしょう。

 

また、他に判断の基準となるのが、

・情報量(各学校の定期テストや先生の情報、入試情報など)

・分析力

です。

 

「知りたい情報を持っているのかどうか」は、非常に重要です。

通っている中学校の定期テストや先生の傾向などの情報があれば、定期テスト対策に有効です。

また、入試情報も「大手の塾だから持っているだろう」というのも一概にそうとは言えません。

なぜなら、大手の塾では、中堅~上位校を目指す生徒が多く、下位~中堅校の情報があまりないことがあるからです。

 

そのため、地域の情報や志望校の入試情報を持っているかどうか、というのも確認しておくと良いでしょう。

 

また、「どのように生徒を分析しているのか」というのも重要です。

分析力は、「生徒一人一人に対してどれだけ真剣に向き合っているか」という判断材料になります。

 

決められたカリキュラムを機械的に行うような指導では、当然、結果には繋がりません。

授業内容の決め方、宿題内容の決め方、宿題チェックを行うのか、宿題チェックでは何を確認するのか、など、計画から実行、修正までをどのように行うのかを確認しておきましょう。

 

ここまで確認して、「自分に(うちの子に)合っている」と思ったら、実際に体験授業などを受けてみてください。

体験授業は、ここまでの内容が本当に実行されているのかどうかの最終確認です。

ただし、一回の授業ですべてを確認することはできないため、最終的には、雰囲気が合いそう・楽しそう・頑張れそう、という「気持ち」を大事にしてみてください。

 

◎塾に通う目的

ここまで、集団指導や個別指導のメリット・デメリットをお伝えしてきましたが、塾選びで最も重要なのは「なぜ塾に通いたいのか」という目的をはっきりさせておくことです。

 

「成績を上げたい」
「志望校に合格したい」
「苦手を克服したい」
「学習習慣を身に付けたい」
「質問できる環境がほしい」

 

このように、塾に通う目的は生徒一人一人、異なっています。

 

塾選びの基準として、この目的が果たせるのか、というのが非常に重要です。

目的とは、現状の課題です。その課題を解決できる塾こそが、自分に合った塾なのだと、私たちは考えています。

 

目的(現状の課題)がはっきりしないまま塾に通っても、「ただ通っているだけ」の状態になり、費用や時間が無駄になってしまうという事態になりかねません。

 

だからこそ、塾を探す際は、

「なぜ塾に通いたいのか」

ということをはっきりさせてから、その目的に合った塾を探していきましょう。

 

◎MyTEPでは

最後に、MyTEPではどのような方針で指導にあたっているのか、お伝えします。

 

私たちが大切にしているのは、以下の3つです。

①生徒に寄り添った指導

②情報量と分析力

③勉強法に対するサポート(塾でも、塾以外でも)

 

①生徒に寄り添った指導

まず、初回のカウンセリングでは、「何のために塾に通うのか」という目的をうかがいます。

私たちは、その目的に合わせて、どのようなサポートができるのかをご提案させていただきます。

(その際、MyTEPでは力不足だと判断した場合は、他塾をおすすめする場合もあります。一人一人、責任を持ってお預かりしたいからです。)

 

そして、ご要望に合わせたプランを立て、実行(授業)に移ります。

その際、上手くいった場合と、上手くいかなかった場合を想定したプランをご用意し、上手くいかなかった場合は、生徒面談やお電話等でご相談させていただきます。

 

授業の中では、目的達成はもちろんのこと、生徒がどんな思いで塾に通っているかを第一に考えて行動しています。

 

生徒たちの多くは、

「塾に通いなさい言われたから、嫌々通っている」

「本当は勉強なんかしたくない」

「勉強を頑張りたいけど、自信がなくて不安」

「先生に馬鹿だと思われたくない」

など、様々な思いを抱えて塾に通っています。

 

私たちは、そのような思いを無視せず、どうしたら勉強が楽しくなるのか、少しでも自信を持ってもらうにはどうしたらよいのか、ということを考えながら指導にあたっています。

当たり前と言えば当たり前ですが、そうした思いを第一に考える姿勢は絶対に崩したくない、という固い意志のもとで生徒と関わっています。

 

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②情報量と分析力

まず、生徒が通っている学校の問題・先生分析は欠かせません。

学校ではどのような授業が行われ、どのようなノートやプリントがあり、そこからどのように問題が出題されているのかを、定期テスト毎に分析を行っています。

 

また、生徒一人一人に対する分析も欠かせません。

 

例えば、計算ミス一つでも、「なぜ間違ってしまったのか」を徹底的に分析します。

まず、どのように途中式を書いたのかを確認し、符号のつけ忘れがあれば、符号に意識がいっていないことが原因だと考え、途中式の書き方を修正する。

 

このように、ミス一つから、そうしてそのような思考に至ったのかをできる限り分析し、同じミスが二度と起きないように対策を講じています。

 

他にも、生徒の言動や性格からこれから起こりそうな問題を予測して先回りをしたり、その日の挨拶のテンションから授業内容を変更したり、生徒の一挙手一投足を見逃さないよう努めています。

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③勉強法に対するサポート(塾でも、塾以外でも)

まず、授業では、生徒の「分からない」を「分かる」に変えるのはもちろんのこと、「分からない」状況になってしまった原因を追究し、今後「分からない」状況にならないよう、対策を考えます。

ただ解かせて解説するだけでなく、本当に理解しているかどうか、口頭チェックを行ったり、生徒自身に説明してもらったりしています。

 

また、授業以外の時間には、宿題を出します。

そのあと、宿題がきちんとできているかどうかのチェックも重要です。

 

宿題チェックでは、

・すべて解き終わっているか

・丸つけはしてあるか

・分からない問題はあるか

・解き直しがしてあるか

という細かいチェックを行っています。

 

さらに、ノートの書き方や、宿題をいつ、どのくらいの時間をかけて行ったのかを確認する場合もあります。

家で学習する習慣がついていない生徒には、次の授業までのスケジュールを作成し、その通りに行えているかどうかも確認します。

 

このように、授業以外の時間の学習の質向上を目指しています。

 

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MyTEPでは以上の方針のもとで指導にあたっていますが、今挙げたのはほんの一部です。

他にも、様々な取り組みを行っているため、気になる方は、是非他のブログ記事もご覧ください!

2022年度版 すすき野中テスト分析

2022すすき野中テスト分析まとめ


今回は2022年版

すすき野中学校テスト分析内容

をお伝えします!

このブログだけではお伝えしきれない内容もあり、分析結果の一部にはなりますが、塾に通っていない人も参考にしてみて下さい。

 

すすき野1年(新2年)

英語/KJ先生

傾向

KJ先生の授業は、ノートとプリントを使用して学習が進められます。

リスニング問題/24点

リスニング問題では、英語の音声が読まれ、アルファベットや数字など聞き取った内容を書き写す問題や、英文や会話文の内容にあてはまる絵や文を選ぶ問題、聞き取った内容を日本語にまとめる問題が出題されます。後期になるにつれ難易度は上がっていきます。所要時間は約10~15分です。

出題内容は、AETの授業内で実施された内容や、試験範囲の文法事項から出題されています。

ライティング/76点

問題は、主に教科書本文やノート、プリントから出題されていました。

大問4~7のうち、2題が長文問題、1題が英作文、1題が文法問題となっていました。問題数が少ないため、じっくり時間がかけられるかと思います。

長文問題のうち、1題は教科書本文から、1題は初見問題となっていました。

英作文の問題は、授業内で配布されたプリントからの出題、文法問題は、書き換え・並び替えの形式での出題となっていました。

対策

リスニングでは、教科書準拠ワークに付属しているリスニング問題を解くなど、日頃から音声に慣れておくことが重要です。

ただ、リスニング問題は担当の先生やAETが音声を作成するため、テキストなどの一般的な音声に慣れすぎると、発音のギャップに戸惑ってしまう場合もあるようです。授業中から担当の先生やAETの発音に注意して聞いておきましょう。

ライティングでは、問題の構成として長文問題から始まっているため、初めに長文問題を解いてしまいがちですが、長文問題に時間がかかりすぎてしまうと、後半の基礎問題にかけられる時間が少なくなってしまいます。

そのため、テストが始まったら、2~3分程度、全ての問題に目を通し、自分が解きやすい問題(文法や直前プリントの問題など)から着手するようにしましょう。

今回は1年生ということもあり、問題数が比較的少なめになっていましたが、2年生に学年が上がると、問題数が増えることも予想されます。そのため、基礎レベルの問題は、速く正確に解けるようにしておきましょう。

 

数学/KB先生

傾向

KB先生の授業では、ノートと教科書の問題をベースとしたプリントで学習が進められます。

大問16題のうち、15題は教科書・プリント・学校ワークの問題やその類題が出題されていました。1題は初見問題となっていました。いずれも難易度は基礎~やや応用レベル程度となっています。

また、授業内で出されたKB先生のオリジナル問題の中からも出題がありました。それらの問題では、「理由を答えなさい」という文章説明形式で答えさせるものもあり、思考判断表現の能力が問われています。

対策

基本的には授業内で取り扱われた教科書・プリント・学校ワークを繰り返し演習し、満点を取れる状態をつくりましょう。それだけでも高得点を十分に狙うことができます。

また、授業内でKB先生から出題されたオリジナル問題は、解けるようにするだけでなく、なぜその答えになるのかまでを記述で答えられるようにしておきましょう。

初見問題はあまり出題されていませんが、2年生に学年が上がることで増える可能性もあるため、初見問題の対策として、入試基礎レベルの問題集で演習をしておきましょう。

 

国語/IS先生

傾向

IS先生の授業では、ノートで学習が進められます。文法事項を学習する際は、プリントが配布されます。

知識技能の問題では、漢字や文法などの知識や文学的知識が問われています。文学的知識に関しては、ノートにまとめられた内容が多く出題されています。

読解の問題では、主にノート(先生の板書や授業)の内容からの出題が多くなっています。

対策

全体を通して、学校の授業内容からの出題が多いため、先生の板書を写すだけでなく、口頭で説明された内容もきちんとノートにメモを取りましょう。

知識技能の問題では、とにかく早い時期から漢字ワークやプリントの知識を暗記し、学校ワークで満点を取れる状態をつくっておくことが重要です。

読解の問題では、ノートやプリントにまとめられた内容を理解した上で暗記をしましょう。ノート、プリントからは、単元を形式段落にまとめた表や、情景描写から読み取れる主人公の心理状態、段落ごとのまとめ(要約)などからよく出題されるため、重要なキーワードだけでなく、隅々まで確認しておくことが得点のカギです。

学校ワークは、ノートで暗記した内容がきちんと定着できているかの確認のために、繰り返し演習しておきましょう。ノートをそのまま暗記しても、どのように問われ、どのように答えるのかが分からなければ問題を解くことができません。学校ワークを利用して、問題演習に慣れておきましょう。

 

理科/YS先生

傾向

YS先生の授業では、ノートで学習が進められ、演習問題や実験に関するプリントが配布されています。学校ワークは配布されておらず、演習プリントが学校ワーク代わりとなっています。

全体の8割がノートやプリントからの出題となっています。問題は一問一答形式で解きやすいものが多いです。ノートからは知識、プリントからは知識や実験に関する問題が出題されました。

残り2割は、教科書に出てくる実験や、授業内容を記述形式で説明する問題が初見問題として出題されました。

一部、会話文形式の問題が出題されていますが、これは神奈川公立高校入試の問題に類似しています。

対策

基本的にノートやプリントからの出題が多いため、早い時期から理解・暗記を行い、テスト直前期には、配布される演習プリントや教科書準拠ワークなどを活用して問題に解き慣れておきましょう。

初見問題に関しても、授業で取り扱った内容に関する問題であるため、授業内容をきちんと理解し、暗記しておくことが得点のカギとなります。記述形式の問題に対応するためには、語句の暗記だけでなく、文章で説明できるようにしておきましょう。

 

社会/ON先生

傾向

ON先生の授業では、ノート、プリントを使用して学習が進められます。

全体を通して、図や表の問題が多く出題されていますが、そのほとんどがプリントや教科書、資料集に記載されているものです。

出題は、プリント、教科書、学校ワークからがメインとなっています。出題形式は、選択形式と記述形式があり、選択形式の問題が多くなっています。理科と同様に、一部、会話文形式の問題が出題されています。

対策

まずは、プリントや教科書、資料集の内容を理解・暗記しましょう。それだけで十分得点できます。プリントは、穴埋め部分だけでなく、穴埋め以外の黒字部分からも出題があるため、まんべんなく暗記しておきましょう。また、教科書や資料集では、図や表、写真が何を表しているのか、何を読み取れるのかを答えられるようにしておきましょう。

選択形式の問題では、紛らわしい選択肢にも対応できるよう、ただ基礎知識を暗記するだけでなく、似たような項目の知識はまとめて整理しておくとよいでしょう。

 

 

すすき野2年 (新3年)

英語/SG先生

傾向

SG先生の授業は、主に教科書とプリントで学習が進められます。

テスト直前期には「対策プリント」を配布し、ライティングの約半分が「対策プリント」からそのまま出題されます。

SG先生のテスト問題は、どのような能力の生徒でも解きやすくなっており、他学年と比べて平均点が非常に高くなっています。

リスニング/10点

AETの授業内で実施された内容や、試験範囲の文法事項から出題されています。

ライティング/90点

教科書本文の内容からの出題が14点、教科書本文の単語・熟語や文法からの出題が15点、直前期の「対策プリント」から50点、初見の読解問題が11点という問題構成になっています。

教科書本文の問題では、内容を日本語で答える問題や英問英答、並び替え問題など、内容理解を問う問題が出題されています。

文法の問題では、並び替えや空欄補充問題などのスタンダードな形式の問題が出題されています。特に、学校ワークと問題形式が類似しています。

直前期の「対策プリント」の問題では、語句や問題がそっくりそのまま出題されています。

初見の読解問題では、150語程度の教科書本文レベル(基礎レベル)の問題が出題されています。中学一年生の問題と比べると、50語程度多くなっています。

対策

問題の構成として、ライティングでは長文問題から始まっているため、初めに長文問題を解いてしまいがちですが、長文問題に時間がかかりすぎてしまうと、後半の基礎問題にかけられる時間が少なくなってしまいます。

そのため、テストが始まったら、2~3分程度、全ての問題に目を通し、自分が解きやすい問題(文法や直前プリントの問題など)から着手するようにしましょう。

リスニングでは、教科書準拠ワークに付属しているリスニング問題を解くなど、日頃から音声に慣れておくことが重要です。

ただ、リスニング問題は担当の先生やAETが音声を作成するため、テキストなどの一般的な音声に慣れすぎると、発音のギャップに戸惑ってしまう場合もあるようです。授業中から担当の先生やAETの発音に注意して聞いておきましょう。

ライティングでは、ケアレスミスが命取りになります。

とにかく基礎内容がメインとなっているため、日頃からミス(ピリオドのつけ忘れ、スペルミスなど)をしないように気をつけましょう。

教科書本文の問題で得点するためには、教科書本文内の単語・熟語を暗記し、和訳・英作ができる状態、内容を日本語で簡単に説明できる状態をつくっておくと安心です。

文法問題では、学校ワークや教科書準拠ワークを繰り返し解き、満点を取れる状態をつくりましょう。

さらに、穴埋めや並び替えの問題を、日本語だけを見て英文を作れるようにしておくと、さらに得点しやすくなります。

直前期の「対策プリント」の問題では、確実に満点を取ることができる部分であり配点も高いため、とにかく、答えを理解・暗記しましょう。

初見の読解問題で得点するためには、これまでに学習した単語・熟語を復習し、読み・意味が言える状態をつくりましょう。

その後、入試対策テキスト(中1・2年用の読解問題が載っているもの)などで150~200語程度の読解問題に慣れておくとよいでしょう。

 

数学/KW先生

傾向

KW先生の授業は、教科書とノート中心で学習が進められ、途中で演習プリントが配布されます。

今回のテストでは、知識技能を問う問題が64点、思考力を問う問題が36点分出題されていました。

知識技能を問う問題は、主に基礎レベルで、教科書の「基本問題」「章末A」や学校ワークのA~Bレベルから出題されていました。

思考力を問う問題は、主に応用レベルで、教科書の「章末B」や学校ワークのCレベルから出題されていました。中には約10点分の初見問題もありましたが、入試レベルというほど難しいわけではありませんでした。

対策

基礎レベルの問題が6割、教科書からそのまま出題されている問題が2割程度出題されているため、8割は教科書・学校ワークの反復演習で十分に対応ができます。

残り2割の初見問題は、入試基礎レベル(入試問題ほど難易度は高くないが、入試問題を解く上で必要になるレベル)であったため、同レベルの問題集で対策をする必要がありそうです。

初見問題では、これまでに学習した知識・技能を応用させる力が必要ですが、最初から身に付けようとすると多くの時間と労力が必要です。

そのため、初めはできるだけ多くの類題を解き、似たような問題が出たときに同じように解けるように準備しておくことが、効率よく点数を取る方法だといえます。

(入試を考えると、ゆくゆくはどんな初見問題でも解けるような思考力を身に付けなければなりませんが、元石川高校くらいまでの偏差値帯の高校を志望する場合であれば、上記のような「反復演習」によって対策する方法でも、入試問題には十分対応できます。)

 

国語/HN先生

傾向

HN先生の授業は、ノート、プリントで進められます。テストでは、授業内容(ノートやプリント)からの出題がメインの問題構成になっています。

「言語(知識)」分野が大問3題、「読むこと(読解)」分野が大問2題、出題されています。

「言語(知識)」分野では、漢字と文法、知識を問う問題が出題されました。

HN先生のテストは、漢字の読み・書きの他に熟語の意味を問う問題が出題されているため、漢字ワークに出てくる読み・書きを暗記しただけでは得点できません。

また、HN先生の授業は文法単元(特に品詞や用言の活用)に大きく力を入れています。文法の演習プリント(通称あいプリ)が毎週のように配布され、その内容から問題が構成されています。

「読むこと(読解)」分野では、1題が教科書から、1題が教科書外から出題されました。

教科書外の単元は、初見問題としてではなく、授業内で扱われたものです。この題材は私立高校の入試などで出題されたことのある作品でした。

HN先生が作成する読解問題では、ノートプリントの内容からほとんどの問題が構成されています。

対策

「言語(知識)」分野で得点するために、漢字問題では、漢字ワークの読み・書きを仕上げたあと、漢字ワークに記載されている意味を暗記し、言えるようにしておきましょう。

また、文法問題では、配布されたプリント(あいプリ)を何度も解き、満点が取れるように仕上げておきましょう。

あいプリは、文章の中にある品詞の種類を答えたり、文章中から用言を抜き出し、活用形や活用の種類を答えさせたりする内容になっています。

通常はここまで詳しく文法分野は取り扱われませんが、HN先生は入試を想定してなのか、高いレベルの演習をできるような授業を行っています。

「読むこと(読解)」分野で得点するためには、とにかくノートプリントの内容を理解し、暗記することです。ノートプリントの穴埋め部分は知識問題として出題されるため、きちんと暗記して書けるようにしておきましょう。

また、授業では「主人公○○の気持ちの変化を捉えよう」などの問いから答えをまとめるというような課題解決型の学習が実施されます。この内容が、テストでは「主人公○○の気持ちはどのように変化していきましたか」などの問題として出題されやすいです。

そのため、HN先生が記述でまとめた部分は記述問題として答えられるように理解しておくことが重要です。

 

理科/KR先生

傾向

KR先生の授業は、黒板で授業が進められ、細かい内容まで詳しく内容が板書されます。単元の最後には、授業内容をまとめた「KR授業プリント」が配布され、単元の総まとめが行われます。

前回試験範囲からの出題が26点分、出題されました。

今回の試験範囲からの問題では、ノートやプリントの知識や実験で実施した内容を問う問題が出題されました。

また、授業内でKR先生が過去に作成した問題が配布され、その中からの出題もありました。ただし、模範解答が配布されないため、自力で解く必要があります。

学校ワークは配布されていますが、KR先生は「学校ワークを参考にテストを作成しない」と明言しているため、学校ワークからそのままの出題はありませんでした。

対策

基本的には、KR先生のノートやプリントを理解・暗記していれば7~8割程度、得点できます。

問題の多くが選択形式となっていますが、記述問題も数問出題されます。記述問題は、KR先生独自の採点基準があり、授業内容に合わせて解答しないと得点ができません。

また、授業内で配布される過去問の対策をしておくことで高得点を狙いやすいでしょう。ただし、先述の通り模範解答が配布されないため、まずは自分で解き、その上で答えが正しいかどうか自分で調べながら対策をしなければなりません。

過去問からの出題の中には、原理原則を問う記述問題が4問程度、出題されていたため、対策の優先順位は低そうです。

学校ワークに関しては、「参考にしていない」とあるものの、類題は出題されているため、問題に解き慣れておく意味で、繰り返し演習しておきましょう。

 

社会/OK先生

傾向

OK先生の授業は、主にプリント使用して授業が進められます。

全体の割合としては、プリント、学校ワークからの出題が6~8割、授業では取り扱っていない表・図・写真などの資料や授業中の課題からの出題が2~4割程度となっています。

プリントから出題される問題では、穴埋め部分が7割、穴埋め以外の黒字の部分が3割程度、出題されます。

学年末テストでは、問題数が増え、プリントからの出題が6割程度に減ったため、「難しかった」という感想が多かったように思います。

また、記述問題の配点が高く、高得点を狙うには記述問題をしっかりと得点する必要があります。

対策

まずは授業内で使用されるプリント、学校ワークをきちんと理解・暗記しましょう。

プリントは、穴埋め部分を答えられるだけでなく、穴埋め以外の黒字部分まで暗記できると、高得点を狙えるでしょう。

学校ワークは、繰り返し演習し、全問正解できるようにしておきましょう。

余裕がある場合は、試験範囲内の教科書・資料集に出てくる表・図・写真などの資料を確認し、何についての資料なのか、そこから何が読み取れるかなどをまとめて暗記しておくとよいでしょう。

また、授業内で出された課題についても、ポイントを押さえておきましょう。

 

以上、テスト分析でした!

当塾では毎年、学校別の傾向把握だけでなく、各学年の先生ごとの傾向把握と対策を実施しています。塾に通っていない方も是非参考にしてください!

2022年度版 あざみ野中テスト分析

あざみ野中 テスト分析2022まとめ


今回は2022年度版

あざみ野中学校のテスト分析内容

をお伝えします!

このブログだけではお伝えしきれない内容もあり、分析結果の一部にはなりますが、塾に通っていない人も参考にしてみて下さい。

 

※あざみ野中学校では、一科目について複数の先生が各クラスを指導、問題の作成をしているため、先生ごとではなく、科目ごとの問題分析となります。

 

あざみ野1年(新2年)

英語

傾向

英語の授業は、教科書本文の内容をもとに、新出単語や文法を学習していきます。

2021年度の教科書改訂により、教科書本文に出てくる単語や文法の内容のレベルが例年よりも上がっています。

リスニング/20点

リスニング問題では、英語の音声が読まれ、アルファベットや数字など聞き取った内容を書き写す問題や、英文や会話文の内容にあてはまる絵や文を選ぶ問題、聞き取った内容を日本語にまとめる問題が出題されます。所要時間は約10~15分です。

ライティング/80点

知識技能の分野から50点、思考判断表現の分野から30点分の出題がありました。

知識技能の分野では、教科書本文に出てくる単語や基礎レベルの単語を一問一答形式で答える問題や、授業内の小テストからの問題、学校ワークからの問題がメインとなっていました。

また、教科書本文がそのまま長文問題となって出題されており、内容理解ができれば得点できる問題でした。

思考判断表現の分野では、英作文や長文問題が出題されました。

英作文では、学校ワークにあるものや、これまでのテストで出題された問題の類題が出題されました。長文問題では、100語~150語程度の会話文形式と文章形式の長文が1題ずつ出題されています。英問英答で問われ、内容理解を問われるような問題でした。

対策

リスニングでは、教科書準拠ワークに付属しているリスニング問題を解くなど、日頃から音声に慣れておくことが重要です。

また、授業内小テストやAETの授業内容からも出題されるため、きちんと確認をしておきましょう。

ライティングでは、教科書本文の単語、文法をきちんと理解した上で、学校ワークなどで反復演習を行うことで、知識技能の問題で高得点を狙えるでしょう。

単語に関しては、試験範囲内の単語だけでなく、それまでに学習した基礎レベルの単語も出題されるため、市販の単語帳などを利用して語彙力を高めておくとよいでしょう。

思考判断表現の問題で得点するためには、基礎単語の暗記だけでなく、長文問題を効率的に読む練習をしておきましょう。

長文問題を読むコツは、問題で問われている部分を正しく読み取ることです。定期テストレベルの長文であれば、無理に全文を読み取ろうとせず、先に問題に目を通し、問われている部分を長文の中から見つけ、その部分を集中的に読むことであまり時間をかけずに効率的に解くことができます。

以上の解き方に慣れるため、長文問題のテキストで慣れておくとよいでしょう。

 

数学

傾向

数学の授業は、プリントで学習が進められます。プリントは教科書を参考にした内容になっています。

問題構成として、基礎の問題が6~7割、応用の問題が3~4割程度、出題されています。

基礎の問題では、これまでに学習した内容、主に計算分野からの出題が多くありました。試験範囲内の出題では、教科書の「基本問題」や学校ワークのA~Bレベルの問題がメインでした。しかし、問われている内容は基礎ではあるものの、出題形式が特殊なため、解きにくさを感じた生徒も多かったようです。

応用の問題では、教科書の「章末問題」や学校ワークのCレベルの問題、初見問題が出題されました。初見問題では、復習内容からの出題もありました。また、入試問題を参考にした問題もあり、先生が「入試レベルの問題は今後も出題する」と明言しています。

対策

基礎の問題では、教科書の「基本問題」や学校ワークのA~Bレベルの問題を繰り返し演習し、満点を取れるよう対策を行いましょう。特に、授業自体が教科書ベースで行われるため、教科書の演習は重要です。一度解くだけではなく、テストまでに最低でも2~3回は解き、知識技能の定着を図りましょう。

応用の問題では、教科書の「章末問題」や学校ワークのCレベルの問題を解き、さらに教科書準拠ワークなどで類題の演習を行いましょう。応用レベルになると、解いたことのある問題をただ解けるだけでは得点できません。同じような問題でも、異なる数値や図形になると解けなくなってしまうこともあります。そうならないように、様々な類題を解いておきましょう。

また、90点以上を目指す場合は、入試レベルの問題にもチャレンジしておくとよいでしょう。ただし、基礎の問題でつまづくことが多い場合は、入試レベルの問題は捨て問としてカットしたほうが効率よく得点ができます。

 

国語

傾向

国語の授業は、教科書の単元をもとにしたプリントとノートで進められます。テスト直前期には、テストに出題されるポイントが伝えられ、その内容から5割程度出題されました。

聞き取り問題/10点

聞き取り問題は、音声で文章が読まれ、その内容に関する問いに記述で答える問題形式になっています。音声の内容は説明文であったり、学級会などの対話文であったりと、様々な内容から出題されます。全学年共通の問題であるため、難易度はそこまで高くはありません。音声の内容を正しく聞き取る力、要点をメモにまとめる力などが問われています。

筆記問題/90点

知識技能の問題では、漢字や文法などの知識が問われています。漢字は、漢字ワークと授業内で配布されるプリントから出題されるため、試験範囲内の漢字ワークだけを暗記しても得点ができません。文法は、学校ワークなどから出題されています。また、百人一首などの文学的知識も問われます。

読解の問題では、プリント・ノートから5割、学校ワークから5割といった構成になっています。また、学校ワーク内の資料からの出題もありました。

対策

聞き取り問題を解くときのポイントは、音声の聞き方とメモの取り方にあります。大事なことは、聞き取りのポイント(要点)を要領よくメモすることです。

聞き取りのポイントのヒントとしては、「話のテーマ(話題)」「いつ・どこで・誰が・何を・どうする」「理由」「数字」「まとめ(結論)」などがあります。以上をキーワードにして意識的にメモをすることで、問題を解くときのヒントを得ることができます。また、授業内で学習した内容からは出題されないため、聞き取り問題専用のテキストで問題に慣れておく必要があります。

筆記問題で得点するためには、問題の傾向別に対策を実施するのが有効です。

知識技能の問題では、とにかく早い時期から漢字ワークやプリント、教科書の知識を暗記し、学校ワークや文法問題集で満点を取れる状態をつくっておくことが重要です。

読解の問題では、ノートやプリントにまとめられた内容を理解した上で暗記をしましょう。ノート、プリントからは、単元を形式段落にまとめた表や、情景描写から読み取れる主人公の心理状態、段落ごとのまとめ(要約)などからよく出題されるため、重要なキーワードだけでなく、隅々まで確認しておくことが得点のカギです。

学校ワークも繰り返し解いておきましょう。あざみ野中学校では1年生でも、50字程度の記述問題が出題されるため、学校ワークの問題をすべて記述で答えられるようにしておくと、得点につながるでしょう。

テスト直前期には、先生から伝えられる出題ポイントに合わせて最終チェックを行うことで、高得点を狙えるでしょう。

 

理科

傾向

理科の授業では、先生が黒板に書いた内容をノートに写すような形式で進められます。板書の内容は、要点のみがまとめられているため、先生が口頭で説明した内容をきちんとメモしておかなければなりません。また、文字の色分けもあまりないため、どこが重要なのかをきちんと理解しておく必要があります。基本的に、事前の予習がないと学校の授業を理解するのが難しいと感じている生徒が多かったように思います。

問題の構成としては、一問一答形式の知識問題や表やグラフ、実験をもとにした問題がメインとなっていますが、先生独自の出題形式や観点にやや解きにくさを感じました。

まず、表や図などの記載が最小限のみになっており、自分の頭の中で、文章から図や表を作ることができる力、イメージできる力がないと問題の意味が読み取れません。

また、原理原則を問われたり、データから情報を読み取り思考したりする記述問題も出題されるため、「ただ暗記しただけ」では解けません。中には、授業内で扱っていない内容から、思考力が問われる問題も出題されています。

全体平均点も5割程度と低く、他学年と比較するとやや難しいと思われます。

対策

「理科が苦手」「学校の授業だけだと理解が難しい」という場合は、学校の授業を受ける前に、教科書に目を通しておくなどの予習をしておきましょう。一人で教科書を読むことが難しい場合は、参考書やYouTube動画などを参考にするとよいでしょう。

学校の授業を受けたら、先生のノートやプリント、教科書の重要事項を暗記し、学校ワークや教科書準拠ワークなどで繰り返し演習を行いましょう。特に、実験を取り扱った問題にも対応できるよう、問題集で演習しておきましょう。先生のプリントからは、細かい知識が問われる場合があるため、まんべんなく暗記をしましょう。

問題の中には、一問一答形式など、基礎知識を問う問題も出題されているため、それだけで5割程度は得点できます。

記述問題で得点するためには、実験の際の注意点、なぜその動作を実施するのか、実験結果から何がわかるのか、などを文章で答えられるようにしておきましょう。また、なぜこの公式になるのかなどの原理原則にも注目しておきましょう。

平均点以上を得点するには、何よりも学校の授業内で取りこぼしがないように情報を吸収することが重要です。「わからない」「苦手」と感じると、先生の言葉も内容も頭に入っていきづらいかと思いますが、事前に基本的な情報を頭に入れてから授業を受ける、意味が分からなくてもとにかくメモを取ってあとから調べるなど、自分に合った工夫をすることで理解度が上がります。

 

社会

傾向

社会の授業は、プリントで学習が進められます。

プリントには教科書や資料集にある図や表、写真が多く載せられており、その内容からの出題が多くなっています。

解答形式は、一問一答形式や選択形式、記述形式まで様々ですが、比較的、選択形式が多いように感じます。それは、神奈川公立高校入試を意識している構成だと思われます。

全体を通して、理科のような解きにくさはなく、きちんと授業を受け、プリントなどを暗記していれば高得点を狙えるでしょう。

対策

まずは、プリントや教科書、資料集の内容を理解・暗記しましょう。それだけで十分得点できます。プリントは、穴埋め部分だけでなく、穴埋め以外の黒字部分からも出題があるため、まんべんなく暗記しておきましょう。また、教科書や資料集では、図や表、写真が何を表しているのか、何を読み取れるのかを答えられるようにしておきましょう。

選択形式の問題では、紛らわしい選択肢にも対応できるよう、ただ基礎知識を暗記するだけでなく、似たような項目の知識はまとめて整理しておくとよいでしょう。

 

 

あざみ野2年 (新3年)

英語

傾向

英語の授業は、教科書とプリントで学習が進められます。授業内小テストを細かく実施し、小テスト内容からも出題されることがあります。また、神奈川県公立高校入試を意識して問題を作成している部分がいくつか見られました。

リスニング/28点

AETの授業内で実施された内容や、試験範囲の文法事項から出題されています。

ライティング/72点

教科書本文の内容からの出題が9点、教科書本文の単語・熟語や文法からの出題が41点、授業内のプリントから10点、初見問題が12点という問題構成になっています。

教科書本文の内容が問われる問題では、穴埋め形式で単語の英訳・和訳を答える問題が出題されました。これは、神奈川公立高校入試の問題と類似しています。

教科書本文の単語・熟語や文法が問われる問題では、並び替え、穴埋め、自由英作文などの形式で出題されました。基本的に教科書本文を和訳・英作することができれば、解けるようなレベルです。

授業内のプリントの問題では、和文英訳の問題が出題されました。

初見問題では、70語程度の日記の内容を読み、その内容について答える問題や、会話文を読み、内容を整理する問題が出題されました。

全体を通して、基本的な知識を問う問題が多く、解きやすかったのではないかと思われます。

対策

まずは、教科書本文の内容を理解した上で、和訳・英作をできるようにし、その後、学校ワークや教科書準拠ワーク、授業内のプリントで演習を繰り返しましょう。

その後、初見問題に対応するために、問題集を利用して資料活用問題などを解けるようにしておきましょう。

とにかく、基礎知識が要となる問題構成であるため、無理に応用問題を演習するよりも、教科書本文や単語・熟語、文法内容をきちんと理解・暗記することを心がけてください。

 

数学

傾向

数学の授業は、教科書、ノート、プリントで学習が進められます。プリントは、基礎~応用レベルまでの問題で構成されています。

問題構成は、問1~4はこれまでの復習内容から基礎レベル、問5~11は試験範囲内から教科書・学校ワークの基礎レベル、問12~19は試験範囲内から教科書・学校ワークの応用レベルや初見問題となっています。

問1~11では、教科書の「基本問題」や学校ワークのA~Bレベルの基礎内容がメインとなっています。ただし、問題数が多いため、テスト本番で時間が足りなくなってしまう可能性があります。

問12~19では、教科書の「章末問題」や学校ワークのCレベルの応用内容と初見問題がメインとなっています。うち3題は、教科書(2題)と学校ワーク(1題)から、あとの5題はすべて初見問題となっています。初見問題の難易度は、入試基礎レベルです。

対策

まずは、教科書・学校ワークの問題を演習し、いつでも満点を取れる状態をつくりましょう。教科書・学校ワークからは、数値が変えられただけの問題がそのまま出題されることもあるため、一度解くだけで終わりにせず、何度も繰り返し解いて解き方を定着させましょう。

高得点を目指す場合は、初見問題への対策が必要です。初見問題では、これまでに学習した知識・技能を応用させる力が必要ですが、最初から身に付けようとすると多くの時間と労力が必要です。

そのため、初めはできるだけ多くの類題を解き、似たような問題が出たときに同じように解けるように準備しておくことが、効率よく点数を取る方法だといえます。

(入試を考えると、ゆくゆくはどんな初見問題でも解けるような思考力を身に付けなければなりませんが、元石川高校くらいまでの偏差値帯の高校を志望する場合であれば、上記のような「反復演習」によって対策する方法でも、入試問題には十分対応できます。)

 

国語

傾向

国語の授業では、プリントとノートを使用して学習が進められます。

聞き取り問題/10点

聞き取り問題は、音声で文章が読まれ、その内容に関する問いに記述で答える問題形式になっています。音声の内容は説明文であったり、学級会などの対話文であったりと、様々な内容から出題されます。全学年共通の問題であるため、難易度はそこまで高くはありません。音声の内容を正しく聞き取る力、要点をメモにまとめる力などが問われています。

筆記問題/90点

知識理解の分野から40点、思考判断表現の分野から50点分、出題されています。

知識理解の分野からは、漢字ワークから読み・書きの問題、授業内で配布されるプリント・教科書・学校ワーク・文法問題集から知識・文法の問題が出題されています。

思考判断表現の分野からは、約半分がノート、プリントにまとめられている内容からそのまま出題されています。残りの半分は学校ワークからの出題です。やや学校ワークの方が出題量は多めです。

対策

聞き取り問題を解くときのポイントは、音声の聞き方とメモの取り方にあります。

大事なのは、聞き取りのポイント(要点)を要領よくメモすることです。聞き取りのポイントのヒントとしては、「話のテーマ(話題)」「いつ・どこで・誰が・何を・どうする」「理由」「数字」「まとめ(結論)」などがあります。以上をキーワードにして意識的にメモをすることで、問題を解くときのヒントを得ることができます。また、授業内で学習した内容からは出題されないため、聞き取り問題専用のテキストで問題に慣れておく必要があります。

筆記問題で得点するためには、問題の傾向別に対策を実施するのが有効です。

知識理解分野の問題では、とにかく早い時期から漢字ワークや教科書の知識を暗記し、学校ワークや文法問題集で問題を解ける状態をつくっておくことが重要です。

思考判断表現分野の問題では、ノートやプリントにまとめられた内容を理解した上で暗記をしましょう。ノート、プリントからは、単元を形式段落にまとめた表や、情景描写から読み取れる主人公の心理状態、段落ごとのまとめ(要約)などからよく出題されるため、重要なキーワードだけでなく、隅々まで確認しておくことが得点のカギです。

また、学校ワークも繰り返し解いておきましょう。あざみ野中学校では毎回のテストで50~60字程度の記述問題が出題されるため、学校ワークの問題をすべて記述で答えられるようにしておくと、得点につながるでしょう。

 

理科

傾向

理科の授業では、ノートとプリントを使用して学習が進められます。

大問13題のうち、10題が学校ワークからの出題で、3題が実験に関する問題や初見問題でした。学校ワークからの出題では、基本的に類題が出題されています。実験に関する問題では、授業中に行われた問題がもとになっています。

初見問題では、基礎レベルの知識を応用させて考える問題が出題されました。出題形式や内容に慣れていないと解きにくかったのではないかと思います。

対策

学校ワークからの出題が多いため、テストまでに学校ワークを繰り返し演習し、確実に満点を取れる状態をつくりましょう。

初見問題はそれほど多くはありませんが、高得点を狙う場合は対策が必要です。初見問題に対応するためには、入試基礎レベルのテキストを使用し、多くの問題に解き慣れておくようにしましょう。

 

社会

傾向

社会の授業は、プリント・学校ワークを使用して学習が進められます。

出題傾向としては、ノート・プリントから忠実に出題される傾向にあります。プリントや教科書、資料集に載っている資料(図・表・写真)はそのまま出題されます。プリントの空欄部分の語句はもちろんのこと、空欄以外の内容からも出題されています。

出題形式としては、選択形式と記述形式があり、選択形式がやや多めとなっています。選択形式の問題では、紛らわしい選択肢にも対応できるよう、ただ基礎知識を暗記するだけでなく、似たような項目の知識はまとめて整理しておくとよいでしょう。

対策

まずは、教科書、ノート・プリントの内容を確実に理解・暗記しましょう。ノート・プリントの空欄部分の語句を暗記したら、その語句の説明をできるようにしておくと、知識の理解が深まり、テスト問題も解きやすくなります。語句の説明では、プリント内の言葉を使用するようにしましょう。

また、資料問題においては、ノート・プリントだけでなく、教科書や資料集の内容もきちんと確認しておきましょう。確認する際は、資料から「何が読み取れるのか」を文章化しておくと記述問題にも対応することができます。

教科書、ノート・プリントの内容を暗記できたら、学校ワークや教科書準拠ワークで基礎内容のアウトプットを行いましょう。基礎内容が定着できたら、入試対策テキストを使用し、テスト問題の形式に慣れていきます。そうすることで、本番でも焦らず確実に得点できる力が身につきます。

 

以上、テスト分析でした!

当塾では毎年、学校別の傾向把握だけでなく、各学年の先生ごとの傾向把握と対策を実施しています。塾に通っていない方も是非参考にしてください!

2月20日より新規生募集開始!

 

満席の為、新規生徒様の募集を停止していましたが、2月20日から新規生徒様の募集を再開いたします!
大学受験を本格的に考え始めた高校生や、新年度に向けた対策に不安を感じている中学生や小学生の生徒さまも多いかと思います。
受験に関してどのように対策をしたらよいか分からない・・・などございましたら是非一度お気軽にお問い合わせください。
指導方針や実績等はブログで詳しくご紹介しております。是非ご覧ください。

※満席となり次第締め切ります。
※体験授業をご希望の方はお早目にお電話(045-507-7716)にてご予約下さい。

2022夏期講習について(内部生向け)

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今回は「夏期講習」について、受験対策方法や指導方針を内部生向けに説明します!

プランの一般的な作成方法や料金、時間帯などは外部生向け記事で記載しています。

こちらをご覧ください。

  

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中学受験、高校受験、大学受験、非受験学年生への対策や指導方針について

 

 

全学年共通

苦手科目、苦手単元の復習を最優先としプランを作成します。

そのうえで、普段フォローできていない科目や予習単元についても検討しプランを作成します。

1対2の個別コースの場合、講習など各種対策授業は全て任意参加です。プラン作成・提案はあくまでも提案ですので、必ず受講しなければならないというものではありません。受講しない場合でも作成したプランは自学自習のプランとして活用してください。

 

受験生共通

プラン(授業)よりも大事なこと

受験合格のために必要なものは大事な順に「モチベーション」「時間の確保」「勉強の仕方」です。

「プラン(授業)」はこれら3つをサポートするものにすぎません。

本人にとって最適なプラン(授業)も、本人の「モチベーション」「時間の確保」「勉強の仕方」の前には無力です。

ではこれら3つに問題を抱えている生徒に対しては何をすべきなのでしょうか。

塾の仕事は本人にとって最適なプランを作り授業を行うことだけではありません。

この「モチベーション」「時間の確保」「勉強の仕方」を面談や成功体験を通じて構築するという仕事が、塾にとって一番大切で、一番難しい仕事です。場合によっては塾の力だけでは足りないということもあります。

そのため、保護者さんと協力して中長期的な対応が必要となります。

 

夏期講習は必要かどうか

「モチベーション」「時間の確保」「正しい勉強の仕方」が身につき、独学力が備われば夏期講習など不要です。

個別塾、集団塾、予備校に共通ですが、「なんとなく夏期講習を受ける」のは危険です。

申し込む際に「なぜこの講習が必要なのか」を塾側も受ける側も明確に答えられないのであれば一度考え直した方がよいと言えます。

当塾にも、中学生や高校生の中には「夏期講習無し、冬期講習無しで上位校に合格」という生徒が毎年何人もいます。

週1~2回の通常授業内でのフォローで十分だからです。

「何を」「いつまでに」「どのように」学習するかさえ提供してあげればどんどん伸びていきます。

この独学力がついてくると、既存の個別塾はもちろん、集団塾や予備校の学習速度も学習効率も超えることが可能です。

学習効率があがることで「待ち時間がない」「自分の知っていること、わかることの説明を聞かなくてよい」「必要な科目、単元のみ学習できる」等、メリットがたくさんあります。

もちろん完全独学だとデメリットもありますが、当塾としてはこの独学力を生徒全員に身につけさせたいと指導をしています。こちらの記事も参考にしてください。

 

mystep.hatenablog.jp

 

 

mystep.hatenablog.jp

 

※個人差はありますが、小学校から中2くらいまでの中長期的な指導でようやくこの独学力が身につき始め、中3で完成し、その後の大学受験も講習無しで戦えるというケースが多いです。 

ただ、塾に入会しようという生徒でこの独学力のある生徒はなかなかいません。

オール5の生徒でさえ、「勉強の仕方」に関してはめちゃくちゃな生徒も実際にいます。成績には、本番でも戦える「5」と戦えない「5」があります。 

こういった生徒は放置しておくと本試験で上位層と戦うことはできません。「塾」「予備校」「夏期講習」が必要な場合もあります。

まとめると、

「独学力」があれば夏期講習は不要。
夏期講習を受けるとしても、その必要性を塾側、受講側が説明できなければ危険

ということです。

 各学年別プラン作成方針

非受験小学生

現状で苦手科目、苦手単元の復習が必要ないということであれば、夏期講習の提案はしません。

通常授業は7月、8月も実施されるので、普段よりも宿題を多めに出して勉強量を確保します。

ただし、

・宿題による勉強量確保が難しい場合
・入会時に復習プランでスタートした場合で、夏期講習期間を利用して学校の進度に追いつきたいという場合
・次学年の準備として通常授業で学習している科目以外を必要としている場合

などは、提案をする場合があります。

特に小学校中学年、高学年からは英語学習をスタートしておいた方がよい場合があります。

小3、小4の学校カリキュラムでは「聞く」「話す」ことを主として英語を「楽しむ」というものですが、小5、小6からは「聞く」「話す」に加え「読み」「書き」が加わり、教科としての「英語」が本格的にスタートします。

小5~小6のカリキュラムでは、今まで中学校で学習していた英文法の「疑問詞・代名詞・動名詞・助動詞・動詞の過去形」なども含まれ、必要単語数も600~700程度とされています。

現状の中1から中3での必要単語数が1200とされていることを考えると、早期に対策しておいた方がよいといえます。

夏期講習、通常授業においても「英語」はまだ考えていないというご家庭は、この単語だけでも家庭学習に取り入れることをお勧めいたします。

現在「英会話教室」に通っているという方はこちらの記事も確認してください。

 

mystep.hatenablog.jp

英会話教室」が悪いということではありません。

英会話教室」に通っていたから中学校でも成績はずっと「5」という生徒もいれば

英会話教室」に通っていたけど、中1の英語から苦手で単語すら書けない、読めない、ローマ字も書けないという生徒も実際にいました。

塾も英会話教室も共通ですが、「通っているから大丈夫なはず・・・」は危険だということです。

 

中学受験・小3~小6

私立中学や中高一貫校を目指している生徒は、現状の学力から志望校合格のためのプランを作成します。

苦手単元や科目はもちろん、学習進度に遅れがある場合は遅れている単元もプランに組み込みます。

小5、小6の場合には志望校に応じた対策も必要となります。

基礎力がついて、志望校が決まっている場合には志望校の傾向に合わせて基礎から応用へと対応できるプランを作成します。

小5から受験対策を始めた生徒など、一般的な対策ではどうしても時間が足りないという場合には、基礎力の段階から志望校に合わせ、短期間で勝負ができるプランを作成することもあります。

小学生の中には、まだ勉強法が確立できていない生徒が多いため、学習プランに無理がないかどうかも慎重に判断しなければなりません。

消化するだけ、受けるだけの授業では何の意味もないからです。

授業中に学習した内容の理解を深め、暗記をし、演習して自分のモノにする時間があるのか、方法は身についているのか、身についていなければどのようにフォローするかどうかも考えて、プランを作成しなければなりません。

場合によっては志望校や受験形態も検討し直す必要があります。

「本人に合わせたプラン」では志望校に届かない可能性があり、

「志望校に合わせたプラン」では本人が消化不良を起こす可能性があるからです。

集団塾と併塾している生徒に対しては、集団塾でのカリキュラムや生徒の理解度を確認し、どのようなフォローが最適かどうかを判断してプランを作成します。

その他、勉強法等の問題点解決に向けた取り組みは、上記「受験生共通」でお伝えした通りです。

 

公立中学1年生

苦手単元、苦手科目の復習を最優先とし、前期(1学期)中間テストの結果を考慮してプランを作成します。

中1生は小学生同様に「モチベーション」「時間の使い方」「勉強の仕方」に問題を抱えている生徒が多いため、苦手単元を単純にプランニングするのではなく、「成功体験」をしてもらうためのプランを作成することも重要です。

「成功体験」を通じて「モチベーション」や「時間の使い方」に変化が表れることもよくあります。

さらに、受験を考えると「中2の時点で内申を取れるだけの実力がつけられるか」ということも考慮する必要があります。

目先の点数を上げるのか、しっかりと基礎力をつけ中2への準備を優先するのか、何がその生徒にとって最善かどうかは一人ひとり違います。そういった状況も含めてプランを作成します。

 

公立中学2年生

苦手単元、苦手科目の復習を最優先とし、前期(1学期)中間テストの結果を考慮してプランを作成します。

中2生にとって夏期講習期間は受験の際に使用される後期内申に向けた最後の長期準備期間となります。

中1生同様に復習が最優先となりますが、夏休み明けの前期期末テストや模試に向け、普段学習していない科目のフォローや、初見長文対策、記述対策などの分野別対策を実施する生徒もいます。

現状の学力、得意不得意分野、志望校を考慮して、「内申」「本試験」ともに戦えるチカラをつけるようなプランを作成する必要があります。

 

公立中学3年生(第一志望:公立高校)

公立高校受験を第一志望としている生徒にとっては、中3後期内申点と本試験得点の両方が必要です。その為、この夏期講習期間でしなければいけないことは、

5教科基礎レベルの総復習と前期期末、後期中間テストへ向けた内申対策です。

5教科共通して、中1から中3夏までに学習した内容の基礎レベルを完璧にした状態を作り、前期期末テスト、後期中間テストで高得点を取るためのプランを作成します。

ただし、市ヶ尾高校以上を目指す生徒には、基礎レベルの復習とテスト対策に加えて、応用レベルの復習、未習単元の予習も実施し、場合によっては夏の時点で入試対策を始めていく生徒もいます。

まとめると当塾では、

①「復習(基礎)のみ実施」
②「復習(基礎)とテスト対策を実施」
③「復習(基礎+応用)とテスト対策に加えて未習範囲も実施」
④「復習(基礎+応用)とテスト対策、未習範囲に加えて入試対策まで実施」

の4つの学習パターンがあります。(下記表のプラン①~④)

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夏期講習プラン

過去の例でお伝えすると、翠嵐、川和、サイフロに合格した生徒は夏の時点でプラン④まで学習させ、市ヶ尾、生田に合格した生徒の数人はプラン③まで学習させました。

上記の4パターンはあくまでも学習プランを4つに分類したもので、個人個人に合わせてプランは作成します。

例えばプラン③とプラン④の中間として、未習範囲学習を数学の2次関数のみにして、神奈川公立高校入試傾向に合わせ、可能な範囲で入試対策をするというプランや、得意科目のみ入試対策まで実施するプラン、集団塾のカリキュラムを活用して重複していない部分のみ実施するプラン等、個別にプランを作成します。

また、使用テキスト、順番も個人個人によって、なにが最適かどうかが変わるため、テキストや使用法についても個別に検討し、プランニングします。

 

ここで集団塾の夏期講習について紹介します。

集団塾の夏期講習ではプラン③の中の「未習範囲の予習」が主として実施されます。

※「既習範囲の総復習」を実施する集団塾もあります

集団塾の夏期講習は無料の場合が多く、集団塾を活用できる通塾生には「未習単元の学習」について、集団塾の夏期講習を当塾から紹介する場合があります。

過去にも、上記の翠嵐、川和、サイフロ、市ヶ尾付近の高校に合格した生徒の約1/4には、集団塾の夏期講習を紹介し、受講してきてもらっています。

この時期に自分と同じレベルの生徒と集まり、緊張感のある中で学習することは、非常に有益だと言えるからです。

残りの3/4は、見学に行ったものの合わないと本人が判断したり、集団塾のシステムに適さないだろうと判断した生徒、自分で学習させた方が効率がよいと判断した生徒です。

「集団塾を活用できる・活用すべき生徒」でなければ、時間と費用が無駄になってしまう恐れもある為、どんな生徒にもお勧めしているというわけではありません。

※集団塾の無料講習もテキスト代が5000円~1万円ほどかかる場合があります
※本人との相性があるので、メリット・デメリットを比較しながら慎重に提案はいたします。集団か個別かの判断や、集団で夏期講習を受けるとして、どの塾の方が生徒に適しているかなども含めて、相談・提案いたします。
複数の集団塾で迷っている場合などは早めにご相談ください。

 

このように生徒一人ひとりの状況に合わせ、集団塾も活用しながら最適なプランを作成します。

その他、勉強法等の問題点解決に向けた取り組みは、上記「受験生共通」でお伝えした通りです。

 

公立中学3年生(第一志望:私立高校)

私立高校を第一志望とする場合、内申のみの推薦・単願で受験するのか、オープン入試で受験するのかによってプランが異なります。

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<推薦・単願>  

上記夏期講習プラン⑥に該当します。

推薦や単願で受験をする場合は、基本的に受験対策は不要です。前期期末テストや後記中間テストへ向けた内申対策のみ実施します。

公立高校を志望する生徒との大きな違いは、特殊な定期テストでない限り、中1、中2の理科・社会の復習が不要となることです。

※内申が第一志望の学校基準に満たなかった場合に公立を受ける可能性があるのであれば、公立受験対策、内申対策も必要となります。

 <オープン入試>

上記夏期講習プラン⑤に該当します。

オープン入試で受験する場合は、志望校に応じた受験対策を実施します。

志望校によっては中学校で習わない公式や解法を学ぶ必要があるため、冬からの対策では間に合わなくなる可能性もあります。

難関校の受験を検討している場合は遅くても中3の夏からの対策をお勧めします。

※公立も受験する場合は公立受験対策、内申対策も実施します。
※オープン入試の場合は私立併願をとっておくことをお勧めします。

 

高校生(AO・指定校推薦で進学希望)

AOや指定校推薦で大学進学を目指す生徒には、高校の内申対策を主としてプランを作成します。AOに向けた「小論文対策」も実施します。

対策方法はまず各学校の問題分析から開始します。

分析例は過去記事にもあるのでこちらをご覧ください。

 

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このように、詳細な問題分析をすることにより、高得点を取るために何をすべきかが把握できます。

次に、生徒個人の答案分析と勉強法が正しいかどうかという点も分析し、対応策を考えプランを作成します。

さらに、高校の中には高2、高3から定期テスト内容をセンターのような形式・レベルで作る学校もあるため、学校によっては1年先、半年先の定期テストへ向けた内申対策も必要な場合があります。

中堅から上位高校によくみられる傾向です。

通常の内申対策では次回テスト範囲の学習をすれば十分ですが、この形式でテストを作られるのであれば、その対策では不十分です。

一般入試対策をしていない生徒は高得点が取れずに目標内申に達することができなくなる可能性があります。

そのため、一般受験生と同じような対策が必要となります。

上記のプランと並行して進路決定まで継続的に内申を獲得するためのプランも同時に作成します。

 

高校生(一般入試で進学希望)

一般入試で大学進学を目指す生徒には、志望校と現状の学力、必要科目、現在までの学習過程、を考慮して、プランを作成します。

大学受験は独学中心の学習となる為、ある程度の独学力がなければ戦うことができません。本人の独学力に応じて、どこまで塾がフォローするのかということを判断しプランを作成する必要があります。

仮に独学力がまだ無い、十分でないという生徒に対しては、「勉強法」を一から指導し、計画を立て独学力を向上させます。

同時に各科目の「一人では学習しにくい単元」「一人では効率が落ちる単元」を中心にフォローしていきます。

 

同じ単元を指導する場合でも、現状の学力や志望校が違えば、指導の仕方や使用教材も一人ひとり異なります。

「勉強法」等について、どのような指導、サポートを行っているかは、以下の記事を参考にしてください。

 

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当塾では国公立・難関私大を目指している生徒の夏期講習提案率は10%です。

90%の生徒が夏期講習不要と判断し、通常授業のみで学習させています。

独学力の高い(高くないといけない)難関大を目指す高校生の10%に夏期講習が必要な状況を作ってしまっていることは、塾として力不足、未熟な状況だと思っています。小中学生から指導している生徒の提案率はゼロ%にできていますが、高校から入塾した生徒に対して完全に勉強法を伝えきれず、まだまだ授業でフォローせざるを得ない状況です。塾として今後は国公立・難関私大を目指す生徒の夏期講習提案率0%を目指していきます。

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以上が「夏期講習」の受験対策方法や指導方針です。

 

最後に

最後に大事なことなので、再度お伝えします。

「なんとなくの夏期講習」「なんとなくの塾、予備校」は、絶対にやめましょう!

そもそも「夏期講習」ってなんでしょうか?

夏休みのあいだは学校がなく、部活もなければ、「学習時間が普段より確保でき、授業で学んだ知識を消化不良にならず定着させることができる」という意味では夏期講習を受ける意味はあるとは思います。

※「独学よりも授業の方が学習効率が良い場合」という条件付きです

しかし、一方で教育業界的に言えば「消費者の購買意欲が高まり売り上げが上がりやすい期間」と位置づけられていることも否定できません。(すべての塾がそうではありませんが)

「勝負の夏!」

「この夏期講習で苦手克服!」

そんなキャッチコピーに溢れ、「夏期講習を受ければなんとかなるかも」「夏期講習を受けた方がよい」と思わせる広告をたくさん目にします。

人間、追い詰められたり、焦ったりすると、何かに頼りたくなるものです。

そんな時は思考停止状態になりやすく、冷静に自分自身を分析できなくなります。

「何のために夏期講習を受けるのか」

「みんなが受けるから自分も参加するのか」

「受けることのメリットが自分にあるのか」

「内容、目的は何か」

「受けなくてもよいのではないか」

上記のような問いかけを自分自身に行い、必要性を自分の言葉で説明できる状態で、「塾」「予備校」「夏期講習」を選択してください。特に高校生は絶対!

そのうち冬になれば「勝負の冬!」「この冬で決まる!」のようなキャッチコピー、広告が溢れかえります。

「利用されるのではなく、塾や予備校は利用してください」

そのためにも、「夏期講習から頑張ろう」ではなく、できるだけ早く決意し毎日コツコツ地道に勉強しましょう。

それが最も費用を抑え、結果の出せる方法です。

 

当塾も「夏期講習」「冬期講習」「テスト対策」が存在します。

これは生徒達の学習意欲を利用して結果を出すために設定しています。

本来、通塾生に対して「モチベーション」「時間の確保」「勉強の仕方」という独学力向上に向けた取り組みが100%できていれば、こんな「講習」や「対策」は不要です。ですが、実情、まだまだ当塾の力不足により、この「講習」「対策」に頼っているのは事実です。当塾もより成長し、全ての生徒が「講習」「対策」に頼らずに結果の出せる状況を目指していきたいと考えています!

 

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2022夏期講習について(外部生向け)

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今回はこの時期に質問の多い「夏期講習」について、外部生向けに当塾のシステムをお伝えします。

集団塾のシステムと混同されてる方が多いので、集団塾との違いを軸にお伝えします。

 

よく質問される内容

「単元や科目は決まっているの?」
「期間はいつからいつまで?時間帯は?」
「料金はいくら?」
「受験対策はどうしているの?」
「集団塾とは何が違うの?」
「通塾すると夏期講習は必ず受けなければいけないの?」   

 

単元・科目について

実施科目、実施単元は一人ひとりに合った授業プランを作成します。

 

プランの作成方法

【カウンセリング】

生徒または保護者さんとのカウンセリングを実施します。

現状の学習状況・目標を把握し、その目標達成実現の弊害となっている問題点と問題解決に向けた改善策をいくつか選定します。

 

【データ分析】

学力診断テスト・外部模試・学校の定期試験・通塾生であれば授業中の正答率などのデータを分析します。

カウンセリングの際に把握した問題点の裏付け、改善策の精度を上げるための分析です。

直近のデータからは苦手単元や苦手科目が数値(正答率)として把握できます。

さらに、過去のデータも分析することで改善策の精度を上げることができます。

定期テスト得点、模試得点、偏差値の過去から現在に至るまでの推移を見ることで、現状の学習状況だけでなく、過去から現在に至るまでの学習状況を把握します。

この過去から現在までの分析により、改善策の精度をさらに上げることができます。

例えば、数学の定期テスト得点が60→80→40と推移していた場合、

詳細な問題分析を行っているのは大前提として、まずはそれぞれの答案の失点部分と得点部分を分析することで、不得意分野・得意分野を予想します。ここまでは答案一つ一つを独立したものとして分析します。

その後、60点が80点に上昇した理由、80点が40点に下落した理由を分析します。

この分析は「計算が得意な生徒であれば、計算問題の割合に比例して得点も上下している」といった単純な分析だけではなく、

本人の得意不得意に関係なく得点が上下している場合には、

「学習習慣」「学習法」「精神状態」「モチベーション」「環境」なども含めた原因分析をカウンセリングを交えながら行います。

実際に分析をしてみると、推移した原因がはっきりと見えてくる場合があり、こうして見えてきた「原因」に対しての「対策」を考えることで、学習プランの精度が上がっていきます。

 

 

 【プランニング】

カウンセリング・データ分析内容をもとに、目標達成のための「学習科目」「学習単元」「使用教材」「教材の使用方法」などを個別に考え、プランを作成します。

そのプランについて書面または面談で「どの科目、単元を自習で行い、どの科目、単元を授業で行うか」等を相談、修正をした後、学習プランの最終決定となります。

 

集団塾との違い①
単元や科目は一人ひとり違う個別プラン。
プランも個別に分析して作成。

 

期間や時間帯について

期間は毎年変動はしますが、7月中旬から8月末を夏期講習期間と定めています。

曜日や時間帯は、一人ひとりの通塾可能な曜日、時間帯の中で作成します。

 

集団塾との違い②
通塾スケジュールは決められた日程ではなく、個別に設定。

 

料金について

個別にプランを作り授業数を決定するため、一人ひとり料金も異なります。

目標達成のための学習プランを作成し、そのプランの中で授業として扱う単元がいくつあり、その単元を実施するために授業数が何コマ必要かが決まれば、夏期講習費が決まります。テキストを持っていない場合は別途テキスト代が発生します。

例:

学年:中2

必要科目:数学・英語

必要回数:数学4コマ、英語6コマ

1コマあたりの金額:2592円(2021年現在)

夏期講習費:2592円×10(コマ)=25920円

使用テキスト:フォレスタ中2英語、フォレスタ中2数学

テキスト代:2200円×2=4400円

総額:25920円+4400円=30320円

 

強制プランの有無について

1対2の個別コースは全ての講習、各種対策授業について、完全任意制を採用しています。

外部生、内部生問わず、夏期講習の参加・不参加は自由に決定することができます。

学習プランを作成した後、授業ではなく全て自習で行うと決まれば、夏期講習費は0コマ、0円となります。

 

集団塾との違い③
料金は一人ひとり異なる。
夏期講習を受講するかしないかは自由に決定可能。

 

 受験対策について

中学受験、高校受験、大学受験、非受験学年生への対策や指導方針については内部生向け記事をご覧ください。

各学年ごとの指導方針やプラン例などを記載しています。

 

mystep.hatenablog.jp

 

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5科目平均40点台を80点台まで上昇させた中2Tさんの成長記録

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こんにちは!

あざみ野・新百合ヶ丘・たまプラーザの学習塾/予備校のMySTEP(マイステップ)です!

この春、他塾に通っている保護者の方や、小中学生の保護者の方から様々なご質問を頂きました。その中の半数以上が、「どうすれば成績があがるのか」というご質問でした。

そこで、今回は、5科目平均40点台を80点~90点台まで伸ばしたTさんの成長記録をお伝えします!

 

中学1年生の時に入学してきたTさん。

部活が忙しく、ゲームも大好きで、勉強する時間は全く取れていませんでした。

塾に通いだしてからも、なかなか宿題を終わらせることができず、成績が伸び悩みました。

宿題を終わらせることができない原因としては、部活がある日は疲れ切ってしまい、そのまま寝るだけ。

部活が休みの日は、普段忙しい分、心の余裕が欲しいのか、ゲームやスマホに時間を長時間割いてしまう状態でした。

 

しかし、中学2年生の春、Tさんが変わりだします。

面談をするうちに、2年生からは内申点が重要だということを自覚してくれるようになったのか、少しずつ焦りが出てきたようでした。

そこをチャンスだと思った私たちは、Tさんと受験に向けた学習計画など、今までよりも具体的な内容を決める面談を行いました。

 

面談では、Tさんの長所や課題、今後の学習方針、可能性など様々な話をしていき、作戦を立てていきました。

 

まず、Tさんと実行したのは、今のTさんの課題の共有です。

まずはTさん自身が「今自分にどんな課題があるのか」を認識することが大事になるからです。

 

このときの課題としては、

授業以外の学習時間が確保できていないため、

①「理解」から「定着」の流れが悪いこと。
②「暗記力」があるにも関わらず、学習時間の確保、学習の習慣化ができていないので、結局テストまで計画通りに実行できないこと。
③「できないこと、解けないこと」「できない自分」へのストレスから、さらにモチベーションを低下させてしまっていたこと。

が、まず挙げられました。

 

そして、授業以外の学習時間が確保できない原因となっているのが、やはり、主に「ゲーム」でした。

そこで、ご家族にご協力をいただき、1日何分と決め、それ以外の時間はゲーム機などを預かってもらうというルールにしました。

 

このときのSくんはある程度の焦りがあったので、抵抗なく受け入れてくれましたが、もしこれが入塾当初のSくんであれば受け入れてはもらえなかったと思います。焦って今すぐに状況を変えようとするよりも、本人に働きかけながら、気持ちが変わるタイミングを見計らって実行する方がうまくいく場合が多いです。気持ちの伴わない強引なやり方では、ゲーム以外の娯楽に時間を割くようになってしまったり、やる気が以前よりも無くなってしまうなどの危険があるためです。

 

こうしてゲームやスマホの時間が減り、勉強時間が増加したことにより、「理解」から「定着」の流れがよくなり、暗記する時間も増えたため、授業内での正答率も上がりました。

また、その結果メンタルも崩れにくくなるという相乗効果が生まれました。

 

このように「学習時間」「生活習慣」の改善が見られた後、次は「勉強法」の改善にも取り組み始めました。

 

Tさんは暗記力や計算力がある程度あったものの、とにかくケアレスミスが多く、テストでも多くて20点ほど落としてしまっているときがありました。

その原因を探っていくと、問題を解くときにどこに注目すれば良いかがわかっていない様子で、いつも目線が泳いでいるような状態で問題を解いていました。

 

そこでアドバイスとして、自分が解いている問題や読んでいる箇所に、指やペンを置きながら読むことを伝えました。

すると、問題の写し間違いや読み違いが大幅に減りました。

 

次に見直しです。正しく問題を把握できるようになったら、作業ミスを減らすことが大事になります。

まずはTさんが日頃どのような作業ミスをしてしまっているのかを把握し、その内容を可視化します。

ミスの原因を文章としてかかせ、見直しの際にその文章をチェックリストとして丸付けをする前に確認してもらいます。

何度も自分のミスを確かめるうちに解いている段階からそのミスをしないようにしようと言う意識が生まれ作業ミスもどんどん減っていきました。

 

こうして、勉強時間が増え、ケアレスミスも減ったことにより、主要5科目の点数が、1年生の時から2年生にかけて各30〜40点ずつアップし、5科目平均を80点台へと乗せることができるようになりました。

 

この時点で「主要5科目で全て90点以上取る」と言うのがTさんの目標になり、時間制限内で楽しんでいたゲームも自発的にやめるようになりました。

 

また、それでも足りない学習時間を捻出するため、学校の休み時間や塾に来るまでの少しの時間も活用できるように一緒に勉強スケジュールを立てていきました。

そうすることで、今まで時間が取れずに取り組めなかった学校の先生別対策にも力を入れることができるようになり、各科目ごとの勉強法も確立していきました。

 

こうして迎えた2年の学年末テスト。

ここでは目標であった主要5科目90点以上という目標に大きく近づき、2科目で90点達成、3科目で80点台後半、と言う素晴らしい結果を残してくれました。

 

以上、【5科目平均40点台を80点台まで上昇させた中2Tさんの成長記録】をお伝えしました!

 

この時点で目標を全て達成することはできませんでしたが、ゲーム三昧で40点~50点台をさまよっていた当初と比べると見違えるようになったTさん。

勉強に対する「気持ち」や「学習習慣」「生活習慣」「勉強法」など、様々な角度から改善を行う過程でTさんにとって辛い場面もたくさんあったと思いますが、よく頑張ってくれたと思います!

今後も、何か悩んだときや辛くなったとき、すぐに相談できる相手として信頼してもらえるよう、Tさんと一緒に戦っていけたらと思っています!