2023夏期講習について(内部生向け)

今回は「夏期講習」について、受験対策方法や指導方針を内部生向けに説明します!
プランの一般的な作成方法や料金、時間帯などは外部生向け記事で記載しています。
こちらをご覧ください。
中学受験、高校受験、大学受験、非受験学年生への対策や指導方針について
全学年共通
苦手科目、苦手単元の復習を最優先としプランを作成します。
そのうえで、普段フォローできていない科目や予習単元についても検討しプランを作成します。
1対2の個別コースの場合、講習など各種対策授業は全て任意参加です。プラン作成・提案はあくまでも提案ですので、必ず受講しなければならないというものではありません。受講しない場合でも作成したプランは自学自習のプランとして活用してください。
受験生共通
プラン(授業)よりも大事なこと
受験合格のために必要なものは大事な順に「モチベーション」「時間の確保」「勉強の仕方」です。
「プラン(授業)」はこれら3つをサポートするものにすぎません。
本人にとって最適なプラン(授業)も、本人の「モチベーション」「時間の確保」「勉強の仕方」の前には無力です。
ではこれら3つに問題を抱えている生徒に対しては何をすべきなのでしょうか。
塾の仕事は本人にとって最適なプランを作り授業を行うことだけではありません。
この「モチベーション」「時間の確保」「勉強の仕方」を面談や成功体験を通じて構築するという仕事が、塾にとって一番大切で、一番難しい仕事です。場合によっては塾の力だけでは足りないということもあります。
そのため、保護者さんと協力して中長期的な対応が必要となります。
夏期講習は必要かどうか
「モチベーション」「時間の確保」「正しい勉強の仕方」が身につき、独学力が備われば夏期講習など不要です。
個別塾、集団塾、予備校に共通ですが、「なんとなく夏期講習を受ける」のは危険です。
申し込む際に「なぜこの講習が必要なのか」を塾側も受ける側も明確に答えられないのであれば一度考え直した方がよいと言えます。
当塾にも、中学生や高校生の中には「夏期講習無し、冬期講習無しで上位校に合格」という生徒が毎年何人もいます。
週1~2回の通常授業内でのフォローで十分だからです。
「何を」「いつまでに」「どのように」学習するかさえ提供してあげればどんどん伸びていきます。
この独学力がついてくると、既存の個別塾はもちろん、集団塾や予備校の学習速度も学習効率も超えることが可能です。
学習効率があがることで「待ち時間がない」「自分の知っていること、わかることの説明を聞かなくてよい」「必要な科目、単元のみ学習できる」等、メリットがたくさんあります。
もちろん完全独学だとデメリットもありますが、当塾としてはこの独学力を生徒全員に身につけさせたいと指導をしています。こちらの記事も参考にしてください。
※個人差はありますが、小学校から中2くらいまでの中長期的な指導でようやくこの独学力が身につき始め、中3で完成し、その後の大学受験も講習無しで戦えるというケースが多いです。
ただ、塾に入会しようという生徒でこの独学力のある生徒はなかなかいません。
オール5の生徒でさえ、「勉強の仕方」に関してはめちゃくちゃな生徒も実際にいます。成績には、本番でも戦える「5」と戦えない「5」があります。
こういった生徒は放置しておくと本試験で上位層と戦うことはできません。「塾」「予備校」「夏期講習」が必要な場合もあります。
まとめると、
「独学力」があれば夏期講習は不要。
夏期講習を受けるとしても、その必要性を塾側、受講側が説明できなければ危険
ということです。
各学年別プラン作成方針
非受験小学生
現状で苦手科目、苦手単元の復習が必要ないということであれば、夏期講習の提案はしません。
通常授業は7月、8月も実施されるので、普段よりも宿題を多めに出して勉強量を確保します。
ただし、
・宿題による勉強量確保が難しい場合
・入会時に復習プランでスタートした場合で、夏期講習期間を利用して学校の進度に追いつきたいという場合
・次学年の準備として通常授業で学習している科目以外を必要としている場合
などは、提案をする場合があります。
特に小学校中学年、高学年からは英語学習をスタートしておいた方がよい場合があります。
小3、小4の学校カリキュラムでは「聞く」「話す」ことを主として英語を「楽しむ」というものですが、小5、小6からは「聞く」「話す」に加え「読み」「書き」が加わり、教科としての「英語」が本格的にスタートします。
小5~小6のカリキュラムでは、今まで中学校で学習していた英文法の「疑問詞・代名詞・動名詞・助動詞・動詞の過去形」なども含まれ、必要単語数も600~700程度とされています。
現状の中1から中3での必要単語数が1200とされていることを考えると、早期に対策しておいた方がよいといえます。
夏期講習、通常授業においても「英語」はまだ考えていないというご家庭は、この単語だけでも家庭学習に取り入れることをお勧めいたします。
現在「英会話教室」に通っているという方はこちらの記事も確認してください。
「英会話教室」が悪いということではありません。
「英会話教室」に通っていたから中学校でも成績はずっと「5」という生徒もいれば
「英会話教室」に通っていたけど、中1の英語から苦手で単語すら書けない、読めない、ローマ字も書けないという生徒も実際にいました。
塾も英会話教室も共通ですが、「通っているから大丈夫なはず・・・」は危険だということです。
中学受験・小3~小6
私立中学や中高一貫校を目指している生徒は、現状の学力から志望校合格のためのプランを作成します。
苦手単元や科目はもちろん、学習進度に遅れがある場合は遅れている単元もプランに組み込みます。
小5、小6の場合には志望校に応じた対策も必要となります。
基礎力がついて、志望校が決まっている場合には志望校の傾向に合わせて基礎から応用へと対応できるプランを作成します。
小5から受験対策を始めた生徒など、一般的な対策ではどうしても時間が足りないという場合には、基礎力の段階から志望校に合わせ、短期間で勝負ができるプランを作成することもあります。
小学生の中には、まだ勉強法が確立できていない生徒が多いため、学習プランに無理がないかどうかも慎重に判断しなければなりません。
消化するだけ、受けるだけの授業では何の意味もないからです。
授業中に学習した内容の理解を深め、暗記をし、演習して自分のモノにする時間があるのか、方法は身についているのか、身についていなければどのようにフォローするかどうかも考えて、プランを作成しなければなりません。
場合によっては志望校や受験形態も検討し直す必要があります。
「本人に合わせたプラン」では志望校に届かない可能性があり、
「志望校に合わせたプラン」では本人が消化不良を起こす可能性があるからです。
集団塾と併塾している生徒に対しては、集団塾でのカリキュラムや生徒の理解度を確認し、どのようなフォローが最適かどうかを判断してプランを作成します。
その他、勉強法等の問題点解決に向けた取り組みは、上記「受験生共通」でお伝えした通りです。
公立中学1年生
苦手単元、苦手科目の復習を最優先とし、前期(1学期)中間テストの結果を考慮してプランを作成します。
中1生は小学生同様に「モチベーション」「時間の使い方」「勉強の仕方」に問題を抱えている生徒が多いため、苦手単元を単純にプランニングするのではなく、「成功体験」をしてもらうためのプランを作成することも重要です。
「成功体験」を通じて「モチベーション」や「時間の使い方」に変化が表れることもよくあります。
さらに、受験を考えると「中2の時点で内申を取れるだけの実力がつけられるか」ということも考慮する必要があります。
目先の点数を上げるのか、しっかりと基礎力をつけ中2への準備を優先するのか、何がその生徒にとって最善かどうかは一人ひとり違います。そういった状況も含めてプランを作成します。
公立中学2年生
苦手単元、苦手科目の復習を最優先とし、前期(1学期)中間テストの結果を考慮してプランを作成します。
中2生にとって夏期講習期間は受験の際に使用される後期内申に向けた最後の長期準備期間となります。
中1生同様に復習が最優先となりますが、夏休み明けの前期期末テストや模試に向け、普段学習していない科目のフォローや、初見長文対策、記述対策などの分野別対策を実施する生徒もいます。
現状の学力、得意不得意分野、志望校を考慮して、「内申」「本試験」ともに戦えるチカラをつけるようなプランを作成する必要があります。
公立中学3年生(第一志望:公立高校)
公立高校受験を第一志望としている生徒にとっては、中3後期内申点と本試験得点の両方が必要です。その為、この夏期講習期間でしなければいけないことは、
5教科基礎レベルの総復習と前期期末、後期中間テストへ向けた内申対策です。
5教科共通して、中1から中3夏までに学習した内容の基礎レベルを完璧にした状態を作り、前期期末テスト、後期中間テストで高得点を取るためのプランを作成します。
ただし、市ヶ尾高校以上を目指す生徒には、基礎レベルの復習とテスト対策に加えて、応用レベルの復習、未習単元の予習も実施し、場合によっては夏の時点で入試対策を始めていく生徒もいます。
まとめると当塾では、
①「復習(基礎)のみ実施」
②「復習(基礎)とテスト対策を実施」
③「復習(基礎+応用)とテスト対策に加えて未習範囲も実施」
④「復習(基礎+応用)とテスト対策、未習範囲に加えて入試対策まで実施」
の4つの学習パターンがあります。(下記表のプラン①~④)

過去の例でお伝えすると、翠嵐、川和、サイフロに合格した生徒は夏の時点でプラン④まで学習させ、市ヶ尾、生田に合格した生徒の数人はプラン③まで学習させました。
上記の4パターンはあくまでも学習プランを4つに分類したもので、個人個人に合わせてプランは作成します。
例えばプラン③とプラン④の中間として、未習範囲学習を数学の2次関数のみにして、神奈川公立高校入試傾向に合わせ、可能な範囲で入試対策をするというプランや、得意科目のみ入試対策まで実施するプラン、集団塾のカリキュラムを活用して重複していない部分のみ実施するプラン等、個別にプランを作成します。
また、使用テキスト、順番も個人個人によって、なにが最適かどうかが変わるため、テキストや使用法についても個別に検討し、プランニングします。
ここで集団塾の夏期講習について紹介します。
集団塾の夏期講習ではプラン③の中の「未習範囲の予習」が主として実施されます。
※「既習範囲の総復習」を実施する集団塾もあります
集団塾の夏期講習は無料の場合が多く、集団塾を活用できる通塾生には「未習単元の学習」について、集団塾の夏期講習を当塾から紹介する場合があります。
過去にも、上記の翠嵐、川和、サイフロ、市ヶ尾付近の高校に合格した生徒の約1/4には、集団塾の夏期講習を紹介し、受講してきてもらっています。
この時期に自分と同じレベルの生徒と集まり、緊張感のある中で学習することは、非常に有益だと言えるからです。
残りの3/4は、見学に行ったものの合わないと本人が判断したり、集団塾のシステムに適さないだろうと判断した生徒、自分で学習させた方が効率がよいと判断した生徒です。
「集団塾を活用できる・活用すべき生徒」でなければ、時間と費用が無駄になってしまう恐れもある為、どんな生徒にもお勧めしているというわけではありません。
※集団塾の無料講習もテキスト代が5000円~1万円ほどかかる場合があります
※本人との相性があるので、メリット・デメリットを比較しながら慎重に提案はいたします。集団か個別かの判断や、集団で夏期講習を受けるとして、どの塾の方が生徒に適しているかなども含めて、相談・提案いたします。
複数の集団塾で迷っている場合などは早めにご相談ください。
このように生徒一人ひとりの状況に合わせ、集団塾も活用しながら最適なプランを作成します。
その他、勉強法等の問題点解決に向けた取り組みは、上記「受験生共通」でお伝えした通りです。
公立中学3年生(第一志望:私立高校)
私立高校を第一志望とする場合、内申のみの推薦・単願で受験するのか、オープン入試で受験するのかによってプランが異なります。

<推薦・単願>
上記夏期講習プラン⑥に該当します。
推薦や単願で受験をする場合は、基本的に受験対策は不要です。前期期末テストや後記中間テストへ向けた内申対策のみ実施します。
公立高校を志望する生徒との大きな違いは、特殊な定期テストでない限り、中1、中2の理科・社会の復習が不要となることです。
※内申が第一志望の学校基準に満たなかった場合に公立を受ける可能性があるのであれば、公立受験対策、内申対策も必要となります。
<オープン入試>
上記夏期講習プラン⑤に該当します。
オープン入試で受験する場合は、志望校に応じた受験対策を実施します。
志望校によっては中学校で習わない公式や解法を学ぶ必要があるため、冬からの対策では間に合わなくなる可能性もあります。
難関校の受験を検討している場合は遅くても中3の夏からの対策をお勧めします。
※公立も受験する場合は公立受験対策、内申対策も実施します。
※オープン入試の場合は私立併願をとっておくことをお勧めします。
高校生(AO・指定校推薦で進学希望)
AOや指定校推薦で大学進学を目指す生徒には、高校の内申対策を主としてプランを作成します。AOに向けた「小論文対策」も実施します。
対策方法はまず各学校の問題分析から開始します。
分析例は過去記事にもあるのでこちらをご覧ください。
このように、詳細な問題分析をすることにより、高得点を取るために何をすべきかが把握できます。
次に、生徒個人の答案分析と勉強法が正しいかどうかという点も分析し、対応策を考えプランを作成します。
さらに、高校の中には高2、高3から定期テスト内容をセンターのような形式・レベルで作る学校もあるため、学校によっては1年先、半年先の定期テストへ向けた内申対策も必要な場合があります。
中堅から上位高校によくみられる傾向です。
通常の内申対策では次回テスト範囲の学習をすれば十分ですが、この形式でテストを作られるのであれば、その対策では不十分です。
一般入試対策をしていない生徒は高得点が取れずに目標内申に達することができなくなる可能性があります。
そのため、一般受験生と同じような対策が必要となります。
上記のプランと並行して進路決定まで継続的に内申を獲得するためのプランも同時に作成します。
高校生(一般入試で進学希望)
一般入試で大学進学を目指す生徒には、志望校と現状の学力、必要科目、現在までの学習過程、を考慮して、プランを作成します。
大学受験は独学中心の学習となる為、ある程度の独学力がなければ戦うことができません。本人の独学力に応じて、どこまで塾がフォローするのかということを判断しプランを作成する必要があります。
仮に独学力がまだ無い、十分でないという生徒に対しては、「勉強法」を一から指導し、計画を立て独学力を向上させます。
同時に各科目の「一人では学習しにくい単元」「一人では効率が落ちる単元」を中心にフォローしていきます。
同じ単元を指導する場合でも、現状の学力や志望校が違えば、指導の仕方や使用教材も一人ひとり異なります。
「勉強法」等について、どのような指導、サポートを行っているかは、以下の記事を参考にしてください。
当塾では国公立・難関私大を目指している生徒の夏期講習提案率は10%です。
90%の生徒が夏期講習不要と判断し、通常授業のみで学習させています。
独学力の高い(高くないといけない)難関大を目指す高校生の10%に夏期講習が必要な状況を作ってしまっていることは、塾として力不足、未熟な状況だと思っています。小中学生から指導している生徒の提案率はゼロ%にできていますが、高校から入塾した生徒に対して完全に勉強法を伝えきれず、まだまだ授業でフォローせざるを得ない状況です。塾として今後は国公立・難関私大を目指す生徒の夏期講習提案率0%を目指していきます。

以上が「夏期講習」の受験対策方法や指導方針です。
最後に
最後に大事なことなので、再度お伝えします。
「なんとなくの夏期講習」「なんとなくの塾、予備校」は、絶対にやめましょう!
そもそも「夏期講習」ってなんでしょうか?
夏休みのあいだは学校がなく、部活もなければ、「学習時間が普段より確保でき、授業で学んだ知識を消化不良にならず定着させることができる」という意味では夏期講習を受ける意味はあるとは思います。
※「独学よりも授業の方が学習効率が良い場合」という条件付きです
しかし、一方で教育業界的に言えば「消費者の購買意欲が高まり売り上げが上がりやすい期間」と位置づけられていることも否定できません。(すべての塾がそうではありませんが)
「勝負の夏!」
「この夏期講習で苦手克服!」
そんなキャッチコピーに溢れ、「夏期講習を受ければなんとかなるかも」「夏期講習を受けた方がよい」と思わせる広告をたくさん目にします。
人間、追い詰められたり、焦ったりすると、何かに頼りたくなるものです。
そんな時は思考停止状態になりやすく、冷静に自分自身を分析できなくなります。
「何のために夏期講習を受けるのか」
「みんなが受けるから自分も参加するのか」
「受けることのメリットが自分にあるのか」
「内容、目的は何か」
「受けなくてもよいのではないか」
上記のような問いかけを自分自身に行い、必要性を自分の言葉で説明できる状態で、「塾」「予備校」「夏期講習」を選択してください。特に高校生は絶対!
そのうち冬になれば「勝負の冬!」「この冬で決まる!」のようなキャッチコピー、広告が溢れかえります。
「利用されるのではなく、塾や予備校は利用してください」
そのためにも、「夏期講習から頑張ろう」ではなく、できるだけ早く決意し毎日コツコツ地道に勉強しましょう。
それが最も費用を抑え、結果の出せる方法です。
当塾も「夏期講習」「冬期講習」「テスト対策」が存在します。
これは生徒達の学習意欲を利用して結果を出すために設定しています。
本来、通塾生に対して「モチベーション」「時間の確保」「勉強の仕方」という独学力向上に向けた取り組みが100%できていれば、こんな「講習」や「対策」は不要です。ですが、実情、まだまだ当塾の力不足により、この「講習」「対策」に頼っているのは事実です。当塾もより成長し、全ての生徒が「講習」「対策」に頼らずに結果の出せる状況を目指していきたいと考えています!

2023夏期講習について(外部生向け)

今回はこの時期に質問の多い「夏期講習」について、外部生向けに当塾のシステムをお伝えします。
集団塾のシステムと混同されてる方が多いので、集団塾との違いを軸にお伝えします。
よく質問される内容
「単元や科目は決まっているの?」
「期間はいつからいつまで?時間帯は?」
「料金はいくら?」
「受験対策はどうしているの?」
「集団塾とは何が違うの?」
「通塾すると夏期講習は必ず受けなければいけないの?」
単元・科目について
実施科目、実施単元は一人ひとりに合った授業プランを作成します。
プランの作成方法
【カウンセリング】
生徒または保護者さんとのカウンセリングを実施します。
現状の学習状況・目標を把握し、その目標達成実現の弊害となっている問題点と問題解決に向けた改善策をいくつか選定します。
【データ分析】
学力診断テスト・外部模試・学校の定期試験・通塾生であれば授業中の正答率などのデータを分析します。
カウンセリングの際に把握した問題点の裏付け、改善策の精度を上げるための分析です。
直近のデータからは苦手単元や苦手科目が数値(正答率)として把握できます。
さらに、過去のデータも分析することで改善策の精度を上げることができます。
定期テスト得点、模試得点、偏差値の過去から現在に至るまでの推移を見ることで、現状の学習状況だけでなく、過去から現在に至るまでの学習状況を把握します。
この過去から現在までの分析により、改善策の精度をさらに上げることができます。
例えば、数学の定期テスト得点が60→80→40と推移していた場合、
詳細な問題分析を行っているのは大前提として、まずはそれぞれの答案の失点部分と得点部分を分析することで、不得意分野・得意分野を予想します。ここまでは答案一つ一つを独立したものとして分析します。
その後、60点が80点に上昇した理由、80点が40点に下落した理由を分析します。
この分析は「計算が得意な生徒であれば、計算問題の割合に比例して得点も上下している」といった単純な分析だけではなく、
本人の得意不得意に関係なく得点が上下している場合には、
「学習習慣」「学習法」「精神状態」「モチベーション」「環境」なども含めた原因分析をカウンセリングを交えながら行います。
実際に分析をしてみると、推移した原因がはっきりと見えてくる場合があり、こうして見えてきた「原因」に対しての「対策」を考えることで、学習プランの精度が上がっていきます。
【プランニング】
カウンセリング・データ分析内容をもとに、目標達成のための「学習科目」「学習単元」「使用教材」「教材の使用方法」などを個別に考え、プランを作成します。
そのプランについて書面または面談で「どの科目、単元を自習で行い、どの科目、単元を授業で行うか」等を相談、修正をした後、学習プランの最終決定となります。
集団塾との違い①
単元や科目は一人ひとり違う個別プラン。
プランも個別に分析して作成。
期間や時間帯について
期間は毎年変動はしますが、7月中旬から8月末を夏期講習期間と定めています。
曜日や時間帯は、一人ひとりの通塾可能な曜日、時間帯の中で作成します。
集団塾との違い②
通塾スケジュールは決められた日程ではなく、個別に設定。
料金について
個別にプランを作り授業数を決定するため、一人ひとり料金も異なります。
目標達成のための学習プランを作成し、そのプランの中で授業として扱う単元がいくつあり、その単元を実施するために授業数が何コマ必要かが決まれば、夏期講習費が決まります。テキストを持っていない場合は別途テキスト代が発生します。
例:
学年:中2
必要科目:数学・英語
必要回数:数学4コマ、英語6コマ
1コマあたりの金額:2592円(2021年現在)
夏期講習費:2592円×10(コマ)=25920円
使用テキスト:フォレスタ中2英語、フォレスタ中2数学
テキスト代:2200円×2=4400円
総額:25920円+4400円=30320円
強制プランの有無について
1対2の個別コースは全ての講習、各種対策授業について、完全任意制を採用しています。
外部生、内部生問わず、夏期講習の参加・不参加は自由に決定することができます。
学習プランを作成した後、授業ではなく全て自習で行うと決まれば、夏期講習費は0コマ、0円となります。
集団塾との違い③
料金は一人ひとり異なる。
夏期講習を受講するかしないかは自由に決定可能。
受験対策について
中学受験、高校受験、大学受験、非受験学年生への対策や指導方針については内部生向け記事をご覧ください。
各学年ごとの指導方針やプラン例などを記載しています。

塾選びの基準

塾選びの基準
新学期に向け、たくさんのお問い合わせをいただきありがとうございます!
その中で「初めて塾に通うので、どのような塾を選んだらよいか分からない」というご相談をたくさんいただきました。
そこで今回は「塾選びの基準」についてお伝えします!
是非参考にしてください!
◎集団指導と個別指導
集団指導
集団指導とは、約10~15人程度を一クラスとして、講師が一斉指導を行う形態です。
学力診断テストなどを受け、習熟度別にクラス分けされる場合があります。
集団指導の良い点は、競争心が生まれやすいというところです。
周りの生徒と一緒に同じ授業を受けるため、自分と周りの生徒との理解度を比較したり、周りの生徒の前で発言をしたりする機会があります。
また、テストや模試の結果を教室に貼り出される場合があるため、「周りに負けたくない」という競争心や緊張感が生まれやすい雰囲気があります。
また、一人の講師が複数の生徒に一斉指導を行うため、指導にも一貫性が出やすくなっています。
(個別指導の塾でも講師の指名による固定制もありますが、人気講師となると枠が埋まってしまい、受講できない例があります。)
さらに、一斉指導によるスピーディーな進行も、一人でダラダラと学習してしまう生徒にとっては、魅力の一つです。
ただ、一斉指導のスピーディーな進行についていけない、先生の教え方に合わないとなると、理解ができないままどんどん先に進んでしまうことがあります。
また、個別指導と比べると、先生に質問や相談をしにくかったり、自分のやりたいことができなかったり、
(理解できている単元だとしてもとばしたりすることができない、分からない部分だけを教えてもらうことができない、など)
というデメリットがあります。
まとめ
集団指導のメリット
・競い合う雰囲気、緊張感がある
・指導に一貫性がある
・スピーディーな進行
集団指導のデメリット
・自分の能力やペースに合わない場合がある
・質問、相談がしにくい
・やりたいことができない
集団指導はこんな生徒にぴったり!
□友達と競い合って勉強したい!
□塾(先生)のペースで引っ張っていってほしい!
□決められたカリキュラムに沿って学習したい!
□分からない部分は自分から積極的に聞きに行ける!
個別指導
個別指導は、先生一人に対して生徒が一人~五人程度で、マンツーマン指導を行う形態です。
生徒が二人以上の場合は、先生が各生徒を行き来しながら授業が進んでいきます。
個別指導の良い点は、自分の能力やペースに合った指導を受けられるところです。
分からない部分があれば、その場で質問ができ、前の単元に戻って復習することもできます。
また、使用するテキストのレベルを目標や現状の学習状況に合わせることができたり、自分のやりたい部分をピンポイントで教えてもらえたりするのも魅力の一つです。
個別指導では、先生と一対一で話すことができるので、よき相談相手になってくれる場合があり、メンタルサポートも充実しています。
先生から見ても、集団指導と比べて一人をじっくり指導するため、生徒の現状分析を詳しく行うことができます。
ただ、個別指導では、周りの生徒の習熟度などが分からないため、競争心や緊張感が生まれにくくなります。
また、生徒のペースや要望にばかり合わせてしまうと、進行速度が落ちたり、結果につながりにくくなったりしてしまう恐れもあります。
例えば、「この問題が分からない」という発言一つでも、
・本当に「分からない」状態である
・やりたくないから「分からない」と言っている
・何が「分からない」のか生徒本人も分かっていない
など、様々な状況が考えられます。
その状況を正しく判断してもらえないと、課題の根本的な解決には繋がらない可能性があります。
まとめ
個別指導のメリット
・一人一人の能力やペースに合わせてくれる
・質問、相談がしやすい・やりたいことができる
・細かい分析をしてもらえる
個別指導のデメリット
・競争心が生まれにくい
・進行速度が落ちる場合がある
・生徒の要望で授業が進むため、課題の根本的な解決に繋がらない
個別指導はこんな生徒にぴったり!
□雰囲気に呑まれやすく、自分から積極的に行動するのが苦手…
□ゆっくり丁寧に教えてほしい!
□自分の弱点を細かく知りたい!
□メンタルサポートをしてほしい!□教えてほしい内容がはっきりしている!
MySTEPでは個別指導と集団指導のメリットを併せたコースも個別指導コースとは別に存在しますが、詳しくはまたの機会にお知らせします!
◎自分に合った個別指導とは
個別指導の塾、と言っても、多くの塾があり、何が良いのか、自分には何が合うのか、分からなくなってしまう場合があります。
そういうときは、「教室長の方針」に注目してみてください。
塾の方針ではなく、実際に通うことになる校舎の教室長の方針です。
教室長が、方針を持っているのか、具体的にどのような方針を持っているのか、また、それを実現するためにどのような取り組みを行っているのかなど、詳しく聞いてみましょう。
教室長が講師に任せっきりの教室では、素人同然のアルバイト講師が、その場の判断で指導している場合もあります。
そのため、教室長の方針が合っている、と思ったとしても、教室長自身が常駐しているのか、教室長自身が講師に直接指示を出しているのかなども確認しておくとよいでしょう。
また、他に判断の基準となるのが、
・情報量(各学校の定期テストや先生の情報、入試情報など)
・分析力
です。
「知りたい情報を持っているのかどうか」は、非常に重要です。
通っている中学校の定期テストや先生の傾向などの情報があれば、定期テスト対策に有効です。
また、入試情報も「大手の塾だから持っているだろう」というのも一概にそうとは言えません。
なぜなら、大手の塾では、中堅~上位校を目指す生徒が多く、下位~中堅校の情報があまりないことがあるからです。
そのため、地域の情報や志望校の入試情報を持っているかどうか、というのも確認しておくと良いでしょう。
また、「どのように生徒を分析しているのか」というのも重要です。
分析力は、「生徒一人一人に対してどれだけ真剣に向き合っているか」という判断材料になります。
決められたカリキュラムを機械的に行うような指導では、当然、結果には繋がりません。
授業内容の決め方、宿題内容の決め方、宿題チェックを行うのか、宿題チェックでは何を確認するのか、など、計画から実行、修正までをどのように行うのかを確認しておきましょう。
ここまで確認して、「自分に(うちの子に)合っている」と思ったら、実際に体験授業などを受けてみてください。
体験授業は、ここまでの内容が本当に実行されているのかどうかの最終確認です。
ただし、一回の授業ですべてを確認することはできないため、最終的には、雰囲気が合いそう・楽しそう・頑張れそう、という「気持ち」を大事にしてみてください。
◎塾に通う目的
ここまで、集団指導や個別指導のメリット・デメリットをお伝えしてきましたが、塾選びで最も重要なのは「なぜ塾に通いたいのか」という目的をはっきりさせておくことです。
「成績を上げたい」
「志望校に合格したい」
「苦手を克服したい」
「学習習慣を身に付けたい」
「質問できる環境がほしい」
このように、塾に通う目的は生徒一人一人、異なっています。
塾選びの基準として、この目的が果たせるのか、というのが非常に重要です。
目的とは、現状の課題です。その課題を解決できる塾こそが、自分に合った塾なのだと、私たちは考えています。
目的(現状の課題)がはっきりしないまま塾に通っても、「ただ通っているだけ」の状態になり、費用や時間が無駄になってしまうという事態になりかねません。
だからこそ、塾を探す際は、
「なぜ塾に通いたいのか」
ということをはっきりさせてから、その目的に合った塾を探していきましょう。
◎MyTEPでは
最後に、MyTEPではどのような方針で指導にあたっているのか、お伝えします。
私たちが大切にしているのは、以下の3つです。
①生徒に寄り添った指導
②情報量と分析力
③勉強法に対するサポート(塾でも、塾以外でも)
①生徒に寄り添った指導
まず、初回のカウンセリングでは、「何のために塾に通うのか」という目的をうかがいます。
私たちは、その目的に合わせて、どのようなサポートができるのかをご提案させていただきます。
(その際、MyTEPでは力不足だと判断した場合は、他塾をおすすめする場合もあります。一人一人、責任を持ってお預かりしたいからです。)
そして、ご要望に合わせたプランを立て、実行(授業)に移ります。
その際、上手くいった場合と、上手くいかなかった場合を想定したプランをご用意し、上手くいかなかった場合は、生徒面談やお電話等でご相談させていただきます。
授業の中では、目的達成はもちろんのこと、生徒がどんな思いで塾に通っているかを第一に考えて行動しています。
生徒たちの多くは、
「塾に通いなさい言われたから、嫌々通っている」
「本当は勉強なんかしたくない」
「勉強を頑張りたいけど、自信がなくて不安」
「先生に馬鹿だと思われたくない」
など、様々な思いを抱えて塾に通っています。
私たちは、そのような思いを無視せず、どうしたら勉強が楽しくなるのか、少しでも自信を持ってもらうにはどうしたらよいのか、ということを考えながら指導にあたっています。
当たり前と言えば当たり前ですが、そうした思いを第一に考える姿勢は絶対に崩したくない、という固い意志のもとで生徒と関わっています。
②情報量と分析力
まず、生徒が通っている学校の問題・先生分析は欠かせません。
学校ではどのような授業が行われ、どのようなノートやプリントがあり、そこからどのように問題が出題されているのかを、定期テスト毎に分析を行っています。
また、生徒一人一人に対する分析も欠かせません。
例えば、計算ミス一つでも、「なぜ間違ってしまったのか」を徹底的に分析します。
まず、どのように途中式を書いたのかを確認し、符号のつけ忘れがあれば、符号に意識がいっていないことが原因だと考え、途中式の書き方を修正する。
このように、ミス一つから、そうしてそのような思考に至ったのかをできる限り分析し、同じミスが二度と起きないように対策を講じています。
他にも、生徒の言動や性格からこれから起こりそうな問題を予測して先回りをしたり、その日の挨拶のテンションから授業内容を変更したり、生徒の一挙手一投足を見逃さないよう努めています。
③勉強法に対するサポート(塾でも、塾以外でも)
まず、授業では、生徒の「分からない」を「分かる」に変えるのはもちろんのこと、「分からない」状況になってしまった原因を追究し、今後「分からない」状況にならないよう、対策を考えます。
ただ解かせて解説するだけでなく、本当に理解しているかどうか、口頭チェックを行ったり、生徒自身に説明してもらったりしています。
また、授業以外の時間には、宿題を出します。
そのあと、宿題がきちんとできているかどうかのチェックも重要です。
宿題チェックでは、
・すべて解き終わっているか
・丸つけはしてあるか
・分からない問題はあるか
・解き直しがしてあるか
という細かいチェックを行っています。
さらに、ノートの書き方や、宿題をいつ、どのくらいの時間をかけて行ったのかを確認する場合もあります。
家で学習する習慣がついていない生徒には、次の授業までのスケジュールを作成し、その通りに行えているかどうかも確認します。
このように、授業以外の時間の学習の質向上を目指しています。
MyTEPでは以上の方針のもとで指導にあたっていますが、今挙げたのはほんの一部です。
他にも、様々な取り組みを行っているため、気になる方は、是非他のブログ記事もご覧ください!
5科目平均40点台を80点台まで上昇させた中2Tさんの成長記録

こんにちは!
あざみ野・新百合ヶ丘・たまプラーザの学習塾/予備校のMySTEP(マイステップ)です!
この春、他塾に通っている保護者の方や、小中学生の保護者の方から様々なご質問を頂きました。その中の半数以上が、「どうすれば成績があがるのか」というご質問でした。
そこで、今回は、5科目平均40点台を80点~90点台まで伸ばしたTさんの成長記録をお伝えします!
中学1年生の時に入学してきたTさん。
部活が忙しく、ゲームも大好きで、勉強する時間は全く取れていませんでした。
塾に通いだしてからも、なかなか宿題を終わらせることができず、成績が伸び悩みました。
宿題を終わらせることができない原因としては、部活がある日は疲れ切ってしまい、そのまま寝るだけ。
部活が休みの日は、普段忙しい分、心の余裕が欲しいのか、ゲームやスマホに時間を長時間割いてしまう状態でした。
しかし、中学2年生の春、Tさんが変わりだします。
面談をするうちに、2年生からは内申点が重要だということを自覚してくれるようになったのか、少しずつ焦りが出てきたようでした。
そこをチャンスだと思った私たちは、Tさんと受験に向けた学習計画など、今までよりも具体的な内容を決める面談を行いました。
面談では、Tさんの長所や課題、今後の学習方針、可能性など様々な話をしていき、作戦を立てていきました。
まず、Tさんと実行したのは、今のTさんの課題の共有です。
まずはTさん自身が「今自分にどんな課題があるのか」を認識することが大事になるからです。
このときの課題としては、
授業以外の学習時間が確保できていないため、
①「理解」から「定着」の流れが悪いこと。
②「暗記力」があるにも関わらず、学習時間の確保、学習の習慣化ができていないので、結局テストまで計画通りに実行できないこと。
③「できないこと、解けないこと」「できない自分」へのストレスから、さらにモチベーションを低下させてしまっていたこと。
が、まず挙げられました。
そして、授業以外の学習時間が確保できない原因となっているのが、やはり、主に「ゲーム」でした。
そこで、ご家族にご協力をいただき、1日何分と決め、それ以外の時間はゲーム機などを預かってもらうというルールにしました。
このときのSくんはある程度の焦りがあったので、抵抗なく受け入れてくれましたが、もしこれが入塾当初のSくんであれば受け入れてはもらえなかったと思います。焦って今すぐに状況を変えようとするよりも、本人に働きかけながら、気持ちが変わるタイミングを見計らって実行する方がうまくいく場合が多いです。気持ちの伴わない強引なやり方では、ゲーム以外の娯楽に時間を割くようになってしまったり、やる気が以前よりも無くなってしまうなどの危険があるためです。
こうしてゲームやスマホの時間が減り、勉強時間が増加したことにより、「理解」から「定着」の流れがよくなり、暗記する時間も増えたため、授業内での正答率も上がりました。
また、その結果メンタルも崩れにくくなるという相乗効果が生まれました。
このように「学習時間」「生活習慣」の改善が見られた後、次は「勉強法」の改善にも取り組み始めました。
Tさんは暗記力や計算力がある程度あったものの、とにかくケアレスミスが多く、テストでも多くて20点ほど落としてしまっているときがありました。
その原因を探っていくと、問題を解くときにどこに注目すれば良いかがわかっていない様子で、いつも目線が泳いでいるような状態で問題を解いていました。
そこでアドバイスとして、自分が解いている問題や読んでいる箇所に、指やペンを置きながら読むことを伝えました。
すると、問題の写し間違いや読み違いが大幅に減りました。
次に見直しです。正しく問題を把握できるようになったら、作業ミスを減らすことが大事になります。
まずはTさんが日頃どのような作業ミスをしてしまっているのかを把握し、その内容を可視化します。
ミスの原因を文章としてかかせ、見直しの際にその文章をチェックリストとして丸付けをする前に確認してもらいます。
何度も自分のミスを確かめるうちに解いている段階からそのミスをしないようにしようと言う意識が生まれ作業ミスもどんどん減っていきました。
こうして、勉強時間が増え、ケアレスミスも減ったことにより、主要5科目の点数が、1年生の時から2年生にかけて各30〜40点ずつアップし、5科目平均を80点台へと乗せることができるようになりました。
この時点で「主要5科目で全て90点以上取る」と言うのがTさんの目標になり、時間制限内で楽しんでいたゲームも自発的にやめるようになりました。
また、それでも足りない学習時間を捻出するため、学校の休み時間や塾に来るまでの少しの時間も活用できるように一緒に勉強スケジュールを立てていきました。
そうすることで、今まで時間が取れずに取り組めなかった学校の先生別対策にも力を入れることができるようになり、各科目ごとの勉強法も確立していきました。
こうして迎えた2年の学年末テスト。
ここでは目標であった主要5科目90点以上という目標に大きく近づき、2科目で90点達成、3科目で80点台後半、と言う素晴らしい結果を残してくれました。
以上、【5科目平均40点台を80点台まで上昇させた中2Tさんの成長記録】をお伝えしました!
この時点で目標を全て達成することはできませんでしたが、ゲーム三昧で40点~50点台をさまよっていた当初と比べると見違えるようになったTさん。
勉強に対する「気持ち」や「学習習慣」「生活習慣」「勉強法」など、様々な角度から改善を行う過程でTさんにとって辛い場面もたくさんあったと思いますが、よく頑張ってくれたと思います!
今後も、何か悩んだときや辛くなったとき、すぐに相談できる相手として信頼してもらえるよう、Tさんと一緒に戦っていけたらと思っています!
【入塾から9か月】9科目の内申を27から40まで上昇させた中3生Sさんの成長記録(前編)

こんにちは!
あざみ野・新百合ヶ丘・たまプラーザの学習塾/予備校のMySTEP(マイステップ)です!
この春、他塾に通っている保護者の方や、小中学生の保護者の方から様々なご質問を頂いています。
その中の半数以上が、「どうすれば成績があがるのか」というご質問です。
そこで今回は、入塾からわずか9か月で、9科目の内申を「27(オール3)」から「40(5が4つで他が4)」まで上昇させた中学3年のSさんの事例を活用しながら、「どうすれば成績が上がるのか」をお伝えします。

塾に通っていない方も是非、参考にしてみてください!
※成績UPの為には「メンタル」「勉強法」「学習環境」この3つを改善しなくてはならないのですが、現状の問題点や解決策は一人ひとり異なります。ここからお伝えする対策はあくまでもSさんに対しての取り組みですので、ご注意ください。
入塾初期
Sさんは、中学3年生の春に大手個別塾から入塾してきました。
もともと勉強が嫌いで、今までは「塾に通わされている」ような状態だったSさん。
中学1年生の時から様々な塾を渡り歩き、中学3年生の時に当塾にやってきました。
その時も半ば強制的に連れてこられたようで、面談中も目も合わせてくれないような状態・・・
そしてお母様は、塾に対する不信感も強く、
「今まで通っていた塾の面談では、○○できる、○○できるようになる、など希望を抱かせるのに、結果が出ない。しかも結果の出なかった原因と対策が提示されなかった・・・」
と不安に感じているご様子でした。
その後、入塾することが決まり、授業が始まります。
入塾時のカウンセリングで、Sさんの学習状況に関しての分析はある程度できていましたが、授業を通して、より詳細な分析を実施していきました。
※成績を上げるためにはこの「分析」が一番大事です。「なぜ成績が上がらないのか」を初期段階でしっかりと把握しなければ、有効な対策が実施できないからです。分析は「メンタル」「勉強法」「学習環境」の3つの要素ごとに行うのですが、分析する際の詳しい実施方法や注意点やなどはまたブログでお伝えします!
そこでわかったのは、まずSさん自身は、勉強がそこまで嫌いではないこと、そして成績をあげたいとも思っている事でした。
ただ、日頃の勉強習慣が身に付いておらず、塾では真面目に勉強するものの、家ではスマートフォンを触る、寝るなど、塾以外の場で勉強することが出来ませんでした。
また、普段の勉強のやり方についても課題が多くある状態でした。
例えば、授業の前日か当日に慌てて宿題を行い、丸付けや解き直しがきちんとできていない状態で授業を受けていました。
そのため、授業中では宿題の丸付けや解き直しに時間を使ってしまい、なかなか次の単元に進めることが出来ませんでした。
(丸付けや解き直しの重要性については過去記事をご覧ください。)
また、たとえ時間があったとしても、解き直しをする重要性を理解しておらず、ただ解いただけの演習になっていることが多くありました。
幸い、塾の授業を「わかりやすい」と言ってもらえていたので、少しずつ勉強に対する意欲が湧いてきたのは感じていました。
しかし、塾の授業がわかりやすいのは当たり前のことです。
大切なのは、塾以外の時間でどうやって「正しい勉強法」で積極的に勉強してもらうかということです。
どんなに塾の授業が分かりやすくても、学習習慣が変わらなかったり、テストの点数や成績が上がらなかったりすれば、塾に通っている意味はありません。
他塾に通われている保護者の方から「塾に通っているのにどうして成績が上がらないのか」というご質問をいただきます。
その方々によくよく話を聞いてみると、
・塾以外で勉強時間を確保できていない
・スマートフォンやテレビYouTubeなどの制限時間が決まっておらず自由に使えてしまう
・目標等がなく何のために勉強しているのか生徒自身が分かっていない
など、「学習環境」や「メンタル」に問題を抱えていることが多々あります。
そうした「環境」や「メンタル」は、そう簡単に改善できるものではありません。
生徒本人だけ、周りの大人だけが頑張っても改善はしません。
大切なのは、生徒本人、そして家族などの大人がチームとなって受験と言う1つの目標に向かって歩き出すことです。
「塾に通っていれば大丈夫」「この課題をやっていれば成績が上がる」などの保証は絶対に存在しません。
我々は、そうしたチーム作りや環境作りこそが塾の大切な役割だと考えています。
ということで、まずはSさんには塾以外の時間での勉強をしっかりやってもらうことを目標に指導を進めてきました。
まず初めに、「正しい宿題のやり方」をSさん自身に伝えました。
宿題をまとめて実施してしまうことのデメリット、日割りで行えるような学習計画の立て方、宿題の量は同じでも学習効果が高い分割方法、丸付けをするタイミング、ノートの書き方、解き直しの必要性・・・などなど、その他にもたくさんの内容を伝え、実施できるかどうかを試しました。
その中で、少しずつ改善できた点はありましたが、なかなか実施してもらえないものもありました。
その中でも特に実施してもらうのが難しかったのは、「解き直し」でした。
Sさんの学習状況を考えると、現状での解き直しは絶対必要だと判断しましたが、解き直しの必要性、重要性をSさんに伝え、心の底から納得してもらうことができていなかったのです。
そこで、Sさんに再度カウンセリングを実施すると、Sさんとしては、「一度理解した問題なのだから解き直す必要は無い」という考えを持っていることが分かりました。
「口数は少ないけれど、納得しないと行動しない」という性格のSさん。
そんなSさんに対して、解き直しの重要性・必要性を色々な角度から伝えてみたのですが、力及ばず納得させることができませんでした・・・。
そこで、「論より証拠」ということで、「実感させる」手法に切り替えました。
具体的には、
「自分では理解したと思っていても理解できていないこと」
「理解するだけでなく、知識や解法を自分の中に吸収させないと、初見問題に太刀打ちできないこと」
「そのためには解き直しをして、理解不足の箇所をあぶり出し、知識や解法を定着させる必要があること」
を実感してもらうため、Sさんが間違えた問題(知識・解法)と同じような類題を何度も解かせて、間違えさせた後、上記のポイントを強調しながら何度も解説を繰り返していきました。
すると、少しずつですが、以前よりも解き直しの実施率が高まり、正答率もあがっていきました。
しかし・・・
まだまだ、解き直しも含め、理解、暗記、演習の場面ごとに、甘さ、修正点がある状態だったため、我々としては「もう一段階上のステージにSさんを導いていきたい」と思いながら、次の一手を模索していくなかで、「メンタル改善」を本格的に実施していくことになります。
このように「解き直し」という単純な学習手順のひとつにおいても、しっかりと納得してからやってもらうという事は勉強において重要なことです。
例えば「丸付けをする」「数学の計算で途中式を書く」そしてこの「解き直し」もそうですが、生徒たち本人の中には、その細かい作業がめんどくさくて勉強が嫌いになるという人もいます。
しかし、そのめんどくさい作業こそが成績を上げるための大事なポイントであり、そこを省略するということが成績を下げてしまう原因になっているのです。
この細かい作業をやってもらうために大切にしているのは、生徒に合わせた方法で指導する事です。
生徒一人一人が考えていること、性格、環境は異なります。その一つ一つ異なる点を分析し、その生徒に1番合った方法で伝えたり、実行させたりすること。
それを考えるのが私たちの役割だと思っています。
例えば、「丸付けの後に解き直しをしよう」という指示を出したとします。
すぐに実行してくれるのは、真面目で素直な子が多いです。
一見、真面目で素直な子は、勉強の課題を修正しやすく、成績も上がりやすいため何も問題が無いと思われがちですが、落とし穴も存在します。
それは、素直な反面、出されたアドバイスに対して、「本当に自分に合っているのかどうか」「この指示は何のために行うのか」「違うやり方ではいけないのか」などを自分の頭で考えず、ただ従っているだけの受け身な姿勢での勉強になってしまう場合です。
受け身な姿勢での勉強では、ある程度のところで成績上昇が止まってしまい、最終的に80点、90点以上をコンスタントに獲得するのは難しい場合が多いです。
そのため、こうした性格の生徒には、目的を伝えて指示を出し、その目的を理解した上で実施してもらいます。
また次に指示を出すときには、「なぜやってもらうのか」ということを考えさせ、言葉にしながら、考える癖をつけるという指導を行っています。
反対に実行しない子は、純粋に「面倒くさい」という子もいますが、勉強に対するこだわりが強い子が多いです。
こだわりが強い子にとっては、「自分のやり方が1番正しい」という自信があるので、それを頭から否定してしまうと傷ついてしまったり、やる気がなくなってしまったりする可能性があります。
そのため、小テストや過去問演習などであえて失敗させることによって、「自分の正しいと思っている方法が間違っているかもしれない」「丸つけをした方が自分は成績が上がるかもしれない」といった、「必要性を実感させる方法」で対応します。これがまさにSさんで実施した作戦です。
※結果としてこちらが最初に提示した勉強法と真逆のやり方をしていくこととなる場合があります。我々が考えるその生徒に合った勉強法が必ずしも正しいとは言えないからです。その為、提示した勉強法を実施してもらい、性格的、学力的に合っていないと判断した場合は別の勉強法を試してもらい、何が最適かを常に考えることが大切です。
上記、2つのケースは「Aという指示をAとして認識してくれる生徒」ですが、生徒の中には「Aという指示をBととらえる生徒」もいます。
こういった場合は、指示の語彙レベルを生徒に合わせて、もう一度指示を出し直したり、「自分が今何をしなければならないのか」ということを順序立てて説明し、その内容を復唱させながら、指示が本当に伝わったのかを確認し、実行した後も再度確認するといった指導を行っていきます。
このように、生徒一人ひとりに対しての「伝え方や実行のさせ方」は大きく異なります。
同じやり方で成功すると言う事は絶対にあり得ません。
成績の良い子の勉強法を真似したからといって、必ずしも成績が上がるとは限りません。
友達が塾に通って成績が上がったからといって、その塾に通えば必ず成績が上がるということもあり得ません。
大事なのは、その生徒の性格、環境、学習状況にあった学習方法を見つけ、実施し、うまくいかなければ修正をする、そしてまた実行するというサイクルを何度も何度も繰り返すことです。
このサイクルが機能しなければ、成績は上がりません。
また、成績上位層は絶対に自分に満足することはありません。
今の自分に足りない部分は何なのか、もっとできることはないか、ということを日常的に考え、行き詰まった時は周りの大人に相談し、そして修正をしていく。
こうした意識が成績アップ、志望校合格につながります。
そして、この意識をSさんにも持ってもらうために、この時期から何度も面談を繰り返しました。
入塾から数か月、Sさんとの信頼関係を築き上げることができ、勉強に対してもある程度手ごたえを感じ始めてくれた、この時期だからこそできる面談です。
面談でSさんに話したのは、「自分がどうなりたいか」ということです。
志望校がどこで、そのために内申をいくつ取り、テストで何点をとりたいのかという目標を明確にして、そのために何をすればよいのかを話し合いました。
Sさんの中で「こうなりたい」という理想像はあるものの、その理想を達成する覚悟ができていない(行動に移せない)様子でした。
例えば、宿題で完璧に解き直しを行うこと、宿題の量を増やすこと、塾の自習に来る時間を増やすこと、スマートフォンの使用時間を制限することなど、目標達成に必要な学習量と質を提案し、どうしたら実行できるのかを一緒に考えましたが、Sさんは「まだ遊びたい」「どうしてそこまでしなくてはならないのか」という気持ちとの折り合いがつけられていない状態でした。
中学3年生になりたての時期で、受験生としての自覚を持てている生徒は多くありません。
Sさんの状態はよくあること、誰もが悩むことではありますが、この気持ちのまま定期テストを迎えるのは危険な状態でもありました。
ですが、気持ちを変えるということは、一日や二日話したくらいでは難しいものです。
何度も面談、話し合いを重ね、生徒自身が自分がいま置かれている状況を自覚する機会を作っていかなくてはなりません。
しかし、気持ちが変わるのをただ待っているだけでは受験に間に合わなくなってしまいます。
そのため、気持ちが変わるのを待つだけではなく、システムを変えて、Sさんが実行せざるを得ない状況を作ることにしました。
まず、Sさんに出す宿題は塾にしか置いていないテキストを使用し、「塾に自習に来ないと宿題ができない」というシステムにしました。
また、間違えた問題の解き直しに関しては、次の宿題内容を「間違えた問題の解き直し」とし、解き直しをしないと宿題が終わらないという状況を作りました。
幸い、Sさんは「宿題はやらなければならない」という意識はあったため、少しずつ今までできなかったことにチャレンジしてくれるようになっていきました。
それでもまだ「やらされている状態」で気持ちまでは変えられてい状態であったため、肝心なところで踏ん張れないという状況が続いていました。
しかし!
あることをきっかけに、Sさんの「気持ち」が劇的に変化します!
それは、「テストの点数アップ」でした。
入塾前の時点で40点台だった数学が、3年前期で80点台までアップしたのです。
Aさんにとって、この点数は夢のような結果であり、本当に自分のテストなのかと疑ってしまうほど驚いたそうです。
この出来事によって、Sさんの中で「数学を得意科目にしたい」という気持ちが芽生え、この直後から「どうしたら数学の点数をもっと上げられるのか」「もっと宿題を出してほしい」「もっと難しい問題にチャレンジしたい」など、多くの提案をしてくれるようになりました。
また、塾から帰るなり保護者の方に「もっと勉強を頑張りたい」「明日から6時に起きて勉強する」「スマホの時間を制限したほうがいいかな」などと気持ちを言葉にする機会も増えていったそうです。
この時点では、すべてを行動に移すことはできていませんでしたが、以前の「やらされている状態」からすれば劇的な成長でした。こうして数学の点数アップによって、Aさんのいわゆる「やる気スイッチ」が入れられたのです。
こうした、一つの成功体験がきっかけとなって、生徒の気持ちが別人のように変化するというのは、受験期にはよくあることです。
最初からすべてを無理やり変えようとしても、生徒自身の負担が大きくなるばかりで上手くはいきません。
まずは、小さなことでも構わないので、何か一つ「頑張った」結果、「成功した」という体験が生徒自身の「もっと頑張りたい」と思えるきっかけを作ります。
Sさんの場合も、まずは一科目の点数アップから、ということで保護者の方とも連携をとり、指導にあたってきました。
特にSさんの場合は、何度も塾を替えてきた、自分なりに頑張ったけど上手くいかなかった、という負の経験があったため、今回も「どうせ上手くいかない」と自信を失っている状態でした。
そのような中での成功体験であったため、「頑張ったら上手くいくんだ」という自信につながったのだと思います。
こうして「気持ち」を変えてくれたSさん。
ここから、本格的な改革を始めていくこととなります。
その改革とは、「完全管理の5科目対応コース」への移行です。
Sさんは、このコース以降後の定期テストで、
英語は60点台から最高83点、数学は40点台から最高83点、国語は60点台から最高85点、理科は60点台から最高77点、社会は40点台から最高77点までに点数アップ。副科目でも8割以上の点数を獲得しました。
また内申は、2年後期27→3年前期38→3年後期40と、大幅アップを達成しました。
以上、
【入塾から9か月】9科目の内申を27から40まで上昇させた中3生Sさんの成長記録
(前編)でした!
5科目対応コースへ移行後のSさんの詳しい様子については現在、後編記事で準備中です。
後編もお楽しみに!
2021【小・中学生向け】神奈川県高校入試・問題分析とシステムについて

こんにちは!
あざみ野・新百合ヶ丘・たまプラーザの学習塾/予備校の
MySTEP(マイステップ)です!
今回は
2021神奈川県高校入試・問題分析とシステム
をお伝えします!

今回は2021年神奈川高校入試のしくみについて簡単に紹介します!
問題分析について

2021神奈川県公立高校入試問題分析①全体の傾向
2021神奈川県公立高校入試問題分析②英語
2021神奈川県公立高校入試問題分析③数学
2021神奈川県公立高校入試問題分析④国語
2021神奈川県公立高校入試問題分析⑤理科
2021神奈川県公立高校入試問題分析⑥社会
2021神奈川県公立高校入試問題分析⑦特色検査
2021神奈川県公立高校入試問題分析⑧今後の高校・大学入試
入試システムについて
まず、自分が受けたい高校の種類によって受験の仕組みは変わります。
高校は、公立高校と私立高校の2種類に分かれます。
1.公立高校受験

学力検査(筆記テスト)が1回あり、2種類の選考(第1次選考と第2次選考)が行われます。
選考は、募集定員の90%にあたる合格者が「第1次選考」で決定し、「第1次選考」で合格とならなかった受検者の中から、残りの10%にあたる合格者が「第2次選考」によって決定されます。
第1次選考
調査書(成績)、学力検査の結果、面接の得点が使用され、
学校ごとの決められた配点比率によって計算した総合成績で合格が決まります。
また、内申点重視の傾向があります。

学校ごとの配点比率は以下のサイトから確認することができます。
令和3年度選考基準一覧表(PDF)
http://www.pref.kanagawa.jp/documents/63368/r3_senko_kijun.pdf
令和3年度神奈川県公立高等学校入学者選抜選考基準及び特色検査の概要
S値について

入試スケジュール

学区と調査書について
第2次選考
実施された学力検査の結果のみを総合得点とし選考が行われ、調査書(成績)が不要となります。
海外や他県からの引越しで中学校の内申点が揃わないなど、県内公立中学校卒業予定者以外の受検者に配慮した選考です。
よくある質問
「調査書ってなに?」
調査書とは、3年後期中間までに出される成績のことです。選考では、以下のように計算されます。
【2年生の9教科の評定合計】+【3年生の9教科の評定合計】×2(135点満点)
受験に成績が関わってくるのは2年生からです。
ただし、1年生の成績が関係ないからと言って1年生のうちに怠けてしまうと、基礎が身に付かず、3年生で苦労することになります。
一方で、3年生の評定は2倍に計算されるので、3年前期中間から後期中間までの成績が重要となります。

「学力検査ってどんなもの?むずかしいの?」
実施教科は、国語・数学・英語・社会・理科で、1教科100点満点の5教科となります。全校、同じ内容の共通問題を使用しており、思考力・判断力・表現力を見る難しい内容で、記述問題も多く出題されています。
また、2017年度から選択問題でマークシート方式が導入されましたが、記述問題は変わらず出題されています。
学力検査は全国と比べて難易度が高いので、高得点を取るにはかなりの労力と時間が必要となります。
特に理科・社会は、平均点が低く、3年生で苦労する生徒が非常に多くなっています。
「志望校選びってどうしたらいいの?」
県立高校に学区はないので、神奈川県に住んでいる生徒ならば神奈川県内にあるどこの学校でも受験できます。
興味のある学校の文化祭などに行っておくと、志望校を決定しやすくなるでしょう。
大学進学実績なども重要なポイントとなります。

2.私立高校受験

高校によって選抜方法が異なり、問題も学校独自のものとなっています。
選抜方法は、大きく分けて推薦入試と一般入試の2種類があります。
推薦入試
各高校ごとに独自の「推薦基準(内申点など)」を設けていて、基準をクリアした生徒は、合格が約束されるシステムです。
面接・作文等の試験が形式的に行われますが、学力検査は行われません。
合格したら、その高校に入学するのが基本となります。
一部の難関高校を除き、ほとんどの私立高校が採用しているシステムとなります。
また、学力検査も面接も行わずに、中学校の調査書など出願時に提出する書類のみで選考する書類選考という選抜方法もあります。
近年、鎌倉学園高校、湘南工科大付属高校、桐蔭学園、桜美林高校、藤嶺藤沢高校、北鎌倉女子学園高校、横浜高校、武相高校、藤沢翔陵高校など、公立高校や他の国私立高校との併願もできる「併願可能な書類選考」を実施する高校が増えています。
一般入試
①単願確約(専願)
「他の高校を受験しない」ことを条件に、各高校が定めた成績基準をクリアしていれば合格を確約するシステムです。
②併願確約
公立高校などを第一希望とし、不合格の場合、その私立高校に入学することを基本に、各高校が定めた成績基準をクリアしている受験生に対して、合格を確約するシステムです。いわゆる「スベリ止め」と呼ばれる入試形態です。成績の基準は、推薦・専願よりも若干高めとなります。
以上の推薦・一般入試に関しては、願書の提出前の12月中旬に、中学校と私立高校の間で「事前相談(入試相談)」が行われ、合格の可能性が高校側より示されます。
その時点で、各高校の成績基準をクリアしていれば合格が内定します。
この事前相談が「事実上の入試選抜」となるので、3年の内申が出た後に中学校で行われる三者面談において、どの私立高校をどの入試形態で受けたいかを、中学校側に伝えることが必要です。
この事前相談の機会を逃すと、たとえ成績が足りていても受験が難しくなる場合があるので注意が必要です。
よくある質問
「模試って何年生から受けたらいいの?」
模試は、今まで学習した内容を確かめるいい機会となりますし、受けることで学習意欲向上にもつながります。ですが、問題は難しくなっていますので、対策が必要であり、とにかく受ければいいというものではありません。模試に本腰を入れるならば、3年生になる直前の3月からがよいでしょう。
以上が神奈川高校入試の概要となります。
どのような形態で受験するにしても、日ごろの学習が受験に直結します。
1~3年生までに学校で習う内容を基本に入試問題が作られているので、
今から、入試を見据えて勉強に取り組んでいくのが、合格への近道でしょう!
市ヶ尾高校3年R君/ 東進共通テスト本番レベル模試 理系偏差値71.6 獲得!

こんにちは!
あざみ野・新百合ヶ丘・たまプラーザの学習塾/予備校の
MySTEP(マイステップ)です!
今回は、市ヶ尾高校3年R君の東進共通テスト本番レベル模試(H2)結果についてお伝えします!
R君の以前の結果はこちら!
今回の結果
共通テスト本番レベル模試



志望校判定



以上、東進共通テスト本番レベル模試結果でした。
今回は、R君の模試結果に加えて、高1生に向けて「正しい質問の仕方」についてお伝えします!
学習していると、必ず疑問が生まれ、講師に質問すると思います。
そのとき、「どんな質問の仕方か」でその後の「伸び」が変わります。
まず、危険な質問は「ただその問の解答を聞く」ことです。
「先生、この問の答えを教えてください」と聞かれると「解答を教えただけで、果たして類題すべてが解答できるようになるだろうか・・・」と不安になります。
その問が何を聞いて何を求めているのかを読み取り、解法の根拠まで考えるのが重要です。
「Aって何ですか」
「Bです」
と答えを聞くだけでは成長できません。
この自覚がなければ、非常に貴重な時間を無駄にしてしまっていることになります。
では、どのように質問をすればよいのでしょうか。それは、
「○○の定理を使おうと思ったが正しいか」
「○○しようとしたが、△△の可能性があるのではないかと思ってしまった」
「模範解答が○○だが、△△と解いた。合っているか」
といった質問です。
これらの質問をする生徒は、各科目・分野の本質をとらえ、自分の芯をもっています。そのうえで、ある1問に当てはめる際にできた障害を除くために質問しています。
この質問ができる生徒は非常に強く、成長も早く伸びも良いといいことづくしです。
もちろん、はじめから上質な質問など出来るはずがなく、初学者のうちからいい質問をしなさいと言いたいわけではありません。
「わからないけど聞けない」からと一時間うんうんと唸ってほしいわけでもありません。(1時間、2時間と考えるのはとても大事ですが、初学者で何も考えられない状態で1時間、2時間と時間を費やすことは避けましょうという意味です。)
大切なのは、「質問には有意義なものとあまり意味のないものがある」ことを知っておくことです。
ただ解法を聞くだけで満足する生徒から、自分の考え方の確認をして講師を唸らせるような生徒に成長していきましょう。
質のいい解き方の話をします。
まずは、質の良い質問の一例をご覧ください。具体例を挙げてみます。
数学
「解答のこの部分(後半)の場合分けはここの場合分け(前半)の時点で言えていないか」「数Ⅰの範囲での解き方は分かったが、数Ⅱを使った解き方はできるか」
「これって直感的には成り立つように見えるのですが、反例の考え方を教えてください」
「この問題、展開が予想できたのでやってみていいですか」
物理
「この問題の解答は加速度を上向き正と置いたが、このように(下向きに)置いてやってみたい」
「『相対速度を用いて解け』とあるが、相対速度を使わない場合はどうやって進めるか」
「この問題って、結局は運動方程式さえ立てられればあとはいつも通りですよね」
「この問題の、この表現の解釈はこういうことでいいですか」
化学
「こっちの問題ではClの酸化数は+1なのに、こっちの問題だと-1になっているのはなぜですか」
「計算は分かるので、たてた比だけ答え合わせしてください」
「中和滴定も酸化還元反応も結局はmolに結び付ければいいですよね」
ここまでの質問が出来る理由は、問題を解くときにここまで意識して取り組んでいるからです。
このような進め方はテキストをただ使うときより2倍以上の実力を身につけることが可能です。
もちろんこのような発想をもって進めることは最初からできることではありません。
しかし、自分から少しずつ考えて取り組んでいかなければ絶対にこの力はつきません。
以前、「物理がわからないです」「数学を教えて下さい」といった質問をする生徒がいました。
彼にも質問の仕方を教え、少しずつ改善されてゆき、つい先日「電磁気の分野、コンデンサーが理解できないのは電場や電荷を理解しきれていないからでしょうか」と質問をくれました。
これは自分の問題点を自己分析し、対応策を模索しているいい質問です。
問題を深く考えて深く取り組むことがいい解き方であり、それによって生まれる質問がいい質問です。
成就の秘訣は日進月歩ですので、堅実に取り組んでいきましょう。
※高難易度のテキストほど、解答の途中式・考え方を極端に略す場合があります。理由は、行っている計算の内容や理由が理解できれば、あとは計算・記述するだけだからです。ですので、省略された部分を埋めることは講師に頼りましょう。ただし、ゆくゆくはこの質問をしなくなることを目標に学習する必要があります。
以上、市ヶ尾高校3年R君/ 東進共通テスト本番レベル模試結果についてお伝えしました。次回もお楽しみに!