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偏差値60突破!市ヶ尾高校2年生S君の全統河合模試結果と勉強法

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こんにちは!MySTEPです!

今回は、市ヶ尾高校2年生・S君の河合塾全統高2(第1回)模試結果と勉強法についてお伝えします!

模試結果はこちら!

  

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以前紹介したR君・K君と同様に、S君もよくがんばってくれています! 

S君も高1から勉強を始め、毎日部活で時間がない中でも工夫して学習してくれています。

R君・K君との共通点は

①高1から「受験」を意識して学習し始めたこと
②授業に依存せず「独学」を基本としていること
③「復習」の重要性を理解していること
④「自己分析」が常態化していること
⑤工夫して「勉強時間」を捻出していること
⑥「スマホ」に支配されていないこと

です。

 

受験勉強を成功させるためにどれも大事な構成要素なので、順にご紹介していきます。

 

①高1から「受験」を意識して学習し始めたこと

これは、以前R君の模試結果についての記事でもお伝えした通りですが、一般的な公立高校生が国公立・難関私大を目指す場合、だれと戦うのかを意識しなければいけないという話です。

詳しくはこちら!

 

mystep.hatenablog.jp

 

記事中の「ライバル」に関してのみ簡単にまとめると

・ライバルは公立高校(超上位除く)にはいない
・ライバルは難関中高一貫校に通う生徒
中高一貫校のカリキュラムスピードは公立の1.5倍以上
・ライバルたちはそもそも学力が高い
・公立高校に入学したその時から、ライバルより学習進度が遅い
・勉強の遅れは後に無駄な塾代、予備校代につながる
・できるのであれば高1から勉強することがベスト
・かといって高1から塾や予備校に行くべきということではない

 

この他にも高1から受験勉強を始めるべき理由は多々ありますが、メンタルが弱い人は高1から受験勉強を始めておくことを強くオススメします。

 

②授業に依存せず「独学」を基本としていること

この点も以前のブログと重なりますが、自分でできること・やるべきことを的確に判断・行動できない人は、受験を勝ち抜くことはできません。

塾や予備校で授業を受けている人も、勉強の基本は「独学」です。

授業を受けている時間よりも、独学時間の方が長い受験勉強において、「独学」の質・量が合否を左右します。

S君、R君、K君も「独学」の質や量を意識して勉強計画を立てています。

授業は独学の質を上げるための補助的なものにすぎません。

「何が大事で、何をすべきか」

自分の頭で考える癖をつけてください。

 

~補足~

自分で考えることを放棄すると「誰かに何かを提供してもらうこと」に依存します。

自分で考えないほうが「楽」だからです。

「授業を受ければなんとかなる」

「友達も成績が上がったから、あの塾・予備校に入ろう」

こういった思考も依存状態といえます。

依存は自分にとって楽ですが、世の中そんなに甘くはありません。

塾や予備校の側に立ってみてください。

依存状態のお客さん=何も考えずにお金を払うカモ

これが現実です。

入会担当の人がどんなにいい人そうでも、実際にいい人であったとしても、会社の方針はどうでしょうか。

本当に自分のことを心から心配してくれている人、心配できる環境にいる人だと思いますか?

依存状態の人は簡単に騙せます。

教育業界だけではありません。どの業界でも同じです。

自分で考えない人は永遠に搾取される側になります。

搾取されたくなかったら、自分の頭で考える癖をつけてください。 

塾や予備校は利用されるのではなく、利用しましょう!

利用するためには、自分の頭で考えましょう!

S君にも中3の時に「教育業界の利益追求の闇」と題して、一般的に教育業界がどのような仕組みで利益をあげているのかを話しました。もちろん、このマイステップという塾の利益がどのように出されているかという点も含めてです。

最後に、

「自分で勉強しないで塾や予備校に利用されるか、自分で勉強して塾や予備校を利用するか、どっちがいい?」と質問をしました。

S君にはその他にも色々な話をしてきましたが、一番ヒットしたのがこの話でした。

この話以降、S君は自分から積極的に勉強してくれるようになりました。

 

※とはいっても小中学生で勉強が苦手な子はほとんどが依存状態からのスタートになります。高校生向けなので厳しく書きましたが、この記事を見ている小中学生はそこまで気にせずに、少しずつでよいので、自分で考えて行動する癖をつけてください。その時は一人で悩まずに信頼できる人に相談しながらで構いません。「少しずつ」がポイントです。大人でも難しいことなので、これから頑張りましょう!

 

 ③「復習」の重要性を理解していること

S君と勉強計画を立てているとき、S君はまず「復習できるかどうか」を気にします。

「この計画だと復習できないから修正したい」

こういった提案をよくしてくれます。

新しいことにチャレンジするよりも、今まで学習した内容をもう一度おさらいすることは、地味でつまらないかもしれません。

しかし、復習せずに忘れてしまったときの損失の大きさをS君はよく理解しています。

勉強計画を立てるときには「復習できるかどうか」ということに注意してください。

 

~補足~

正しい勉強法は全員同じではありません。

理解力、暗記力、計算力、語彙力、読解力、志望校、環境、性格、メンタルなどを考慮して自分にとって正しい勉強法を確立しなければなりません。

当然ですが、R君、K君、S君の学習プラン、勉強法は異なります。

「友達から聞いた勉強法」を自分の性格や学力、現状を考えることなく、やみくもに実施することのないように注意してください。

勉強法について誰かに相談したい場合は、自分の性格や状況をよく理解している人にするようにしましょう。

 

④「自己分析」が常態化していること

成長するためには、常に「何がダメで」「次から何をしなければいけないのか」を考え行動しなくてはいけません。

そしてその分析は客観的で正確でなければいけません。

S君も模試返却後、すぐに「自己分析」をする癖がついています。

悪かった科目について考えるのはもちろん、良かった科目についても「問題が簡単だったから」「模試のレベルが低いから」と冷静に分析ができる点も、成長要因のひとつとなっています。

成長し続けるためには、「自己分析」をし続けることが必要です。

また、この自己分析をする際、絶対にしてはいけないことがひとつあります。

それは「ベクトルを自分以外に向けてしまうこと」です。

 「ベクトルを自分以外に向ける」というのは、何か上手くいかなかったときに、その原因を周りの人間や、環境のせいにしてしまうということです。

ベクトルを自分以外に向ける人は絶対に成功しません。

勉強でも仕事でも、子供でも大人でも、絶対に成功しません。

S君はS君で自分にベクトルを向け、サポートする側はサポートする側にベクトルを向ける。これが相乗効果となって良い結果をもたらします。

このベクトルの話はまたの機会に詳しくお伝えします。

 

⑤工夫して「勉強時間」捻出していること

受験勉強を本気で取り組んでいる人にとっては当たり前のことですが、時間は工夫して作り出すものです。

「時間がない」と言って時間を捻出する工夫をしない人は勝てません。

S君もR君同様に毎日の部活で忙しい日々を過ごしています。

高1から学習していても、現状と志望校から逆算するとやらなければいけないことが多く、時間が足りません。

そこで、高1のときから、どの時間で何をどのように勉強すれば効率よく学習ができるかを相談しながら、スケジュールを作っていきました。

今では、自分から時間を作り出してくれるので、頼もしい存在となっています。

ベクトルの話とも重なりますが、「部活で忙しいけど、部活入るって決めたの自分だしね、やれるときにやんないとね。」と高1の時にS君が呟いたのを今でも覚えています。

 

⑥「スマホ」に支配されていないこと

S君、R君、K君は中学時代からスマホに支配されていませんでした。

持ってはいましたし、使ってもいましたが、本来の目的を見失うほどの中毒症状はありませんでした。S君は若干の危険を感じたのか、自分からスマホと距離を置く作戦をとっていた時期はありましたが、3人ともうまくスマホとは付き合っていたと思います。

どんなに優れた勉強法もスマホの前には無力です。

ゲームもラインもyoutubeSNSも、なんでもできてしまうスマホは非常に危険です。

正しく使えればよい勉強道具となりますが、「自分は正しく使える!」「自分の子供は正しく使えるはず!」と勘違いした子供や親を奈落の底に突き落とすのがスマホです。

このスマホに関してはまた別の記事で危険性や成功事例などを紹介します!

 

以上、市ヶ尾高校2年生・S君の河合塾全統高2(第1回)模試結果と勉強法でした。

先日S君の進研模試の結果も返却されたので、こちらも載せておきます。

 

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進研模試の偏差値は参考にならないのですが、市ヶ尾高校内順位2番~3番は立派だと思います。物理の校内1位も立派です。この模試を見ながらS君は、

「所詮、進研模試だからできて当たり前」

「英語が全然ダメ。長文読めたと思ったのに得点できない原因が知りたい」

「校内順位も参考にならない」

などと言っていました。冷静に分析できています。

中学生も含め、模試が返ってきたら反省点を探して次に向けて改善。これを当たり前のように実施していきましょう!