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【小・中学生向け】テスト勉強の仕方・注意点・スケジュールの立て方

こんにちは!

あざみ野・新百合ヶ丘・たまプラーザの学習塾/予備校の

MySTEP(マイステップ)です!

今回は「テスト勉強の仕方・注意点・スケジュールの立て方」をお伝えします!

 塾に通っていない人も是非参考にしてください!

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皆さんは、「テスト勉強」と聞いて「何をすること」を想像しますか?

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上記のような勉強をしたことがある人は多いと思います。

もちろん、このような勉強が悪いというわけではありません。

しかし、「テスト勉強」でやることや順序、時期を間違えてしまうと、無駄な勉強になってしまう可能性が高いのです・・・

では、正しい「テスト勉強」の仕方・順序・時期とは一体何なのでしょうか。

以下の3つの観点からご説明します!

 

「テスト勉強」3ポイント
①理解・暗記・演習の時期について
②提出物について
③副科目ついて

 

①理解・暗記・演習の時期について

皆さんは、「テスト勉強」をいつから始めたらよいと思いますか?

1ヶ月前、1週間前、前日・・・様々な意見があるとは思いますが、当塾がおすすめする開始時期は「1ヶ月前」です。

ただし、1ヶ月前に「理解・暗記」を始めるのではなく、実践的な「演習」を始めるという意味での「1ヶ月前」です。

つまり、日ごろから常に「理解・暗記」と基礎的な「演習」ができている状態を作り、1ヶ月前から実践的な「演習」を始めなければならないのです。

では、テストまでの具体的なスケジュールをご紹介しましょう。

 

前回のテスト終了~テスト1ヶ月前まで

この期間では、学校で習った内容の「理解・暗記」を行います。

テスト直前に内容の「理解・暗記」を始めても、十分なレベル(演習に入れるような知識量がある状態)まで到達しなかったり、時間的に「演習」に入ることができなくなったりしてしまいます。

つまり、「理解・暗記」はテスト1ヶ月前までにある程度完成させておかなくてはならないのです。そのため、ノートまとめや暗記はテスト直前ではなく、1ヶ月前までに終わらせておきましょう。
「理解・暗記」ができたら、基礎的な問題集で「演習」を行いましょう。

ここでの「演習」は、あくまで「理解・暗記」ができているかどうかを確かめるために実施します。

テスト1ヶ月前~テスト前日まで

この期間では、実践的な「演習」に入ります。

ここでは、実践レベルの問題集や過去問の演習を行うようにしましょう。

ちなみに、「理解・暗記」ができていない時期に、実践レベルの問題や過去問を解いても、難易度が合わずにモチベーションが下がってしまうことがあるため、実践レベルの問題や過去問はこの期間に取り組みましょう。

いきなり過去問を解くということは、部活の大会に出る前、練習もせずに、練習試合に臨むのと同じことです。きっと失敗して落ち込んでしまいますよね・・・?

過去問は本番のテストの「練習試合」です。

まずは、しっかり練習を行ってから過去問を解くようにしましょう。

 

~過去問を解く目的~

Ⅰ自分の学習状況を知る

自分の学習状況を見て、知識や勉強法の修正を行います。

Ⅱ効率のよい問題の解き方を習得する

問題の難易度を判断し、優先順位を決めるなどして、効率のよい解き方の練習をします。

 

②提出物について

テスト勉強において、「提出物が進んでいるかどうか」ということは、非常に重要です。

なぜかというと、提出物はテスト前後に提出期限が設定されることが多いからです。そのため、提出物をテスト直前に焦って実施する生徒が非常に多いです。

中には、時間がないためか、答えを写す場面も・・・

しかし、それではテスト前の貴重な時間が全くの無駄になってしまいます。

また、提出物の内容はそのままテストに出題されることも多くなっています。

そのため、「提出物で高評価を得る=テストで得点できる」という方程式が成り立ちます。
テスト前に焦って提出物に取り掛かることがないように、提出物で高評価を得るために、以下のことに注意しましょう。

★学校ワーク

学校ワークは、日頃の空いた時間に進めておくようにしましょう。

学校の休み時間や自習時間を活用すると、日々の学習時間を削ることなく効率的に実施できます。学校ワークは、宿題として膨大な量が出題されることが多いため、まとめて進めるのは不可能だと思ってください。

★ノート・プリント

ノートやプリントは、授業中に先生が話した内容・板書を細かくメモするようにしましょう。

評価が高い生徒様のノートを分析したところ

「細かいメモがある(先生の言葉をよく聞いていることがわかる)」
「重要事項がマーカー等で強調されている」

という点が多く見られました。

やたらとメモを取ればいい、カラフルなペンで目立たせればいい、というわけでもなく、「きちんと要点を理解しているかどうか」が評価されやすくなっています。

以下は、中3生の評価が高いノートの例です。

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このように、先生の板書をそのまま写すだけでなく、先生が重要だと言った部分にはマーカーを引き、口頭で伝えられた部分にはメモを残すことで、要点がわかりやすくまとめられています。

さらに、理科や社会ではその要点がテストにも出題されやすいため、赤シートで隠してテストができるようにオレンジペンで書いておけば、ノートをそのままテスト勉強に活かすことができます。

そのため、ノートまとめを改めて行う必要もありません。

日頃のノートの取り方次第で、テスト勉強に大きく影響します。

1週間に1度は、ノートまとめを実施するようにしましょう!

 ※ただし、ノートまとめは「方法」や「目的」を間違えると「何の意味もない作業」になる危険があります。ノートまとめをしようと思ってる生徒は必ず相談に来てください。塾に通っていない人は学校の先生に相談しましょう!

 

★国語・社会の作文、理科の実験レポート等

国語や社会の作文や理科の実験レポートは、

「課題の意図を読み取れているか」
「要点がまとめられているか」

が評価されます。

以下は、中3生の評価が高い理科の実験レポートの例です。

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このように、図やマーカーを効果的に取り入れることで、要点を強調させています。

要点をまとめるには、「先生が課題を通してどういうことを学んでほしいのか」をきちんと理解することが必要です。
また、社会の課題の中で調べ学習をするとき、インターネットを利用することが多いと思います。

その中で最も多い相談が「調べ方がわからない」というものです。

社会で扱われる語句をそのまま調べても、難しい専門用語ばかりが並んでいるため、内容を1人で理解することは難しい・・・そんなときは、

「誰でもわかる○○」

「中学生○○」

「簡単○○」

などのように、キーワードをつけ足してみてください。専門的な知識を誰でもわかりやすいように説明してくれているサイトが多くあります。

全てを信用してはいけませんが、これらを利用しない手はありません!

インターネットを利用する場合は、調べ方を工夫してみましょう!
また、こうした課題は1人で進めることが難しいため、困ったときは、いつでも相談してください!

高評価を得られるレポート等の仕上げ方を伝授します!

③副科目について

副科目(家庭科・技術・音楽・美術・保健体育)は、皆さんが最も油断しやすい部分であると思いますが、トップ校を狙う生徒様は、副科目で確実に成績を上げています。

なぜなら、副科目の「得点のしやすさ」に気づいているからです。

副科目は、提出物を期限内にきちんと提出し、テストで9割以上を取ることができれば、成績に「5」がつきやすい科目です。

このことは5教科も同じですが、ただ一つ違うのは、テストにおける「得点のしやすさ」です。

副科目は、学校ワークやプリント・学校の授業内容からそのまま出題されるパターンがほとんどであるため、暗記さえしていれば確実に得点ができるのです。

応用問題などは全く出題されません。しかも英語や数学などの主要5科目に比べて短時間の勉強で高得点が可能です。

そこに気づかないと、副科目の勉強を後回しにしてしまい、全く得点ができません。

以上のことからわかるように、副科目の勉強に手をつけないことほど愚かなことはありません。

副科目の勉強は、最低でも試験の1・2週間前には始めるようにしましょう。(ただし、5教科の勉強を1ヶ月前に始められており、提出物も大方仕上げられている状態を作っておく必要があります。)

このように、テスト勉強には、「やること・順序・時期」が非常に大切です。

何か困ったときは、いつでも教室までご相談ください!