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あざみ野 たまプラ 新百合ヶ丘 の 個別指導 学習塾 予備校 MySTEP公式ブログ 【MySTEP通信】

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講師紹介 東京農工大学 農学部 西村先生

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こんにちは!MySTEPです!

 今回は講師紹介第10弾!

東京農工大学農学部

西村先生を紹介します!

 

 

西村先生

【プロフィール】

【出身地】神奈川県横浜市 

【学生時代の部活】バトントワリング部 

【趣味】音楽を聴くこと

【将来の夢】食品会社に就職して研究すること  

 

西村先生は新御三家豊島岡女子学園中学校吉祥女子中学校鴎友学園女子中学校

のひとつ鴎友学園女子中学校の出身で中学受験も含め経験豊富な先生です。

 

「基礎の徹底と反復を大事にすること」

「1冊の参考書を完璧にする」

というような自分が実施したきた工夫・学習法を生徒にも伝えてくれる先生です!

 

受験生は私立中学の学習速度の速さも含め、是非直接話を聞いてみて下さい!刺激になるはずです!

西村先生には受験生へのメッセージと、勉強法、出身大学についての紹介文を書いてもらいました!参考にしてみて下さい!

 

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【受験生へメッセージ】

 ~中学受験生へ~

塾の宿題が多かったり、過去問をやらなければならなかったり、土日も長時間塾で授業があったりと、大変だなと思っている人も多いかと思います。

嫌になって勉強を投げ出したくなってしまった時は、半年後、志望校の制服を着て学校生活を送っている自分を想像してください。

少しは勉強をやろう!という気持ちが芽生えるかもしれません笑

あと、受験で大事なのは、本番、試験問題を解き終える瞬間まで常に自分を信じて弱気にならないことです!

みなさんのご健闘をお祈りしています。

 

 ~大学受験生へ~

なるべく早めに基礎を身につけることを、本当におすすめします。
この場合の基礎とは、教科書の例題を自力で完璧に解けるようになることです。
遅くとも高2が終わるまでに!!
基礎が身につけていないと、入試演習に手がつかないし、やったとしても成績は伸びません。
基礎を早く身につけたものが受験を成功させるといっても、過言ではないと思います。
あと、これは実体験からですが、参考書にあれこれと手を出すのはやめた方がいいです!
いろいろな参考書が市場に出回っており、また人によって使う参考書が違ったりして、「今はこれを使っているけど、やっぱりあっちに変えた方がいいんじゃないか」と思うこともあるかもしれませんが、いろいろな参考書に手を出して全て中途半端にさせるのはあまりおすすめできません。
それよりも、「これ!」と決めたものを1冊徹底して何周もやった方が身につきます。私は学校のテキスト、塾のテキストがあるのに、さらに問題集も買ってしまい、結局問題集は少ししか触れることができませんでした…。
各科目、問題集は1冊でいいかもしれません。同時に2冊以上というのはかなり厳しいと思います。

最後に、おすすめの参考書を紹介しておきます。
英語:鉄壁、スクランブル英文法・語法
数学:青チャート
倫政:蔭山のセンター倫理・政治経済

本番、わからない問題に遭遇した時は、他の人もわからないだろうと開き直って後回しにしました(センター試験を除く)。
当日は、受かるとか落ちるとかは考えずに、目の前の試験問題に全力で取り組むのみです!

弱気にならず、最後まで自分を信じて諦めずに頑張ってください!
ご健闘をお祈りしています。

【勉強法について】

 英語

単語は鉄壁を使っていました。鉄壁は単語の意味が詳しく書かれているだけでなく、派生語も赤シートで隠せるようになっていて覚えやすかったです。

また東大志望の人がよく使う単語帳だったので、鉄壁をやっておけば安心かな、というのもあり鉄壁を使用していました。

文法は、特に苦手だったので、スクランブルを答えを覚えてしまうまで何周も解いていました。イディオムもスクランブルでかためたと思います。

英文を訳す時は、下線部を直訳するのではなく、問題で出されている部分が文章全体の中でどのような位置づけにあるのかを踏まえた訳を書くべきだと思います。

直訳では不自然な日本語になってしまい、何が言いたいのかよくわからない訳となってしまうからです。

数学

ただ公式を暗記するだけでなく、どうしてその公式が導かれるのかを考えると理解が深まると思います。教科書に公式の証明が書かれていると思うので、それを1回読んでみてください。

数学は基礎(教科書の問題)が出来ていないと、入試演習などの応用的な問題は解けません。

数学が苦手な人は、教科書の問題から克服していくといいと思います!

あと、わからない問題があっても、すぐに答えを見ないことが大切です。全く解法が思いつかなくても、知っている知識や公式を駆使して解法の糸口を自ら探していくことが、数学力を養うことにつながります。

高3になると自分でじっくり考える時間が少なくなってきてしまうので、高1・高2の時から自分で考える癖をつけておくべきです。

どんなにわからなくても1問につき10~15分は考えるといいと思います。

生物

高3の9月に教科書が終わり、入試演習はその少し前の夏休みくらいから始めていました。

生物は暗記量がとても多く、苦労しました…教科書を音読することとスクエア図説(学校で配られた資料集)を読み込むことで、頭にインプットしました。

音読は、考えながら声に出す作業なので、頭に内容が入りやすく、頭の中が整理されます。

(当然ですが、ただ文字を追うだけの音読は意味がありません。)

スクエア図説は受験生の間ずっと愛用していました。端から端まで読み込みました。

特に生物は資料集を活用することをおすすめします!

化学

高3の9月に教科書全てが終わりました。入試演習は高3の夏休みから学校でやっていました。理論の計算は、モルの概念が分かると解きやすくなると思います。無機・有機は覚える量が多くて大変ですが、覚えていないと解けない問題も多いので、頑張って覚えましょう。

資料集を活用するといいと思います。

 

 

【学校紹介】

鴎友学園女子中学校

中高一貫の女子校で、明るい生徒の多い、比較的自由な校風の学校です。

みんな部活と勉強の両立を頑張っていました。

英語は中1から高3までオールイングリッシュの授業が行われ、英語を日本語を使わずに勉強していました。

しかし、高校に入ると大学受験を意識した授業も行われるようになり、日本語での授業も行われるようになりました。

また、文法よりも読解に力を入れた授業が行われていました。

(たとえば洋書一冊を教科書にして読解をしていくなど)

数学は、高2から数Ⅲが始まり、一部の授業では入試演習、高3からは完全に入試演習の授業でした。理科は高3の秋まで教科書、それ以降は入試演習を授業でやっていました。

 鷗友の入試は、とにかく記述量が半端ないのが特徴だと思います。

特に国語は、漢字を書く問題が5つ出る以外は、全て記述で、書く量も問題の本文もとても多く、国語が当時から苦手だった私は1番苦戦しました。

算数、理科、社会も、ただ知識を詰め込んだだけでは対応できないような、思考力が試される問題が多く、十分な対策が必要だと思います。

算数は、全て記述なので、途中過程も見てくれます。もし答えが違っていても、部分点がもらえる(かもしれない)ので、わからなくても、最後まで粘ることが重要だと思います。入試は1点でも多く他の人より稼いだ人が勝つものなので!

  

東京農工大学

知名度があまり高くなくて、知らない人も少なくないかと思います…が、国立理系の、業界では割と有名な大学です。

農学部と工学部があって、私は農学部に通っています。

農学部のキャンパスは、東京にあるのに動物や植物が多く、自然がとても豊かです。カブトムシやヘビが出たりします笑

また、農学部ならではのサークルも数多くあります。例えば、ミニホースの会というサークルでは、アメリカンミニチュアホースという小さい馬を飼っています。構内を歩いていると、お散歩中のミニホースに遭遇したりします笑

また、農学部のキャンパスには広い畑があって、実習の授業で野菜などを育てたりしています。学校から離れた場所にも水田や畑を各地に持っていたりと、国立の割には研究資金が豊富で、研究に必要な施設が充実しています。

 

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 以上、西村先生からのメッセージでした!

 

その他の先生紹介はこちら!

 

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 次回もお楽しみに!

【小・中学生向け】定期テスト後の自己分析法①

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こんにちは!

あざみ野・新百合ヶ丘・たまプラーザの学習塾/予備校の

MySTEP(マイステップ)です!

今回は定期テスト後の自己分析法」をお伝えします!

現在、当塾ではご希望された生徒とスタッフで「生徒面談」を実施しています。

面談の内容は、主に学習の振り返りや修正についてです。

こうした「自己分析」は、定期テストなどの節目ごとに実施する必要があります。

しかし、自分一人で「自己分析」を実施するのは難しいですよね・・・

当塾では、そのお手伝いを「生徒面談」にて実施しています。


今回は、当塾で実施している「自己分析」のポイントや内容の一部をご紹介します!

 

「自己分析」のポイント

① 学校・家・塾での3つの場面ごとに分析する。

3つの場面の中でも、細かく分けて考えることが大切です。

場面ごとに何をすればいいかを考えることで、定期テストだけでなく内申の対策も行うことができます。

 

学校(授業、休み時間など)
家(起床・就寝時間、自習、自由時間など)
塾(授業、自習など)


② 場面ごとに現状の課題・原因・対策を考える。
なぜ問題が起きてしまったのかを考え、次につながる対策を練りましょう。

ただやみくもに「次は頑張る!」というのは、振り返りや修正のうちに入りません。

ちなみに、成績上位者ほど自分の現状の結果に満足はしません。

仮に100点を取ったとしても、もっと効率の良い方法はなかったのか、さらにレベルアップするにはどんな問題を解いたらよいのかなどを考え、分析と修正を繰り返します。

つまり、自分に満足することのない者が、定期テストを、受験を、制するのです!

 

③ 改善策が上手くいかなかったときの対策を考える。
実行する中で上手くいかないときや投げ出したくなるときが、必ず訪れます。

しかし、そういうときがあったからといって「失敗」ではありません。

きちんと修正すれば、結果への道は開けます。

不安になったときは、拠り所としての対策を考えておきましょう。

(例)塾の先生に相談する、もう一度自己分析をやり直す など

学年別「自己分析」について

新中学1年生(現小学6年生)は、環境が大きく変化するときです。

これから先、学校の授業や定期テストがどのようなものなのか、どれほど勉強すればいいのかなど、わからないことが多くあるでしょう。

これからの一年間は、「中学生の勉強法」を定着させることが目標です。

今の時期にできることは、「中学生の勉強法」を知り、練習をしておくことです。

学校が始まると勉強どころではなくなってしまう人がほとんどです。

まずは、今の時期から基本的な勉強法に慣れていきましょう!

 

新中学2年生(現中学1年生)は、一年間を通して学校生活や定期テストなどに慣れてきた頃です。

中学1年生の一年間を小学校の延長のような感覚で過ごしてきた生徒様も少なくないと思います。

しかし、「慣れる」「練習する」という期間はもうすぐ終わります。

ここからは「結果を出す」ことが重要となります。

つまり、「結果を出す」ための勉強法を身につけなければならないのです。

もし、ここでその意識を持っておかなければ一年後、二年後の今頃は、きっと後悔していることでしょう。

今こそ、気持ちを入れ替え、新学年を気持ちよくスタートさせましょう!

 

新中学3年生(現中学2年生)は、いよいよ本格的な受験モードに突入です。

ある程度の学習習慣や勉強の仕方が身についている人は、気を緩めることなく、今の時期を分析と修正に費やしましょう。

ここからは、一気に周りが受験に向けて動き出します。

少しでも周りと差をつけるためには、今の時期が非常に重要です。今の結果に満足することなく、進み続けましょう!

学習習慣や勉強の仕方があまり身についていない人は、今の時期の過ごし方が受験の行く末を決めるといっても過言ではありません。

もしこのままいけば、受験に間に合わなくなってしまう可能性があります。しかし、今の時期から始めて間に合わないということは決してありません。

むしろ、今の時期に決意を固めて動き出す人が、周りをぐんと追い抜くことだってあります。

今の時期に、受験のための学習習慣や勉強の仕方を確立させましょう!

次回の記事はこちら

 

mystep.hatenablog.jp

 

 

 

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大学受験 「なぜ古典文法が必要なのか・・・」

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んにちは!

あざみ野・新百合ヶ丘・たまプラーザの学習塾/予備校の

MySTEP(マイステップ)です!

今回は塾生から

「古典文法嫌い!」

「なんでこんなの勉強しなきゃいけないの?」

「単語わかればなんとなく読めるんじゃないの?」

と質問があったので答えてみました!

 

はい、どうぞ!

 

問 次の文の訳として当てはまるものを選びなさい。

 

はなやかなりしあたりも人住まぬ野らとなり、変はらぬ住家はひとあらたまりぬ。

 

ア 

風景のきれいだったところも、家々が建ち、人の住む場所になり、変わらず住み続けられている。

イ 

賑やかに栄えていたところも、人の住まない場所になったが、家々には変わらず人が住んでいる。

ウ 

賑やかに栄えていたところも、人の住まない場所になり、変わらない家々も住む人は変わった。

エ 

風景のきれいだったところも、ただの野原になったが、家々はすっかりきれいになった。

 

さあ、どうですか。選べましたか?

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答えは、ウ です。

 

なぜ?と思う人もいるでしょう。

この文章には、たくさんの「ぬ」が出てきますね。

単語だけを追って訳してしまう(文法を無視する)と・・・

 

はなやかするあたりも人の住まない野らとなり、

変わらない住処はひとあらたまらない。

 

というような訳になりますが、意味わからないですね・・・。

 

はなやかなりしあたりも人住ま野らとなり、

変はら住家はひとあらたまり

 

実は、この「ぬ」、大きく分けて、意味が2つあるんです!

 

① 打ち消し  

② 完了  

の2つです。

 

簡単に言うと、「した」か「しなかった」か、ということなんですが、

大きな違いですよね。

 

まず、①の「打ち消し」は、未然形接続・打ち消しの助動詞「ず」の連体形

次に、②の「完了」は、連用形接続・完了の助動詞「ぬ」の終止形

です。

 

さて、解説です!

 

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と、考えます。

 

もっと細かいことを言うと・・・

 

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これって、

助動詞の前にくる動詞が何形かもわからなきゃいけないし、

後ろにくる助動詞の意味が何なのかも知らないといけないですよね。

 

そうです!

 

古典文法を「学ぶ理由」は、この大きな違い(から小さな違いまで)を確実に読み解くためなんですね!

 

古典文法を学びやすい参考書も紹介しておきます!

初学者向け(簡単)

 古文教室 古典文法編 改訂版 (超基礎がため)望月光のいちばんやさしい古典文法の本 (大学受験絶対合格Vシリーズ)

高校やさしくわかりやすい古典文法 新装版 (シグマベスト)基礎からのジャンプアップノート 古典文法・演習ドリル 改訂版

 

中級者向け

富井の古典文法をはじめからていねいに【改訂版】 (東進ブックス 大学受験 名人の授業シリーズ)望月光 古典文法講義の実況中継(1) (実況中継シリーズ)

ステップアップノート30古典文法基礎ドリル (河合塾シリーズ)山村由美子 図解古文文法講義の実況中継 (実況中継シリーズ)

 

 古典文法を学び終われば古典読解の学習に進みます。

古典読解のオススメ参考書も紹介しておきます!

 

初学者向け

くもんの高校入試スタートドリルこわくない国語古文・漢文基礎からのジャンプアップノート 古文読解・演習ドリル

古文入門 読解と演習23高校とってもやさしい古文 高校とってもやさしいシリーズ

 

中級者向け

富井の古文読解をはじめからていねいに (東進ブックス―気鋭の講師シリーズ)吉野のパワーアップ古文 読解入門編 (東進ブックス 大学受験 名人の授業)

 

山村由美子 図解古文読解講義の実況中継 (実況中継シリーズ)古文上達 基礎編 読解と演習45古文ヤマのヤマ (大学受験超基礎シリーズ)

 

 上級者向け

改訂版 元井太郎の 古文読解が面白いほどできる本

 

続いて参考書学習における注意点!

 

正しい使い方

陥りやすい間違った使用法

について紹介していきます!

 

まずは、この問題を解いてください。

 

 次の文章の( )内の助動詞の意味を答えなさい。

長恨歌の御絵、亭子院の描か ①(せ) 給ひて、

伊勢・貫之に詠ま ②(せ) 給へる。 (源氏物語)

 

 

さて、答えは決まりましたか?

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①尊敬 ②使役

ですね。

 

<解説>

①は亭子院(=宇多天皇)という偉い人がいます。

偉い人が主語なら90%尊敬です!

 

②は伊勢(=宇多天皇に使えた女房)と貫之(=紀貫之)という対象がいます。

対象であることは助詞の「に」で判断します。

対象がいるなら90%使役です!

長恨歌とは唐代の詩人である白居易が書いた作品です。

 

と、このように、古典文法をシステマチックに

解いていくことができるのですが、

 

「解ける」だけでは「できる」ようにはなりません!

何故かと言うと、

「背景知識が足りないから」です。

今回は( )で補足しましたが、亭子院や伊勢、貫之が誰か知らなければこの問題は解けませんし、実際の古典の入試問題は読めません。

古典を読むということは、「文学に親しむこと」です。

この人はだろう?

この時代はどんなことがあったんだろう?

どうしてこんなに敬語が使われるんだろう?

をしている場面なんだろう?

どんな人物相関なんだろう?

ということを知っていて、初めて「読める」んです。

古典が「できる」というのは、

「一つの文章から情報を搾り取れる」

ということなんです。

 

古文の問題集は問題文に視覚的なヒント(注釈)があったり、問題文の下に答えが載っていたり、と間違った勉強法「も」できてしまうんです。

ただ、そんなことは皆さんなさらないと思います。

では、「本当に間違った使用法」とは何かと言うと、

文法の問題を文法の問題として解いて満足する。

という使用法です。

時代を考えない。

主語や目的ごとの相関を考えない。

背景知識を吸収しようとしない。

訳さない。

という使用法で使ってしまうと、

古典長文が読めない!

となってしまうんです。

 

大学入試で文法問題を問うことはほとんどありません。

問うことはありませんが、文法ができないと読めないのも事実です。

文法を知って上で、

どんな訳になるのか。

なぜそうしたのか。

どんな心情なのか。

を問う問題が出てきます。

 

古典が「読め」ないと、ある程度からは解けないようになっているんです。

 

次回は「古典全文を訳せないといけないか」という塾生の質問に答えます!

お楽しみに!

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(高1)R君のセンター同日模試(東進)結果発表 ~900点中609点! 理系5教科7科目 偏差値59.7獲得~

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んにちは!

あざみ野・新百合ヶ丘・たまプラーザの学習塾/予備校の

MySTEP(マイステップ)です!

 

 今回は

「(高1)R君のセンター同日模試(東進)結果発表」

~900点中609点! 理系5教科7科目 偏差値59.7獲得~

をお伝えします!

 

R君の前回の記事はこちら!

 

 

結果はこちら!

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偏差値のみ

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志望校判定はこちら!

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大学ランクはこちら!

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この短期間でよくここまで仕上げてくれました!

R君の勉強法などは前回のR君についてのブログで紹介しているので参考にしてください!

 

この結果を受けR君は古典の学習を本格的にスタートしました。今後のR君にも期待しています!

 

ここからは当塾の隠れラスボスS先生からR君へのメッセージです!

 

センター同日模試の結果が返却されました!

今回は「河合塾全統模試」の記事で話題のR君の成績をもとに「受験勉強」を紐解いていきたいと思います。 

 英語 

難易度は変化していません。

単語数は増加傾向にありますから、注意が必要です。 

 単語をコツコツと貯金しているお陰ですね。長文での失点が非常に少ないというのがポイントです。 

この時期の模試は、「文法はできるけど長文が読めない」地獄に陥りがちですが、しっかりと単語力を積み重ねたことで揺るがない地盤づくりに成功しています。素晴らしい!! 

 

今後の課題

1.文法での細かな失点を減らしていくこと(熟語の強化必須です)。 

2.読み取りの速度と精度をあげること(消去法もいいですが、根拠を持って「正解を選ぶ」解法がベストです)。 

3.長めのリスニング問題になれること(聞き取れるようになるためには正しい発音・アクセントを知ることも大切です)。 

 

→リスニングについての記事はコチラ! 

  mystep.hatenablog.jp

 

 

数学 

IA図形や関数の前半を可視化することが後半の鍵になる大問でした。 

IIB大きな変化はないものの、しっかりと文章の誘導に沿って解かないとなりません。 

 IAの復習は八分に行えていますね。8割突破の目標は達成です!! 

9割を達成するために、難しいことよりも基礎基本を疎かにしないことです。 

IIBB分野に未習範囲がありますから、先ずは習得してしまいましょう。B分野は数列とベクトルですが、どちらも得点源になること間違いなし!の分野ですね。 

II分野では三角関数に平均以上の失点が見られました。青チャートレベルの問題ですので得点しておきたかったですね。 

 

国語 

全大問が易化しました。非常に読みやすい問題でしたし、設問も読解・内容に大凡忠実でした。 

 現代文は非常に健闘しています!満点を目指せるのではないでしょうか。鍵は内容や理由など細かい部分を正確に「具体化・可視化・具現化」することです。 

古文は問題のレベルに対して得点が低いように感じます。古語の不足でしょうか。選択肢を分析すると、文法よりも単語で失点しているように思います。 

漢文は大健闘です。平均してこの点数が取れれば問題ナシ!と言えるでしょう。「漢文はパズル」です。もっとも数学的に解けますね(理系問題に近い)! 

 

理科 

未習範囲がありますね。これからの点数上昇に期待です! 

 

化学 

問題数の増加もあり、解き慣れていることがアドバンテージになる年でもありました。 

センター化学は考えるよりも先に手が動く!くらいのクイズ問題です。どれだけ正しく正確に知識を引き出せるかに集中して対策をすることが一番の近道になるでしょう。 

*もちろん、原理・原則を理解せずに勉強することを勉強とは呼ばないので注意です!! 

 

物理 

全範囲から万部なく出題された年でした。つまり、満遍なく得意でないと高得点は狙えません! 

 

物理こそ、覚えるのではなく、「原理・原則から導く」科目です。 

「なぜ? どうして?」に注目して「考えて学ぶ」ことが得点UPにつながると言えそうです。 

 

理系科目全般は、選択問題でどの問いを選択するか、で大きく解きやすさが変わります。必修問題を解く前に必ずどの選択問題を解くのかを決めておきましょう。 

 

政治・経済 

勉強を始めたのがセンター1〜2週間前。非常に良い結果だと思います! 

社会の中では解きやすい科目に分類される公民科目ですが、文章の複雑さや二重問題に苦しめられる受験生も多いようです。 

全ての分野から満遍なく知識を吸収し、いかに引き出しやすくまとめるか・覚えるか、が鍵になる科目です。 

正直、覚えれば満点を狙えるお得な科目でもあります。 

知識の整理の仕方に気をつけて学習を続けましょう。 

 

総括 

前回の全統模試に続き、非常にいい結果です。 

普段から、なぜ「これがダメ(不正解)」で「こっち(正解)なの」か。を真剣に考えて取り組むR君だからこそたどり着けた結果です。 

主体的に勉強すること・問題を作問者の立場から分析すること・地道に積み上げること 

この3つが揃って初めて彼のような結果にたどり着けるんですね。 

R君、これからもこの3つに、3つがマスターできたらその先を見据えて、頑張って知識を蓄えてほしいと思います。 

 

受験勉強は楽しんだ者勝ちです。

知っているのと知らないのとでは大きな差が出る世界でもありますが、日常生活だってそうではありませんか?

「サバを読む」という言葉の由来も知っていればサバが腐りやすい魚であるということが容易にわかりますし、逆も真なり。です。

サバが腐りやすいということを知っていれば、サバを読むという言葉の由来の推測もしやすいはずです。

道路のカーブはどうして緩やかに大回りをするものが多いんでしょう?クロソイド曲線がその答えです。でもクロソイドって何?って思いますよね。

そこなんです。

知っているのと知らないのとでは見える世界が違うんです。

これを書いている私だって、全てを知っているわけではありません。が、知識は生活を、勉強を、そして、私たちが日常見るものの全てをより豊かにしてくれます。

知識が全てではありませんし、知らなくたって生きていけます。知っているのが偉いわけでもありませんし、 

それでも、皆さんにはたくさんのことに、より多くのことに、主体的に興味を持って、

「なぜ?どうして?」を追求してほしいと思います。 

「なぜ?どうして?」に行き詰まったら、質問はこちらまで!! 

 

 

peing.net

 

その後のR君

 

mystep.hatenablog.jp

 

 

講師紹介 慶應義塾大学 経済学部 有本先生

講師紹介 慶應義塾大学 経済学部 有本先生の記事はMySTEP新ホームページへ移行しました。

画像をクリック

mystep-study.com

【小・中学生向け】模試Q&A(Part2)

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こんにちは!MySTEPです!

今回も前回に引き続き「模試」についての疑問点などをご紹介していきます!

 

 模試Q&A Part2

 Q塾内模試はないのですか。

塾内模試は、実施していません。

理由は、模試の緊張感に慣れてもらうためです。

慣れた場所や雰囲気、よく知っている友達がいる環境で模試を受けても、緊張感を持つことができません。

できるだけ受験当日に近い状況で受けてもらうためにも、外部受験をお勧めしています。

なお、外部受験のお申し込みは、当塾では受け付けておりません。

書店の申込用紙、もしくは、インターネットからお申し込みください。

お申し込みに関して質問がある際は、いつでもご連絡ください。

 

Q志望校はどのように書けばいいでしょうか。

多くの模試では、公立高校3校、私立高校3~4校を選んで記入します。

第一志望の欄には、「行きたい」「挑戦したい」と思う高校を記入してください。

第二・第三志望の欄には、第一志望より偏差値が高い高校(チャレンジ校)、偏差値が低い高校(安全校)を記入することをお勧めします。

志望校の偏差値を分散させることで、生徒様自身の状況をより詳しく把握することができます。

 

Q結果が良くなかったのですが、志望校を下げた方がいいでしょうか。

模試の結果「だけ」で志望校を判断することは、あまりお勧めしません。

もし、志望校選びのための参考にするならば、入試直前の模試(1月実施)の結果を見てからでもよいでしょう。

模試は、あくまでも学力や勉強法の現状を把握するものであって、「志望校に受かるかどうか」を保障してくれるものではありません。

模試の結果は、前年度のデータを基に判定を出しているため、受ける年度の受験者の学力層が大きく変動すれば、たとえ合格圏内にあったとしてもなかったとしても、模試の判定通りの結果が出るとは限りません。

つまり、合格判定・可能性が「S判定」「A判定」「95%」「90%」であったとしても、本番で落ちてしまうこともあります。

受験結果を決めるのは、自身の「力」です。

模試の結果によって志望校の偏差値を下げてしまうと、モチベーションが下がってしまい、学習に身が入らない場合があります。

直前期までは、「行きたい」「挑戦したい」と思う学校の合格に向けて学習を進めましょう!

 

Q模試結果の見方を教えてください。

模試の結果の基本的な見方は、模試の案内にも載っています。

ですが、ここでは当塾がお勧めする「模試の参考ポイント」をご紹介します。

 

W合格もぎ

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① ★の位置を見るべし!
★の位置は、現段階での内申・模試得点から換算した総合得点の位置を表しています。前年度合格者のデータに基づき、安全圏・合格圏・努力圏のどこに位置するかを表しています。

ここで注意したいのは、安全圏に★が位置していたとしても、「油断禁物」ということです。

安全圏に★があったとしても、落ちてしまうことはあります。

そのため、★が表から「見えなくなる」ことを目指してください。

安全圏(S)…合格率80%以上
合格圏(A)…合格率60~80%
努力圏(C~E)…合格率20~60%

 

※安全圏でも1~2人は落ちる場合があります。安全圏(S)=安心できる、というわけではありません。目指すのは、★が見えない「S判定」です!

 

② 「得点分布グラフ」を見るべし!
得点分布グラフは、前年度の入試データと模試の得点(学力のみ)を比較し、合格者の割合を表したものです。

(図1)の★の位置を横にずらしていくとぶつかるグラフが、前年度合格者の割合です。

グラフの中に不合格者がいた場合、本番で同じ得点を取ったとしても、落ちてしまう可能性があるということです。

こちらも①と同様に、不合格者がいない部分に位置することを目指しましょう。

 

③「第一志望校順位」を見るべし!

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「第一志望校順位」は、第一志望が同じ志望者の中の順位です。

順位が高ければ高いほど、合格可能性は上がります。

ただし、1年~3年前期の期間は、模試を受ける人数が少ないため、あまり参考にはなりません。

3年後期からは受験者も増えるため、自分の正しい立ち位置を確認することができます。
また、W合格もぎでは、この順位の中に同じ学校を第二・第三志望とする人数は含まれていません。

本番の入試や直前期の模試では、第二・第三志望としていた人たちが流れてくる可能性があるため、順位が高いからと言って安心しないようにしましょう。

もし、第二・第三志望とする人数を含めた中での順位を知りたい場合は、神奈川全県模試を受けましょう。

 

神奈川全県模試

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① ★の位置を見るべし!
★の位置は、現段階での内申・模試の得点をもとに各高校の選抜方法(選考基準)に基づいて判定し、どの位置で合格すると予想されるかを表しています。

★の位置が右側にあればあるほど合格可能性は上がります。

入試得点が高いのに、第2次選考ゾーンに★が位置している場合は、「内申点が足りていない」ことを表しています。

その場合、入試において確実に高得点を狙わなくてはなりません。

できるだけ第1次選考ゾーンに入り、一番右端に★がくるように努力しましょう!

 

② 「第1希望での順位」を見るべし!

「第1希望での順位」は、同じ志望校を目指す志望者の中の順位です。

内申・入試・総合・2次選考における順位が掲載されています。

内申順位は高いのに、入試順位が低い場合は、「入試得点が足りていない」ことを表しています。内申・入試ともに1位を目指しましょう!

 

③ 「第1~3希望者の中での順位」を見るべし!
神奈川全県模試の場合は、この順位の中に第一志望校を、第二・第三志望として考えている人も含まれています。

そのため、本番に近い条件での順位を見ることができます。

 

Q模試の振り返りや解き直しはどうしたらいいでしょうか。
模試の「解きっぱなし」は、模試を受けた時間や体力などがすべて無駄になってしまいます。

模試を解いた後は、必ず「問題分析」と「自己分析」を実施しましょう!

 

<問題分析>
×問題(偶然正解した問を含む)において、「なぜその答えになるのか」「なぜ自分の答えではダメなのか」を分析します。

次に同じ問題が出てきたら、正解できるだけでなく「正解・不正解の根拠・過程まで」説明できる状態を作ります。

問題から答えを導く過程を理解するようにしてください。

×問題からその知識を吸収するだけでなく、×問題に関連する知識も復習するとより学習効果が高まります!

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また、模試の結果から問題分析をすることも重要です。

模試の成績表には、自分が正答・誤答した各問題の受験者全体・志望者全体の正答率が表記してあります。

解き直しを行う際は、誤答した問題の中でも、受験者全体の正答率が高い問題(みんなができているのに間違えてしまった問題)から復習するようにしましょう。

また、受験者全体の正答率が低い問題は、時期や志望校によっては「捨て問」とし、解き直しを行わないなどの効率を考えた勉強も重要です。

 

<自己分析> 
「自分はなぜ間違えてしまったのか」を「知識」「学習法」の観点から分析します。
まず、「知識」の観点から分析し、自分の失点原因を特定します。

「理解不足?」「暗記不足?」「応用力不足?」「◯◯力不足?」などを自己分析して失点原因を特定します。

その後、「学習法」の観点から、今までの学習法の改善点を特定し、改善策を考えます!

また、模試に出てきた分野の知識を理解できていたとしても、模試には出てこなかった分野の知識がきちんと身についているかどうかの確認もきちんと行いましょう。

よくある失敗例が、模試の問題のみを解き直し、それだけで終了してしまう場合です。模試に出てこなかった分野の学習にも目を向け、きちんと振り返りを行いましょう。

 

<分析の流れ>
英語長文で失点

問題分析をして回答の根拠まで説明できる状態を作る
(次回解いたときに正解できて、根拠も説明できる状態)

失点の原因は何かを知識面から自己分析

「単語力?」「文法力?」「文章読解力?」の何が足りないのかを特定する

その力をつけるために「勉強法をどのように改善するか」を自己分析

「今後○○○をする!」
※模試は時間的制約・精神的圧迫が失点の可能性があるため、解答を見る前に、時間を制限せずに解き直しを実施し、その後「問題分析」「自己分析」をして下さい。

教室には、大学受験生に向けた「模試の振り返り方法」を掲示しています。ぜひ中学生も実践してみてください!

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講師紹介 一橋大学 法学部 柳田先生

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こんにちは!MySTEPです!

 今回は講師紹介第8弾!

一橋大学法学部

柳田先生を紹介します!

 

 

柳田先生

【プロフィール】

【出身地】神奈川県

【出身大学・学部】一橋大学法学部

【学生時代の部活】新体操 

【趣味】読書【将来の夢】法曹

座右の銘】努力でどうにかなることはどうにかする

 

柳田先生は新御三家豊島岡女子学園中学校吉祥女子中学校鴎友学園女子中学校

のひとつ鴎友学園女子中学校の出身で中学受験も含め経験豊富な先生です。

 

「基礎を大事にし応用問題に取り組む時期を慎重に見極める」

「優先順位を決め、必要なことをやる」

「1冊の参考書を完璧にする」

というような自分が実施したきた工夫・学習法を生徒にも伝えてくれる先生です!

 

受験生は私立中学の学習速度の速さも含め、是非直接話を聞いてみて下さい!刺激になるはずです!

柳田先生には受験生へのメッセージと、勉強法、出身大学についての紹介文を書いてもらいました!参考にしてみて下さい!

 

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【受験生へメッセージ】

 ~中学受験生へ~

中学受験をするにあたり一番大切なことだと思っているのは、受験を楽しむことです。

 

勉強は、やればやるだけ結果がついてきます。ただ、勉強時間を増やせば良いのではなく、正しいやり方で勉強しなければ成績は伸びません。

 

出来るだけ効率よく勉強して、時には他の遊びにも時間を使いたいですよね。

集中するためには、息抜きも必要です。

 

そのために、自分の中で優先順位を決め、今の自分にはどこを重点的にやる必要があるか頭で考えながら勉強してください。

 

また、周りの先生や大人からアドバイスを貰ったら、素直に従ってください。

 

素直になった者勝ちです。

 

憧れの制服で中学校に通う自分をイメージして、最後までやり切ってください。応援しています!!

 

 ~大学受験生へ~

「基礎を笑うものは基礎に泣く」という言葉があります。

 

どんどん新しい応用問題集に手を付けようとしていませんか?

 

そんなとき、もう一度目の前の間違えた問題に向きあってください。

 

どこの部分でつまずいたのか、それは前にやった基本事項が抜けていて活用できていないということです。

 

そんなときは焦らず、その箇所に立ち戻ってください。

 

この反復を怠ると、いつまでも成績は伸びません。

 

入試問題には、誰がやっても難しい問題が一部あります。

 

そこではなく、どれだけ基礎を完璧にしていたら解ける問題で解けるかで差がつくのです。

 

また、解く問題集はなるべく絞り、一冊を何周もするようにしましょう。

 

同じものを解くことで、新たに知識が繋がったり解法を発見することが起こりやすくなります。

 

やりこんだ問題集を試験会場に持って行くと、自信にもなりますよ。

 

受験は、「自分に必要な勉強しかしない」ことが大切だと思っています。

 

どこをやれば得点がとれるか、志望校が決まってきたらある程度戦略を立て、残りの時間から逆算して必要なことをやっていきましょう。

 

また、勉強のペースは人それぞれなので、周りと自分を比べずに自分なりの勉強方法を確立してください。

 

私は、

「飽きやすいので50分スパンで教科を変える」

「嫌いな分野と好きな分野を交互にやる」

などを決めてやっていました。

 

試験当日にこれだけやったんだから大丈夫、と言えるくらいの自信を持つために、今頑張ってください。

応援しています!!

【勉強法について】

 英語

毎日必ず長文を音読をするようにしていました。最初は意味を考えながら読んでいましたが、そのうち英語を英語のまま読めるようになります。あとは、速読力がつきます。難関大学は大体が長文読解を出すので、これはとても有意義でした。

数学

同じ問題を繰り返し解くことです。私は文系数学だったので、解法の暗記が一番得点に繋がりました。なので、答えを覚えるくらい何度も何度も解きました。

現代文

問題を解いて答え合わせをしたら、再度文章の構成を簡単に自分で書き直していました。もし時間があれば要約をするようにすると、より力がつくと思います。

古典・漢文

必要なことは全て暗記することに尽きます。逆に、それだけは徹底することです。あまり他の受験生との差がつかない科目だと思っているので、いかに短時間で平均レベルに持っていくかを重視しました。

生物・地学

古典漢文と同じく、必要なことは全て暗記することに尽きます。

世界史

知識が分散しないよう、なるべく一冊に情報をまとめることが大切です。そうすることで、暗記に視覚を利用出来ます。何度も忘れると思いますが、それで覚え直すうちに定着してくるので、確認するときにより知識を深めていきましょう。

 

【学校紹介】

鴎友学園女子中学校

東京の世田谷にあり、周りは閑静な住宅街なのでとても落ち着いた雰囲気です。

部活動がとても盛んで、ほとんどの生徒が何らかの部活に所属しています。

(ちなみに、鴎友では部のことを“班”と呼びます。)

活発な子が多く、行事の中でも運動会はとても盛り上がります。

 

英語教育に力を入れていますが、進路では文系も理系もバランス良く輩出しているのが特徴です。

入試では、算数も記述式であったり書かせる問題が多いので、過去問演習が大切です。

 

一橋大学

東京の国立という、かなり都心から外れた場所にあるため、キャンパスの周りもとても落ち着いた雰囲気です。

建物は、ロマネスク様式の兼松講堂が有名で、構内がロケ地になることもたまにあります。

また、一橋大学を中心に大学通りというのがあり、その春の桜並木は圧巻です。

一学年1000人ほどしかいない少人数な学校なため、キャンパスもとても小さく、4年間をずっと国立で過ごします。

構内を歩いていると必ず知り合いに遭遇するのは、一橋大学ならではないでしょうか。

 

学部には、経済学部、商学部、法学部、社会学部があります。

ただ、学部間の垣根が低いのが特徴で、4年を通して色々な学部の授業が受けられます。

また、ゼミに力を入れており、海外で調査したりとその活動は活発です。

 

入試では、数学と世界史が非常に解きにくい問題であることが特徴です。

 

数学は、毎年5問記述式で出題されますが、理系の領域に若干抵触するような問題もあり、いかに解けそうな問題を見極めて解くかが重要です。

 

世界史は、問題を見れば分かると思いますがとにかくとっつきづらいです。(笑)

自分の持つ知識をなるべく使って、なんとか聞かれている問いの方向性にもっていきましょう。

全教科に言えることは、例年似た形式で出題されるため、過去問演習がとても大切だということです。(私は、15年分くらいやりました。)

 

難問が多いので、まずはそれに向き合う耐性をつけ、その上で記述は必ず周りに添削してもらうようにしましょう。

 

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 以上、柳田先生からのメッセージでした!

 

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 次回もお楽しみに!