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【小・中学生向け】 神奈川県 公立高校入試のしくみ 2020

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今回の記事では、神奈川県公立高校入試のしくみを詳しくご説明していきます!

 

 

 

神奈川県公立高校入試のしくみ

➀2020年度入試要項抜粋(全日制一般募集)

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➁現在の入学者選抜制度

1.選抜の機会は1回(全日制)

全日制、定時制通信制のすべての課程で「共通選抜」が実施されています。

 

<共通選抜の特徴>

★全日制、定時制通信制のすべての課程で同じ日に実施される。

 

★いずれかの高校のいずれかの課程・学科・コース等に、1つだけ志願することができる。

 

★出願後1回だけ、他の高校または同じ高校の他の課程・コース等に志願を変更できる。

 

定時制通信制では、共通選抜の募集人員は全体の80%になる。残りの20%は共通選抜の後に実施される「定通分割選抜」で選抜する。

 

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2.全員が学力検査と面接を受検する

 学力検査では、おもに「基礎的な知識および技能」と「思考力、判断力、表現力等」を測り、面接では、「主体的に学習に取り組む姿勢(学習意欲)」を測ります。

 

<学力検査・面接の特徴>

★学力検査は、幅広い領域で「新たな学力」を把握するため、5教科で実施される。

※高校によって、2教科の範囲で2倍までの重点化される場合がある。

定時制は、3教科での実施。

通信制とクリエイティブスクールは、学力検査は実施しない。

※「特色検査」を実施する高校は、学力検査を3教科まで減らす場合がある。

 

★面接では、以下を全校共通の観点として評価する。

・入学希望の理由

・中学校での教科等に対する学習意欲

・中学3年間での教科等以外の活動に対する意欲

 

★面接の参考資料として、「面接シート」を事前に提出する。

※面接シートの内容は点数化されない。

 

3.学力検査は「思考力・判断力・表現力」を重視

2012(平成24)年度入試までは、「基礎的な知識および技能」の把握に重きが置かれていましたが、「新たな学力」をバランスよく測るため、「思考力、判断力、表現力等」の把握をより重視した内容へと改められました。

これにより、2012年まで一部の高校で実施されてきた独自の学力検査問題は、すべて廃止されました。

 

4.調査書は評定だけを資料にする

中学校が作成し、受験債が願書とともに提出する「調査書」(いわゆる「内申」)は、5段階の「評定」のみを資料とします(クリエイティブスクールを除く)。

 

<調査書の評価の特徴>

★調査書は、「評定」だけを資料とする。

※クリエイティブスクールは、評定を資料とせず、観点別評価を活用。

※諸活動の記録や初見欄当に記載されている内容は、面接の際の参考資料とするが、点数化はしない。

 

★第2学年と第3学年の9教科の評定を、以下の計算式にしたがって点数化する。

 2年3学期(または後期)  5段階×9教科  =45点満点

 3年2学期(または同時期) 5段階×9教科×2=90点満点  合計135点満点

※高校によって、3教科の範囲で2学年+3学年×2の合計値に2倍までの重点化をされる場合がある。

 

5.各校の特色に応じた検査も実施できる

共通の検査(学力検査と面接)以外に、各高校の特色に応じた検査を実施することができます。これを「特色検査」といいます。

 

<特色検査の特徴>

★特色検査には、「実技検査」と「自己表現検査」の2種類がある。

※各校で実施する場合は、2種類のうちのいずれかになる。

 

★特色検査を実施する高校は、学力検査の教科数を3教科まで減らす場合がある。

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6.各資料の比率は各校が選択する

選抜は第1次選考と第2次選考に分かれていて、それぞれ「数値S1(S1値)」「数値S2(S2値)」を用いて選考が行われます。

S1・S2値を算出する際の比率は、定められた範囲内で各高校が選択します。

 

<各資料の比率の特徴>

★第1次選考は、共通選抜の募集人員の90%まで、S1値の順に選考します。S1値は、調査書・学力検査・面接の結果をもとに、各校が決めた比率で算出する。

※資料の一部(おもに調査書)が整わない者については、参考資料にできる資料を活用します。

 

★第2次選考は、S2値の順に選考します。S2値は、資料の一部が整わない者にも配慮し、調査書の評定を用いずに算出する。

※資料の一部が整わない者だけでなく、第1次選考に漏れた者もその対象にする。

 

★各資料の比率は、それぞれ2以上の整数にして全体の合計が10になるように配分する。

 

★特色検査を実施した場合は、その比率を5以下の整数にして、合計の10に加える。

 

★調査書や学力検査は、各校ごとに重点化される場合がある。

※調査書の評定は、第1次選考に限り、3教科の範囲で2倍を限度に重点化される場合がある。

※学力検査の得点は、第1次選考・第2次選考のいずれでも、2教科の範囲で2倍を限度に重点化される場合がある。

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7.全県がほぼ1学区制

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国・私立高校入試のしくみ

➀国・私立高校入試の選抜方法

神奈川県の私立高校の入学者選抜方法には、以下のような種類があります。

多くの高校はこれらの中から2種類以上の方法を採用して実施しています。

 

★推薦入試

出願時に中学校長からの推薦書を提出する入試です。

その高校を第1志望にしている生徒が対象で、試験は面接のみ(作文を課す高校もある)で、筆記試験は行われないのが一般的です。

ほとんどの学校の場合、中学と高校の間で事前に入試相談が行われるため、内申などの出願資格(打診基準)を満たしていれば、不合格になる可能性はほとんどありません。

ただし、慶応義塾のように、出願資格を満たしていても不合格者が出る高校もあります。

 

★一般入試(書類選考)
面接や筆記試験を課さず、調査書などの出願資格のみで選考する入試です。

第1志望者のみを対象とする場合と、他行との併願が可能な場合があります。

 

★一般入試(書類選考以外)
推薦入試・書類選考以外の入試です。ほとんどの場合、筆記試験が行われます。

この一般入試はさらに3つに分けられます。

 

1.単願(専願・単願確約)

その高校を第1志望にしている生徒が対象です。

推薦入試同様、内申などの出願資格(打診基準)を満たしていれば、不合格になる可能性はほとんどありません。

推薦入試との大きな違いは、筆記試験が行われるか否かということです。

 

2.併願(併願確約)

別の高校を第1志望にしている生徒が、押さえ(すべり止め)として受験するものです。

公立高校の併願のみ認める高校と、私立高校との併願も可能な高校とがあります。

推薦入試や単願同様、内申などの出願資格(打診基準)を満たしていれば、不合格になる可能性はほとんどありません。

 

3.一般受験(オープンなど)

内申などの出願資格(打診基準)がなく、試験当日の結果のみで選抜を行うものです。

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➁打診基準について

一般受験以外の入試では、各私立高校が事前に定める内申点等の基準(「打診基準」「相談基準」などと呼ぶ)を満たしているかどうかで、合否が大きく左右されます。

 

<内申>

9教科合計での基準を設定している高校が県内で推薦を実施する高校の約8割を占め、最も多くなっています。

 

<内申以外の内容>

内申以外のさまざまな条件を満たしている場合に、内申合計に加点するなどの優遇制度がある高校が多くなっています。

 

例えば、次のような内容が評価対象になります。

英語検定漢字検定などの各種資格

★生徒会役員・部活動で大会やコンクールに入賞するなどの実績

★3年間皆勤・福祉活動・芸術活動などへの取り組み

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➂一般受験(オープンなど)について

一般受験(オープン・フリー・純粋一般などとも呼ばれる)での募集を行う高校は、以下の2種類に分けられます。

 

<併願制度がない高校>

一般入試(書類選考を除く)は、一般募集のみで行い、打診基準が合否を左右する併願制度を設けていない高校です。

難関・上位校に多く見られます。

<併願制度がある高校>

一般入試に、併願制度を同時に設けている高校です。

多くの場合、併願での受験日とは別に、オープン入試・B日程などの名称で一般受験の入試を行います。

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さいごに

いかがでしたでしょうか。

高校入試のしくみ等でご不明な点がありましたら、お問い合わせください。

次回の記事では、神奈川県公立高校入試の問題分析結果をご紹介いたします!

【小・中学生向け】宿題の正しいやり方

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こんにちは!

あざみ野・新百合ヶ丘・たまプラーザの学習塾/予備校の

MySTEP(マイステップ)です!

普段、皆さんは宿題を正しい方法で実施できているでしょうか。

成績を上げていくためには、宿題を「正しい方法」で実施する必要があります。 

「とりあえず解いただけ」「丸つけしただけ」だけでは、宿題を正しく実施したとは言えません。

 

「正しい宿題の実施方法」については、以前の記事でも取り上げてはいました。

しかし、求められる能力や結果に合わせて、勉強法は日々進化しています。

 

今回の記事では、「正しい宿題の実施方法」の最新版をご紹介します!

 

 

 

これだけはおさえてほしい4つのポイント

① 出題内容を全て実施できているかどうか
② 丸つけできているかどうか
③ テキストに〇×ができているかどうか
④ 解き直しができているかどうか

 

① 出題内容を全て実施できているかどうか

基本中の基本です。

 

宿題内容は、現状の正答率・今後出てくると予想される課題・生徒自身の目標値などに合わせて構成しています。

 

つまり、

一人ひとりの状況に合わせて内容が決められている

のです。

 

全く同じ宿題は存在しません。

 

そのため、指定された内容を全て実施できなければ、受けた授業が無駄になり、塾に通っている意味がなくなってしまいます。


<よくある未実施の例>

△どのページを解けばいいのかわからなかった

△作図ページがなくてできなかった

→授業終了時に宿題を出された時点で、わからないこと、必要なものなどがあればきちんと先生に質問、確認しましょう。

なお、ノートにきちんと写せているかどうかなどの確認は、授業終了時に実施しているので、その際に聞いておきましょう。

 

もし、質問・確認するのを忘れてしまった場合は、次の授業の前日までに塾に来るか電話するなどして内容を確認しましょう。

因みに、宿題は一週間分の量を出しているので、前日や当日に聞いてその時点から宿題をやり始めても期限までに終わらない可能性があります。

早めにスタッフまでお問い合わせください。


△解き方がわからなかった

→まず、実施している時期が適正かどうか確かめましょう。

授業から離れた時期(次の授業の前日や当日など)に実施している場合、前の授業で学習した内容を忘れてしまっている可能性があります。

宿題は毎日少しずつ計画的に実施しましょう。

 

計画的に実施していても、わからない問題が出てくる場合、原因は一つに限られません。

そもそも授業内で理解できていなかった、問題の傾向が変わるとわからなくなる、公式を暗記していないなど様々な原因が考えられます。

その原因を分析するのが我々スタッフと、みなさん自身です。

スタッフが分析するのはもちろんですが、みなさんにも原因と改善策を考えてもらい、一人でも勉強できる状態をつくることが我々の大切な役割です。

一緒に分析、改善を行っていきましょう!

 

△ノート、学校ワークを家(学校)に置いてきた

→基本的に、ノートや学校ワークを忘れてしまった場合、その日中に提出できない場合は居残りをしていただきます。

なぜかというと、「忘れた」と言えば許してもらえる環境で過ごしてほしくはないからです。

学校には、提出物があります。

提出物をきちんと出せなければ、成績は下がってしまいます。これは社会に出ても同じです。

期限までに仕事を提出できなければ、周りの人に信用してはもらえません。

塾では提出物で成績はつきませんが、意識することを大切にしてください。

 

△英単語・ポイントなどの暗記をしていない(テストをしていない)

→これは半分以上の生徒が実施できていない課題です。

主に英語・国語・理科・社会では、暗記の宿題を出しています。

なぜなら、暗記していない状態で授業を受けても無意味だからです。

暗記すべき内容が頭に入っていない状況で授業を受けても内容がわからず、前の単元に戻ることになります。

そして、進度が遅れ、テストには間に合いません。

また塾の授業が無駄になります。

 

そうならないためには、暗記の宿題は覚えてきちんとテストをすることが重要です。

ただテストしただけでも無意味です。

きちんと満点になるまで何度も繰り返しテストしましょう。

 

暗記やテストの方法がわからない場合は、スタッフに声をかけてください。

暗記からテストを一人でできるようになるまで徹底的にサポートします!

 

 

以上のような理由で、宿題が「未実施」になることが多い場合は、要注意です。

基本の勉強法が身についておらず、このまま塾に通っていても無駄になるだけです。

塾に通っていることを無駄にしないためには、今すぐ一緒に改善しましょう!

 

 

② 丸つけできているかどうか

①と同じく、基本中の基本です。

せっかく努力して問題を解き終えても、丸つけをしなければ、すべてが無駄になります。

 

みなさんは、なぜ宿題を実施しなければならないのか考えたことはあるでしょうか。

 

なぜ宿題をやるのか、それは、

「授業で学習した内容を定着させるため」

「自分の弱点を見つけるため」

です。

 

丸つけをしなければ、授業で学習した内容が正しく定着しているかどうかを確かめることができず、間違ったまま覚えてしまう可能性があります。

 

また、自分の弱点、つまり、ミスするときの癖を知っておかなければ、同じミスを繰り返してしまい、成績は上がりません。

 

丸つけをしないということは、宿題をまったくやらないことと同じなのです。

 

<よくある未実施の例>

△間違えた問題の「正しい答え」や「間違えた原因」を書かなかった

→ノートに〇×のみを書いて、「正しい答え」や「間違えた原因」を書かずに終えてしまうということは、「正しい答え」や「間違えた原因」を確認できないということです。

そのままでは、自分の弱点を把握できず、同じミスを繰り返してしまいます。

問題を間違えた場合は、「正しい答え」と「間違えた原因」をきちんと書いて、自分の弱点を把握しましょう。

 

△ノートに〇×はつけず、目で確認した

→ノートに〇×をつけないと、丸つけをしたのか、していないのかがわからなくなってしまいます。

きちんとノートに〇×をつけ、問題が合っているのか、間違っているのかを明確にしておきましょう。

 

△問題を解いたあとすぐに丸つけをしなかった

→丸つけをしたあと、「間違えた原因」を把握するためには解いたときの記憶が必要です。

しかし、解いて時間が経ってから丸つけをしてしまうとその記憶がないため、「間違えた原因」を把握することはできません。

また、忘れた際にもう一度問題を読んだり解いたりすることも時間の無駄になります。

丸つけをするときは1単元ずつ行い、すぐに振り返ることができる状況をつくりましょう。

 

 

③ テキストに〇×ができているかどうか

ノートだけではなくテキスト(問題番号の部分)にも〇×をつけます。

なぜかというと、あとでもう一度演習する際に、間違えた問題だけを復習できるようにするためです。

そうすることで、テスト直前などにおいて効率的に学習を進めることができます。

 

<よくある未実施の例>

△全問正解なので〇×をつけなかった

→問題を解いたのか、解いていないのかがわからなくなるため、全問正解でも〇×をつけるようにしましょう。

 

△すでに〇×がついていたのでつけなかった

→授業中・宿題・その後の演習時など、演習ごとに〇×をつけるようにしましょう。

2回目以降は、すでに書かれている〇×の横に書きます。

そうすることで、「何度解いても間違えてしまう問題」が明確になり、自分の弱点が把握できます。

 

 

④ 解き直しができているかどうか

解き直しは、②で判明した自分の弱点を確実に修正するために必要な作業です。

「間違えた原因」を把握できたとしても、解き直しをしなければ解けるようになっているかどうかはを確認できません。

この確認がないまま学習を終えてしまうと、同じミスを繰り返す可能性が高くなります。

きちんと解き直しを行い、自分が本当に解けるのか、理解できているのかを確認しましょう。

 

<よくある未実施の例>

△間違えた原因を考えずに解き直した

間違えた原因を把握しないまま解き直しをしてしまうと、同じミスを繰り返してしまいます。

間違えた原因を把握せずに解き直しをするのは時間の無駄だと思ってください。

もし間違えた原因を考えてもわからない場合は、次回の授業で先生に質問しましょう。

 

ケアレスミスなので解き直しをしなかった

これはよくある課題です。

「符号ミス」「約分ミス」「計算ミス」などは、「次解くときに気をつければ大丈夫だろう」「解き直しの必要はない」と思われがちですが、実はその考え方こそが大きな間違いなのです。

ケアレスミスと呼ばれる作業ミスにも、必ず原因があります。

途中式の有無や書き方、見直しの有無や見直しする箇所など、修正できるポイントはいくらでもあります。

ケアレスミスこそ修正が必要であり、重大なミスだと受け止め、慎重かつ丁寧に解き直しを行ってください。

 

△解き方はわからないが答えを暗記したので解き直しをした

解き方を理解しないまま答えを暗記して解き直しを行うことは、非常に危険です。

宿題で出された問題の解き方を暗記したとしても、他の問題を解けるとは限りません。

解き直しを行う際に、なんとなく覚えている状態で解いて合っていた場合は、理解ができていないと判断し、次の授業で先生に質問しましょう。

この場面で「大丈夫だろう」と思ってしまう人は、この先、成績は上がらないと思ってください。

 

 

 以上①~④のポイントは、基本中の基本であり、実行できていなければ塾に通っていないのと同じです。

 

一週間のうち、授業は1コマ75分間。

たった75分間、塾で勉強しただけで成績が上がることはまずありません。

 

重要なのは、

75分間に学習したことを定着させるための宿題

です。

 

我々スタッフは、各生徒の学習状況・スケジュールに合わせて最適な宿題をご提案するのはもちろんのこと、宿題が実施できていなければ、その原因を突き止め、改善策を提案します。

 

また、未実施の場合は「居残り」できちんとやりきっていただきます。

(「居残り」は授業後に行うものなので、最善の策ではありません。)

 

成績を上げるには、宿題を実施することが必要不可欠です。

一緒に頑張っていきましょう!

 

 

さらにレベルアップ!効果的に宿題を活用する3つのポイント

ここまでの基本事項は「できている!」というあなた!

それでも成績が絶対に上がるとは言い切れません。

さらにレベルアップするためには、以下のことを意識して進めましょう。

① 実施する時期・期間の計画を立てる!
② 宿題が「わからない」ときは自分に厳しく!
③ 自分で説明できる状態をつくる!

 

① 実施する時期・期間の計画を立てる!

宿題を実施しているのに、次の授業までに内容を忘れてしまう場合、宿題を実施する時期・期間に問題がある場合があります。

 

△授業が終わったその日や次の日に終わらせてしまう

△次の授業の前日や当日に終わらせてしまう

△一日で一気に終わらせてしまう

 以上のような方法で宿題を実施しても成績は上がりません。

まず、授業から近いときに実施すると、授業の記憶が残っているためスムーズに終わらせることができるかもしれません。

しかし、宿題が終わったあとは何もしないため、次の授業の頃には内容を忘れてしまいます。

 

また、授業の前日や当日に実施すると、授業を受けてから時間が経っているため、内容を忘れてしまい解けなくなってしまいます。

さらに、一気に終わらせてしまうことで、内容に触れない期間ができてしまい、忘れてしまうこともあります。

前回の授業内容を覚えていない状態で授業を受けるということは、結局は前回の内容に戻らなければならないことになり、授業が無駄になるということなのです。

 

そうならないための適切な時期・期間は以下の通りです。

<実施例>
「フォレスタ2-1~2-6のTry・Exercise」が出題された場合
(月) 2-1~2-6 Try(1)~(5)
(火) 2-1~2-6 Try(6)~(10)
(水) 2-1~2-6 Exercise(1) ~(5)
(木) 2-1~2-6 Exercise(6) ~(10)
(金) 2-1~2-6 Exercise(11)~(15)
(土) 2-1~2-6 Exercise(16)~(20)
(日) 予備日(教科書・学校ワークなど)

 

以上の実施例のポイントは、以下の2つです。

 

◎毎日少しずつ問題を解く(一日でも何もしない日をつくらない)

◎宿題で出された各単元の内容を毎日触れられるように分割する

 

以上のように実施することで、毎日全ての単元に触れられるため、内容を忘れません。

また、毎日実施できるので、内容が定着しやすくなります。

 

 

② 宿題が「わからない」ときは自分に厳しく!

宿題が「わからない」状況になった場合(実施の時期・期間が適正なものとします)、その場で解くのをやめてしまうと、次回の授業で前回の単元に戻ることになり、進度が遅れてしまう可能性があります。

 

もし「わからない」状況になった場合は、まずテキストのPointやWarmUpに戻り、解き方を確認しましょう。

ただし、PointやWarmUpを参考に解いた場合、丸つけの段階で×をつけるようにしましょう。

 

なぜかというと、「PointやWarmUpを見ないと解けない」状況を変えなければならないからです。

「わからない」状況でPointやWarmUpを参考にすること自体は間違っていません。

しかし、いつまでも「PointやWarmUpを見ないと解けない」状況では、テスト本番で問題を解くことができなくなってしまいます。

そうならないために、何かを参考にした場合は×をつけ、今度は何も見ずに解き直しをするようにしましょう。

 

解いた直後だと答えを暗記してしまっているという場合は、翌日以降に解き直しするのも効果的です。

 

他にも「答えは合っているけど理解はしていない」「なんとなく答えを覚えていた」という状況になった場合は、積極的に×をつけ、きちんと内容を確認したうえで解き直すようにしましょう。

 

ここで「大丈夫だろう」と判断すると、成績は上がりません。

 

重要なのは、

いかに自分が辛いと感じる環境に身を置けるか

ということです。

 

自分に甘くした分だけ、未来の自分が苦しむと思ってください。

自分に厳しく、満足しない人が結果を出します!

 

 

③ 自分で説明できる状態をつくる!

問題が解け、解き方も完璧に理解・暗記しているという状況になった場合は、「人に説明できる」状態を目指しましょう。

説明することで、自分が理解できていない部分が明確になります。

自分の頭の中で説明したり、家族や友達に説明したりするとよいでしょう。

「人に説明できる」状態をつくると、思考力問題・記述問題にも対応できるようになります。

ぜひ実施してみてください!

 

 

正しい宿題ノートの例

以下のノートは、実際に生徒が正しい方法で実施してくれたノートの例です。

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   の部分には、「間違えた原因」が書かれています。

自分の状況を分析し、「忘れていた」のか、「理解していなかった」のか、「問題を読み間違えた」のかなどが丁寧に書かれているため、内容によって改善策を変えることができます。

 

の部分には、全体の「自分の弱点」がまとめてあります。このまとめを行うことで、自分の勉強法のどこを改善すればよいのかが明確になります。

 

 

さいごに

宿題の正しい方法のポイントは、今回ご紹介したもの以外にも多く存在します。

そのポイントは、生徒一人ひとりによって変わっています。

 

まずは、基本の方法を実施し、自分だけの最高の勉強法を一緒に確立しましょう!

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講師紹介 中央大学 文学部 後藤先生

講師紹介 中央大学 文学部 後藤先生の記事はMySTEP新ホームページへ移行しました。

画像をクリック

mystep-study.com

【小・中学生向け】独学力を上げるための「守・破・離」part2

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こんにちは!

あざみ野・新百合ヶ丘・たまプラーザの学習塾/予備校の

MySTEP(マイステップ)です!

 

前回は、「守・破・離」の教えをもとにした勉強法についてご紹介しました。

 (前回の記事はコチラ)

  

mystep.hatenablog.jp

 

今回は、その中でも基本中の基本である「守」の勉強法について詳しくご紹介します!

 

 

 

「守」の勉強法~これが基本の勉強法!~

以下は、前回の記事にも掲載した「基本の勉強法」のチェックリストです。

 

基本の勉強法、どれくらいできていますか?チェック

チェック項目において、☑が3個以上当てはまったとすれば、あなたの勉強法は危機的状況にあります。
まずは以下のチェックリストを確認し、自分の勉強法を振り返りましょう!

~普段の学習編~
□ 丸つけをしない
□ 解き終わって時間が経ってから丸つけしている
□ 正答の根拠があっているかどうかを確認しない(勘で合っているのをよしとする)
□ すべての選択肢の正誤の理由を考えない
□ なぜ間違えたのかを考えない
□ 解き直しをしない
□ ポイントや説明を見ながら問題を解いて丸にした後、そのまま終わりにしている
□ 暗記するときにひたすら書いて練習する「だけ」
□ 計算で途中式を書かない・残さない
□ 英語で全文書かない
□ 間違えた問題を消して直す
□ ノートに日付を書かない
□ ノートに文字を書きなぐっている
□ 姿勢が悪い
□ 音読・和訳しない
□ 分からない問題をずっと考えている、時間を計らない
□ 「なぜそうなるのか」を考えない
□ 自分の言葉で説明することを意識していない
□ 勉強のゴールをノルマではなく時間に設定している
□ 音楽を聴きながら勉強している

~テスト勉強編~
□ 教科書やノートを読む「だけ」
□ テスト直前にノートまとめをする「だけ」
□ 副科目を後回しにする
□ テスト直前からしか勉強を始めない

~メンタル編~
□ 正答率に一喜一憂してしまう(完成度や精度を気にする)
□ 自分流のやり方に固執している(性格・能力・精神状態に合わない勉強をしている)
□ 「~だろう」で行動している
□ 自分の勉強に満足している
□ ゴール(成績向上や志望校合格)を意識していない
□ やらされている感覚が強い
□ スマホがないと落ち着かない
□ 息抜きにスマホを使っていたらいつのまにか30分以上経っていることが多い

 

今回は、以上のチェック項目の勉強法を「なぜ実施しなければならないのか」を一部抜粋してご紹介します。 

 

✖理解が正しくできていない

□ 「なぜそうなるのか」を考えない

□ 自分の言葉で説明することを意識していない

 

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読む「だけ」、まとめる「だけ」の勉強法は、非常に危険

です!

 

なぜかというと、内容が本当に理解できているかどうかが確かめられていないからです。

 

そのまま暗記や演習に進むと、上手くいかない可能性が高く、結局は理解の段階に戻らなくてはならなくなります。

 

本当に理解しているかどうかを確かめるには、

① 「なぜそうなるのか」を考え、納得できるまで聞いたり調べたりして追究する

② 自分の言葉で説明し、説明できない部分があれば①に戻る

以上の2点を繰り返しましょう。

 

✖暗記が正しくできていない

□ 暗記するときにひたすら書いて練習する「だけ」

 

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間違った暗記法としてよく挙げられるのが、書く「だけ」、読む「だけ」の暗記法です。

 

この方法では、インプット(情報を脳に入れる作業)しかできていないため、アウトプット(情報を脳から出す作業)ができるかどうかが確かめられません

 

効率よく確実に暗記するためには、

① インプットの時間を最小限にして、アウトプットの時間を多くとる

② 多くの情報を一気に覚えるのではなく、細かく区切ってブロックごとに覚える

③ 細かく区切って覚えた内容は、最後にまとめてテストする

④ ①~③の内容を定期的に繰り返す(毎日実施、テストまで1週間おきに実施など)

以上の4点を繰り返しましょう。

 

✖演習が正しくできていない

□ ポイントを見ながら問題を解いて丸にした後、そのまま終わりにしている

□ 分からない問題をずっと考えている、時間を計らない

 

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演習の段階でよくある間違った方法として挙げられるのが上記の2点です。

 

正しい演習を行うには、

① ポイントを見ずに3分考えて解けない問題は誤答とし、ポイントを見て解法を確認する

② もう一度ポイントを見ずに解き直しをして、本当に理解できたかを確かめる

以上の2点に気をつけましょう!

※ 「ポイント」とは、塾教材のフォレスタにおける、解法の説明が載っているページを指します。

 

 

✖丸つけが正しくできていない

□ 丸つけをしない

□ 解き終わって時間が経ってから丸つけしている

□ なぜ間違えたのかを考えない

□ 解き直しをしない

□ 間違えた問題を消して直す

 

ちょっとレベルアップすると・・・

□ 正答の根拠があっているかどうかを確認しない(勘で合っているのをよしとする)

□ すべての選択肢の正誤の理由を考えない

 

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問題を解く「だけ」、丸つけをする「だけ」では、自分の課題が把握できないまま進むことになるため、ずっと同じ間違いをし続けてしまいます。

 

もちろん、テストの点数も成績も上がることはありません。

 

テストの点数や成績を上げるためには、正しい丸つけの仕方を身につける必要があります。

 

正しい丸つけの仕方

① 1単元目を解き終わったら、すぐに丸つけをする
② 間違えた問題では、間違えた原因を考え、解き直しをする
③ 説明を見ながら解いた問題を誤答とし、解き直しまでする
④ 符号ミスなどのケアレスミスをした問題を誤答とし、解き直しまでする

 ①を行う主な理由としては、間違えた原因を明確にするためです。
解いてから時間が経ったときに丸つけをしても、解いたときの記憶がないため、間違えた原因を思い出すことができなくなってしまいます。

 ②を行う主な理由としては、2つあります。
まず、間違えた原因を考える理由は、同じ間違いを繰り返さないようにするためです。
次に、解き直しをする理由は、自分自身が間違えた原因をきちんと理解し、正答することができるかどうかを確かめるためです。 

③を行う主な理由としては、テストにおいて一人で解ける状態をつくるためです。
説明を見ないと解けない状態を放置してしまうとこの先一人では解けない、つまり、テストで解けない状態になってしまいます。 

④を行う主な理由としては、同じ間違いを二度と繰り返さないようにするためです。
符号ミスなどのケアレスミスをした際に、答えを直して正答としてしまうことは誰しも経験があると思います。
間違いを「間違い」だと受け入れなければ、その先の成長は見込めません。
ケアレスミスがあれば、原因を徹底的に追求し、二度と同じ間違いをしないようにしましょう。

 ※ 解き直しをする際に、「答えを覚えているから意味がない・・・」と感じた場合は、2・3日空けるなどして間を空けて解き直しましょう。覚えているからといって、解き直しをしないのは非常に危険です!

 

 

さいごに

さて、これまでご紹介した基本の勉強法がどれだけ大事かお分かりいただけたでしょうか。

 

間違った勉強法を続けていると、どんなに時間をかけても、問題を多く解いても結果は出ません。

 

実力をつけて結果を出したいのであれば、基本の勉強法を疎かにせず、「守」っていきましょう!

【小・中学生向け】独学力を上げるための「守・破・離」

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こんにちは!

あざみ野・新百合ヶ丘・たまプラーザの学習塾/予備校の

MySTEP(マイステップ)です!


皆さんは、「守・破・離」という言葉を知っていますか?

わび茶を完成した千利休の教えを、和歌の形式にまとめた「利休道歌」の中に、「規矩作法 守り尽くして破るとも 離るるとても本を忘るな」という歌があります。

 

この歌の中の三文字をとった「守・破・離」という言葉が、師弟関係を重んじる芸道や武道の世界でよく使われています。

 

この言葉は、

一人前になるためには、まずは師匠の教えを守り、次に師匠の教えを破り、最後に師匠から離れよ

という修行に際しての心構えや姿勢を表した言葉です。

 

実は、この「守・破・離」の教えが、勉強において非常に重要なのです。

今回は、この「守・破・離」の教えをもとにした、MySTEP流・勉強法をご紹介します。

 

 

 

勉強法における「守・破・離」とは

守(型を守る) 基本の勉強法を忠実に実行する

まずは基本の勉強法を真似て、基本の型を学びましょう。

 

この段階では、先生(監督者)から教わった方法を完璧に「守」ります

基本の勉強法を徹底的に再現できるようにしましょう。

 

ただし、ここでは注意すべきポイントが2点あります。

 

① 何も考えずに実行してしまう。

「なぜそうするのか」を考えずただ言われたとおりにするだけでは、ただのロボットになってしまいます。

理由や目的を考えた上で実行することで、次の「破」の段階に進んだときに、大いに役立ちます(詳しくは後ほど)。

 

② 自分流の方法に固執してしまう。

型を学ぶ前から自分流の方法を実践してしまうと、「何が基本なのか」がわからず、上手くいきません。

「自分にはこの方法が合っている」と思ったとしても、結果が出なければその方法は修正が必要ということです。

そこに気づかず自分流の方法に固執してしまうと、ゴール(ここでは成績向上や志望校合格とします)までに遠回りしてしまいます。

そうならないためには、最初に基本の勉強法とは何なのかを理解しましょう。

 

 

破(型を破る) 基本の勉強法を自分なりにアレンジする

次の段階では、「守」で学んだ勉強法を、先生(監督者)と相談しながら、自分に合わせてアレンジしていきます

いわば、「守」で学んだ勉強法を「破」るということです。

 

アレンジする部分は、基本の勉強法を再現したときに「上手くいかない」「自分には合わない」「結果が出ない」と感じた部分です。

 

もしもアレンジが上手くいかなかった場合は、もう一度「守」に立ち戻って原因を考え、別の方法で改善していきます。

 

ここで重要なのは、

「なぜそうするのか」という目的から大きく外れてしまわないようにすること

です。

 

先ほど、「守」の段階で「なぜそうするのか」を考えて実行するようお伝えしました。

 

それは、「破」の段階で基本の勉強法をアレンジする際に、自分に都合よくアレンジしてしまわないようにするためです。

 

例えば、英単語の暗記をする際、「毎回テストするのは自分には合わない(面倒くさい)」と感じたとします。

そこで、英単語の暗記で確認テストを行わずに定期テストに臨みます。

勉強時間の中で英単語にかかる時間が減り効率が上がったように感じますが、結局は暗記できたかどうかを確かめられないためにテストで得点ができないという結果になってしまいます。

 

つまり、

結果の出る勉強法ではなく、単に楽な勉強法になってしまう

というわけです。

 

アレンジする場合、「上手くいかない」「自分には合わない」「結果が出ない」と感じた部分が、自分に都合よく(面倒くさい、やりたくないなど)解釈されていないかを見極めるべきです。

 

そのために、「守」で学んだ「なぜそうするのか」を基準にすると、基本から大きくずれることなくアレンジすることができます。

 

「破」の段階は、先生(監督者)の教えを「破」る段階ではありますが、完全に「離」れるわけではありません

 

ここで暴走しないように、先生(監督者)と一緒に進めていきましょう。

 

 

離(師から離れる) 自分の現状を把握し、新たな課題を見つけ、最適な勉強法を考え、実行する

最後に、先生(監督者)から「離」れ、最適な勉強法を考えていきます。

 

これまで作ってきた勉強法を実行する上で何か問題が起きた場合、「破」の段階までは、相談相手である先生(監督者)が存在しましたが、「離」の段階ではもう存在しません

 

つまり、

自分で課題を見つけ、その課題に対して自分で解決法を探っていかなければならない

のです。

 

この「離」の段階に進むのは、大学受験生でも簡単ではありません

 

しかし、「離」の段階を目指す過程においてこそ、成長が期待できるのです。

 

 

「守・破」の勉強法の例

(例)宿題の実施方法

 

Aくんは、先生から宿題において

① 丸つけをする

② なぜ間違えたのかを考えて理解する

③ 解き直しをする

④ テキストに〇×をつける

ように言われました。

 

「守」の例

目的を考え、理解した上で忠実に実行する。 

 

<実行例>

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「破」の例

 自分なりにアレンジする。

 

<成功例>

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 <失敗例>

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以上の2つの例のように、どんなアレンジも人や状況によっては悪いアレンジになる可能性があります。

 

「破」の段階に入ったら、きちんと自己分析ができること、信頼できる人と相談しながら実行することが非常に重要です。

 

特に、自分が楽な方向に逃げるようなアレンジをしないように注意しましょう。

 

 

基本の勉強法、どれくらいできていますか?チェック

勉強法における「守・破・離」はわかりましたか?

  

皆さんには、「守・破・離」における「離」の段階を目指してほしいのですが、塾に通っている時点でまだ「守」や「破」の段階にあります。

 

しかも、「破」の段階に完全に進んでいるという人はほとんどいません。

 

「守」の段階を完璧にマスターしている人も少ないです。

 

にもかかわらず、「学年トップの友達がやってたから…」「私はこの方法じゃないとダメなんです」と、自分に合っていない、効率の悪い勉強法を続けているそこのあなた!

 

このままだと取り返しのつかないことになってしまいます。

 

そうならないために、まずは「守」の段階において、基本の勉強法がどの程度定着しているのかを確認しましょう。

 

これからご紹介するチェックリストは、「基本の勉強法」における重要な部分の一部を抜粋したものです。

 

以下のチェック項目において、☑が3個以上当てはまったとすれば、あなたの勉強法は危機的状況にあります。

 

まずは、以下のチェックリストを確認し、自分の勉強法を振り返りましょう!

 

普段の学習編

□ 丸つけをしない

□ 解き終わって時間が経ってから丸つけしている

□ 正答の根拠があっているかどうかを確認しない(勘で合っているのをよしとする)

□ すべての選択肢の正誤の理由を考えない

□ なぜ間違えたのかを考えない

□ 解き直しをしない

□ ポイントや説明を見ながら問題を解いて丸にした後、そのまま終わりにしている

□ 暗記するときにひたすら書いて練習する「だけ」

□ 計算で途中式を書かない・残さない

□ 英語で全文書かない

□ 間違えた問題を消して直す

□ ノートに日付を書かない

□ ノートに文字を書きなぐっている

□ 姿勢が悪い

□ 音読・和訳しない

□ 分からない問題をずっと考えている、時間を計らない

□ 「なぜそうなるのか」を考えない

□ 自分の言葉で説明することを意識していない

□ 勉強のゴールをノルマではなく時間に設定している

□ 音楽を聴きながら勉強している

 

テスト勉強編

□ 教科書やノートを読む「だけ」

□ テスト直前にノートまとめをする「だけ」

□ 副科目を後回しにする

□ テスト直前からしか勉強を始めない

 

メンタル編

□ 正答率に一喜一憂してしまう(完成度や精度を気にする)

□ 自分流のやり方に固執している(性格・能力・精神状態に合わない勉強をしてい

る)

□ 「~だろう」で行動している

□ 自分の勉強に満足している

□ ゴール(成績向上や志望校合格)を意識していない

□ やらされている感覚が強い

□ スマホがないと落ち着かない

□ 息抜きにスマホを使っていたらいつのまにか30分以上経っていることが多い

 

いかがでしたか?

もしチェックの数が多くついてしまった場合は、勉強法を直ちに修正する必要があります。

 

次回は、「守」の段階においての基本の勉強法について詳しくご紹介していきます。

お楽しみに!


ちなみに、「普段の勉強編」「テスト勉強編」「メンタル編」のどれが最も大事かわかりますか?

ぜひ考えてみてください!

河合塾第4回 全統高1模試結果 市ヶ尾高校R君偏差値72獲得!

こんにちは!

あざみ野・新百合ヶ丘・たまプラーザの学習塾/予備校の

MySTEP(マイステップ)です!

今回は、河合塾全統高1(第4回)模試結果についてお伝えします!

以前紹介したR君に加えて、K君の模試もご紹介します!

 R君の以前の結果はこちら!

  

 

mystep.hatenablog.jp

 

 

mystep.hatenablog.jp

 

 

mystep.hatenablog.jp

 

 

それでは今回の河合塾全統高1模試結果を発表します!

R君の結果

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K君の結果

 

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二人ともよく頑張っています!

K君もR君も毎日部活があるので、学校の授業中に可能な範囲で内職をしたり、部活が終わってからの僅かな時間を勉強にあてたりと工夫をしてくれています。

R君とK君の素晴らしいところは、平常心でコツコツ勉強しているところです。

「すごい頑張ってる!!」という雰囲気もさほど無く・・・(良い意味で)

※部活が忙しすぎて死んだように疲れているからかもしれません笑

毎日の勉強を、毎日の歯磨きやお風呂と同じように、当たり前に淡々と行うという習慣がついています。

ここまで二人が結果を出せたのは、本人たちの努力はもちろんですが、なにより高1から受験を意識して勉強を開始してくれたことが大きいです。

今、高校1年生で、「高2になったら受験勉強しようかな~」と思っている人がいたら、高2になってからではなく、すぐに始めましょう!

勉強を開始すると言っても、塾は予備校に通わないといけないということではありません。

塾や予備校に通わなくても受験勉強を開始することは可能なので、まずは何をしなければいけないかを自分なりに調べましょう。

「勉強を開始しよう」⇒「どこの塾、予備校がいいかな?」の思考回路では上位層に勝てません。

「みんなが行くから自分も行く」

「塾や予備校の先生が言うからやる」

という考えは捨てましょう!

※「言われたことをするな」というわけではありません。国公立難関私大を目指す者としては「言われたことはこなせる」というのは最低条件です。

 

間違えていてもいいので、まずは自分なりに「いつまでに」「何を」「どのようにやるべきか」を調べ、考えてみてください。

そのうえで塾や予備校を探すと、塾や予備校の方針、システム、自身の学習方針やスケジュールについて担当者と議論することが可能になります。そうすると、塾や予備校に通うことのメリットだけでなくデメリットも見えてくるはずです!

次回の全統模試は5/26の全統高2模試第一回です。

全統高2模試は年3回で、5月・8月・11月頃に実施されますが、全て英数国の3教科です。

国公立志望の人は1月に実施される全統共通テスト(マーク)と2月に実施される全統高2記述模試を活用してください。この2つは理科、社会も含まれます。

計画的に学習しましょう!

 

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講師紹介 青山学院大学 理工学部 神藤先生 

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こんにちは!

あざみ野・新百合ヶ丘・たまプラーザの学習塾/予備校の

MySTEP(マイステップ)です!

 今回は講師紹介第16弾!

青山学院大学理工学部

神藤先生を紹介します!

 

 

神藤先生

【プロフィール】

【出身地】横浜 

【出身大学・学部】青山学院大学 理工学部 機械創造工学科         

【学生時代の部活】テニス部

【趣味】読書  

【将来の夢】エンジニア

座右の銘】しない後悔より、した後悔

 

神藤先生には受験生へのメッセージと、勉強法、出身大学についての紹介文を書いてもらいました!参考にしてみて下さい!

 

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【受験生へメッセージ】

 ~受験生へ~

僕は意志力がすごい弱く、やらなければいけないことを後回しにしてしまいタイプなので塾で勉強をしていました。家にいるとYOTUBEを見たりゲームばかりしてしまうので受験生のときは二つだけルールを決めていました。
一つ目は朝の(浪人していたので)9時から塾が閉まるまで居続けること。
二つ目はスマホをもっていかないこと。
そうすることでほかにすることないから暇だし勉強するかって思えるので自然と勉強時間が確保されます。なので、家で勉強ができない受験生は学校帰りに必ず塾に来て勉強することをお勧めします。慣れないうちはつらいかもしれませんが習慣化してしまうと行くことが当たり前になってきます。勉強することも習慣にしてしまえば苦ではなくなってきます。新しい習慣をつくるにはひとは21日あれば身に着けられるといわれています。なので、まずは21日頑張って続けてみてください!また、勉強の計画を立てることも大切だと思います。僕は毎月の勉強計画と毎週の勉強計画を具体的に立てていました。そうすることで自分は何を勉強したらよいのか、一か月後に何を習得していなければいけないのかが視覚化でき、効率よく勉強できるからです。また、計画を立てるとやらなければいけないことの意識づけがなされて頭のすみに勉強しなきゃいけないという考えが常にあるので、計画を立てない時よりも勉強量が増えると思います。

【浪人生へ】
自分も一年間浪人をしていました。浪人中にメンタルを保つために二つの事を意識していました。
一つ目は他の同級生の大学生活の情報をなるべく入れないように心がけていました。一時的にSNSなどのアプリなどを消していました。
二つ目は他の人と比べないように心がけていました。もちろん他のライバルとなる受験生と比べて劣ってる部分や優れている部分を比較することは大切ですが、大事なことは去年の自分よりどのくらい現時点で成長できているのか、学力をつけることができているのかが大切だと思います。よく言われることですが受験は自分との闘いです。大学に入ったら浪人生や留年している学生がたくさんいて年齢などはあまり気になりません。もちろん現役で行きたい大学に行けるにこしたことはないですが、浪人をして現役の時よりも自分が成長できれば、学力を上げることができれば浪人も価値のあるものになると思います。価値があるものにするために一緒に頑張りましょう!

 

【勉強法について】

英語

英単語と英文法は同じ単語帳、文法書を何周も何周もして暗記していました。何周もしているとだんだん一周するのにかかる時間が短くなっていき、わからない単語や問題も減っていきます。

数学

数学は問題を読み、与えられた情報を整理してどのようにして答えにたどり着いたらよいかをなんとなく考えてから問題を解いていました。数学も同じ問題を何回もといて解き方を覚えていました。新しい見たことない問題であっても、あの問題に似ているからあの解法で解けるかもしれないなど自分の解いたことある問題の解法から答えを導くことができる場合もあります。

物理

物理は図を丁寧に書く、物体にかかっている力の方向を書く、運動方程式などの式をたてる。など問題を解くために必要な道具をそろえてから問題に取り組むように心がけていまいた。

【学校紹介】

青山学院大学

キャンパス
青山学院大学は表参道にある青山キャンパスと淵野辺にある相模原キャンパスの二つがあります。理系学部の学生は相模原キャンパスに所属しています。大きなチャペルが有名です。キャンパス内は自然豊かで広々としていて、キャンパスはとてもきれいです。

カリキュラム
同じ理工学部でも学科によって大きく異なります。理工学部には物理・数理学科、化学・生命科学科、電気電子工学科、機械創造工学科、経営システム工学科があります。機械創造工学科は機械工学に必要な工業力学、材料力学、熱力学、流体力学、制御力学を学びます。他にもプログラミングや自転車を分解して組み立てなおすことで自転車の構造を学んだりできます。

入試
A方式とB方式があり、特にB方式は500満点中数学200点、物理or化学200点(学科によって異なる)、英語100点と理系科目の比重が大きいので、理系科目が得意な人にはおすすめです。

 

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 以上、神藤先生からのメッセージでした!

 

その他の先生紹介はこちら!

 

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 次回もお楽しみに!